「来ちゃった」 (小学館文庫 さ 25-1)

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062779

感想・レビュー・書評

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  • 旅筋。予定を詰め込まなくても濃い旅になってるのが楽しいです。ほとんど一泊二日みたいで、あれもこれもじゃなく目的も一日ふたつくらいだけれどそれが丁度よくのんびりでした。予定になかった事が起こるのも旅の醍醐味だし、忙しなくしてたら見られなかった景色や出会えなかった人もあるのかも。
    移動時間も旅という感覚はわかります。移動中にうとうと出来るのは羨ましい。
    行ってみたい場所もたくさん。特に、能登、後生掛温泉、隠岐。国内でも関東以北は未踏の地(そういえば鎌倉までは行ってました)という出不精なのでこれは…旅筋が刺激されました。再訪も素敵です。

  • 確実に旅に出たくなります。何かとお休み、旅行、となるとなんとなく海外に意識が向いてしまうけれど、あらためて日本を味わう旅も良いものだと感じました。加計呂麻、秋田の後生掛温泉のオンドル部屋、隠岐なんかにも行ってみたい、いや近いうちに行こうと思った次第です。あと、マハラジャエキスプレスもとんでもなく高いんだろうな、と思いつつ、いつか乗ってみたいなと思います。

  • ほしよりこさん「山とそば」と一緒に購入した旅エッセイ。
    初めての酒井順子さん。
    読み終わってから負け犬の遠吠えの人だと知った。
    酒井さんが主に1泊2日でいろんなところへ旅します。
    移動が電車なのが良い!
    運転出来ないから電車の旅はとても参考になる。
    ほしさんのイラストも文章と合っていてとても可愛い。
    思えば遠くへ来たもんだ。
    まさにその通りで一緒に旅をしている様でもあり、自分ならこうするのに、などと考えながら読むのが楽しかった。

著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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