書くインタビュー 1 (小学館文庫)

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  • 小学館 (2015年6月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061710

書くインタビュー 1 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 佐藤正午に二人のライターがメールによるインタビューを試みるという企画。
    数年にもわたるこの企画が書籍化されたのがこの本。

    ものすごく面白かった。なんど顔がにやけてしまったか。
    でも基本的には人にはお勧めしない。
    正直、佐藤正午ファンではないければ全く面白くない。
    彼の本を読んだことがなければちんぷんかんぷんだろうし。
    逆を返せば、佐藤正午ファンは間違いなく楽しめる。
    「ほえ」って使うんだ、リアルで。
    津田伸一ってやはりまんま佐藤正午!?
    もうこの「ほえ」だけでツボ。

    でもね、多分みんな疑ってると思うんだけど、この二人のライターは本当に存在しているのか?
    佐藤正午がでっちあげたライターに、まんまと読者は翻弄されているんじゃなかろうか。
    だってねぇ、途中でインタビュアーが交代ってあるかな(笑)
    それとも担当編集がライターになり済ましているのか。
    どちらにしても怪しい・・・。

    それはぶっちゃけどっちでもいいんですけどね、面白いから。
    屁理屈満載、そう鬱で気分屋の佐藤正午の人となりが垣間見れただけで大満足。
    もちろん大先生の手のひらの上で転がされているのは百も承知で。
    このインタビュー続きも出てるみたい。絶対読もう!

  • プレゼント本:茂樹さん

  • 作家佐藤正午にメールでインタビューをするという連載もの。メール返信ということとにどんなことを考えるものかが垣間見えて面白い。最初にインタビュアーとして登場したライターはハチャメチャで作家を怒らせてしまうが、それがかなり面白かった。突然の交代は予定通り?そのままいったらどうだったんだろう。次のライターはかなり気を使いながら質問でこれもまたまったく違う雰囲気で面白かった。

  • 910.268

  • 「た」止めについてのやりとりを読んでいるうちに、数年間抱いていたある作家Xの文章に対する疑問が解消しました。他の作家の本を読んでいて「Xの文章に似ている」と感じることがたびたびあり、そういえばそういう場合は全て「た」止めでした。文章があまりに似ているので、Xは文章アプリのようなものを使って書いていて、他の作家が忙しいときなどに秘密ルートでそのアプリを借り書いているのかもしれない…などと考えていました。「た」止めだったのですね。さすが佐藤さんです。佐藤さんが書かれた「た」止め縛りの文章が、Xの文章には全然似ていないのもさすがです。

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書くインタビュー 1 (小学館文庫)の作品紹介

小説巧者に訊く前代未聞のインタビュー読本

「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いっぱんの対面式のインタビューを『喋るインタビュー』だとすると、今回やろうとしているのは『書くインタビュー』です。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」(本文より抜粋)
小説巧者として知られる作家・佐藤正午さんはいかにして作品を“つくって”いるのか――そんな疑問を直接ぶつけるインタビューが、前代未聞の形式で実現。面とむかって話す機会はおろか事前の打ち合わせもいっさい無し、メールのやりとりのみの「書くインタビュー」はスタートしましたが……。
「はっきりさせておきます。なにがなんでも答えたい質問などこちらにはありません。僕はべつに誰かの質問に答えたくてうずうずしているわけではないのです」
まさかの聞き手交代劇にはじまり作家秘書の口述筆記も! のちにNHKでドラマ化される『身の上話』上梓直前の2009年6月から、『鳩の撃退法』の執筆準備に入る2010年12月までの質疑応答(?)を収録した第1巻。




【編集担当からのおすすめ情報】
文芸誌「きらら」連載の「ロングインタビュー 小説のつくり方」をまとめた文庫オリジナル作品です。佐藤正午さんならではの皮肉とユーモアをまじえた“回答”のなかに、創作の現場での本音も覗けます。「書く」ことに特化した異色の「文章読本」です。

書くインタビュー 1 (小学館文庫)はこんな本です

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