杉原千畝 (小学館文庫)

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著者 : 大石直紀
  • 小学館 (2015年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062175

杉原千畝 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 映画ノベライズだからか、あっさり読めてしまった。

  • 実在した外交官の映画をノベライズした作品。
    政府の命令に背いてまで発行したビザで救われた命は2,000以上。
    今その子孫として生き残っているのが40,000人以上。
    まさに命をつなぐという決断をした杉原千畝は素晴らしい。

  • 簡単に読めました。ノベライズだしね

  • [2015年作、劇場鑑賞]<ユナイテッド・シネマ札幌>
     杉原千畝の外交官人生が過不足なく描かれている。ナチスの迫害を逃れてきたユダヤ人に対して、日本政府の命令に背いて日本通過ビザを発給し、約6千人もの命を救う訳だが、印象的なのは決断する時に想い起こしているハルピン学院の自治三訣。
      人のおせわにならぬやう
      人の御世話をするやう
      そしてむくいをもとめぬやう
    自分の行動を決断するとき何を基準にするか?ここで若いときに教え込まれた処世訓が生きてくる。いかに人間性に根ざした教育が重要かを示している。

  • 映画版のノベライズ

  • 映画を見たので、本も読みたくなって購入。映画館では周りのいろんなことが気になって頭に入ってこなかったことも、文章だとちゃんと入ってきて助かった。

  •  映画感想だったりして。

     道徳教材とかにもよくなっているから、観ておこうと思って。

     この映画は、バカみたいにお涙ちょーだいって感じじゃないからすごく好きだと思った。


    諜報活動をしていた杉原さんのことや、国のために命を懸けていたことがよくわかるから、ビザ発給の決断に重みが出てくる。



    後半で、奥さんと踊るシーンが印象的で。

    歯車が回るように杉原夫妻の周りを人が回り踊る。

    いつか歯車が回った時にのために、今できる最善のことをしようと誓ったにもかかわらず、歯車の中で身動きが取れないかのように、立ち止まり、自分の守りたいものと離れてしまわないように抱きしめる。

    英雄なんかじゃなくて、

    彼は、挫折と失望を抱え、長い時間を生きたのではあるまいか。

    国のために命を懸けてきたことが、何の役にも立てず、敗戦という形で突き付けられる。

    こうならない未来を望んで、世界を変えたいと生きてきたにもかかわらず。


    皮肉にも、国の命令に背いたことが、「世界を変える」という夢を、国を後ろ盾に行うことを離れたことが、


    図らずも世界の認識を変えるような出来事となる。


    悔しかったろうなぁ、と思う。
    悔しいじゃ、済まされないほどの気持ちを抱えていらしたのだろうなぁ、と。


    私は、領事館の机に座る写真しか拝見したことがなかったのだけれど、

    映画のラストで様々な杉原さんと家族の写真が写っていた。

    なんと気骨のある精悍な顔つきをされていることか。

    いるところにはきっと、このような顔つきをなさった方はいらっしゃるのだろうけれど、私は、写真からすら訴えかけてくるような、芯の強さを感じる顔つきの方を、久しく見ておらなんだと、自分の今いる環境に、

    目を覚ませ、といわれた気がしてしまいました。

  • 目の前に困っている人がいれば助ける。
    人として当たり前のことを実践した杉原氏は真のリーダーといえるのではないか?

  • 世界を変えたいと思ったことはあるか?

    という問いが何度も出て来る。
    強い志のもと、自分の信念を持ち、貫く姿勢。
    それは、とても困難なことである。
    特に、杉原千畝が生きた時代は、困難であっただろう。

    自分の立場が悪くなることも顧みず、自らが正しいと思う選択をする。
    その姿勢がとてもかっこよかった。

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杉原千畝 (小学館文庫)の作品紹介

今年最高の感動超大作映画を完全ノベライズ

杉原千畝は1900年、岐阜に生まれた。父親からは医者になるよう命じられていたが、語学への志高く、家出同然で上京する。外務省の留学生募集に見事合格、杉原は満洲の地ハルピンでロシア語を学ぶことになる。そのまま彼の地で外交官としてのキャリアをスタートさせた杉原だが、堪能な語学力と独自の情報収集能力でソ連との北満鉄道譲渡の交渉を成功させる。しかしソ連からは「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」とされ、杉原はリトアニア行き命じられる。
リトアニアでも日本政府のために重要な情報収集を続けていた杉原だったが、1939年、ドイツがポーランドへ侵攻を開始し第二次世界大戦が始まると、ナチスの迫害を受けたユタヤ人の人々が、彼のもとへと日本の通過ビザを求めて集まってくる。政府に了承を得ようとする杉原だったが、もはや一刻の猶予もならず、自らの判断でビザを発給することを決意するのだった。
第二次世界大戦開戦直後、、軍靴の響き高鳴るヨーロッパ・リトアニアの地で、ユダヤ難民の人々にビザを発給し続け、6000人の命を救ったとされる日本人外交官、杉原千畝。彼の真実に迫る感動の超大作映画を完全ノベライズ。

【編集担当からのおすすめ情報】
映画の感動をそのままに、さらに詳しい情報も付け加えながら書かれたノベライズ小説です。映画を観た方もこれから鑑賞する方も、さらに楽しめる内容となっています。

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