世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫)

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  • 小学館 (2016年5月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062878

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又吉 直樹
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世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。電話、映画、時計…。モノが消えていくたびに、ご主人さまと結びついていた人の記憶までが失われていくようだ。そして悪魔は、世界から猫を消すと提案する。ボクのことなんて消してしまってもいいんだよ、ご主人さま…。最後に、飼い主が選択した決断とは!?
    百万部突破!感涙のベストセラー原作の映画『世界から猫が消えたなら』を、主人公の飼い猫であるキャベツの視点で描いた、感動の物語。

  • 何かを得る為には、何かを失わなくてはならい。
    僕と猫と陽気な悪魔の忘れられない7日間の物語…。

    脳に悪性腫瘍がみつかり、余命僅かと宣告されたご主人様は、
    自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。
    「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。
    電話・映画・時計…。モノが消えて行く度にご主人さまと結びついていた人の
    記憶までが失われて行くようだ。
    そして悪魔は、世界から猫を消すと提案する…。

    主人公は猫のキャベツ。
    キャベツは飼い猫でご主人様がいる。
    ご主人様が悪魔と取引をし、キャベツは悪魔と会話が出来る。
    キャベツの視点で描かれているので、猫が話せたらこんな風に思っているのかなぁと、
    思えて猫が大好きな私には楽しかったし、面白かった。
    最初の、猫は猫であり自分の住みかと食事に人間を利用している。
    人間に飼われている猫などいない。
    猫の方が、人間のそばにいてやっているだけなのだって思ってるキャベツ。
    うん、そうかも~って、微笑ましかった。
    しかし、このお話はとっても深かった。
    自分って何なのか…生きるって…存在するって…。
    電話・映画・時計…モノがなくなるだけでなく、モノの関わった思い出や感情
    関わる何もかもが無かった事になる。全てがリセットされて消えてしまう。
    とっても、とっても残酷だ。
    一方通行の想い出は想い出じゃない。
    誰かと共有できない想い出には、何の意味もない…。
    ご主人様と同様にキャベツも深く考える様になっていく姿も良かった。

    生きる上で、大切なものって何だろうって深く考えさせられた。
    当たり前に毎日が続いていくって、思っているとつい見失ったり、
    忘れてしまったりするけれど、本当に自分の大切なものが何かって気付かせてくれた。
    色々な人や物と繋がりそして自分の世界ができている。
    今を大切に、大切だと思う人を大切に。
    改めて、自分に人生に役立てながら自分らしく生きていけたら良いなぁっ思った。
    軽いタッチで描かれていますが、とっても心に響く言葉か沢山ありました。
    やはり、所々ウルッとしたし、最後の父への手紙には涙が零れました。
    原作の「世界から猫がきえたなら」も読みたい!映画も観たい!

  • 単純にキャベツ君目線のお話かと思ったら、ずいぶんと過酷な内容になっててびっくり!!
    ラストは一体どう結末をつけるのか??
    キャベツ君がそれを語ってくれるとは!
    泣けた(T_T)
    キャベツくんが家族になったあたりの話、ラストのどんでん返しで、号泣しちゃいました。
    人は決して自分一人で生きてるわけじゃないんだな。
    大切な物が消えれば、結局自分が自分でありえなくなる。 原作で思ったそのことを、目の前に突き付けられた。
    でもいいお話だ!

  • 「世界から猫が消えたなら」をキャベツの視点で書いた…なんて表紙裏にあるから、額面通り受け取って読んだら、裏切られた!もちろん良い意味で!


    キャベツの口調もアロハのキャラも(もはやアロハって言葉は出て来ない。アロハ着てないし。)全く違うし、物の消し方や消えた結果の世界の内容もちょっと違う。まるでパラレルワールド…と思ったら、『映画「セカ猫」のキャベツ視点』って事なのね!

    ちょっとした内容の違いで、全然違う物語みたいになってたので、飽きずに読めて新鮮。時代劇かってぐらいに「ござる」や「拙者」のオンパレードなのかなって思ってたしww

    人との繋がり方が良かった。物を消すとそれにまつわる人との関係が変わってしまって、主人公が本当に大切な物は何だったのかに気づいていく。読み手にもそれが痛いほどに伝わって来るし、原作のちょっとシュールな部分もなく素直にストーリーが入ってくるので、素直に涙腺が緩んだ。お母さんの手紙にはウルウル。

    ツタヤとのやりとり、好きだなあ。



    最初は「ん?なんだ。違うぞ?」って違いを見つけるたびに戸惑ってたんだけど、終わってみると、こっちの物語のが断然好きだった。テーマの持つ重みに素直に沿わせてくれる。

    見なくていいや!って思ってた映画、やっぱり見たくなった。

  • 「世界から猫が消えたなら」を読んでから、この世界にもっと浸りたくてキャベツが可愛すぎて読みはじめました!!キャベツの口調がござるじゃなくて入り込みにくかったが、ご主人様とイロイロな絆が深く結びつかれた心が暖かくなるステキな物語でした。

  • 原作を、表紙の猫に惹かれて何年も前に読んでおり、今になっての映画化ということで、その波に乗って登場したのですよね、この作品は多分。
    人に薦められなかったら原作の文庫本だと思ってスルーしていました。あ、キャベツ側からの話なのねって言われるまで表紙見ても気づきませんでした。

    どなたかも書かれてましたが、私も当初キャベツの語り口調、悪魔の語り口調、馴染めなくて若干もやもやしました。
    でも読み終わってみたら、何だろう。
    何年も前に読んだ原作よりも「いい」と思ってしまいました。もちろん原作読んだ上でのキャベツ側からのストーリーということでいいと思えるのだと思うのですが、それでも単純に「こっちのストーリーテラーのがいい」と思ってしまった。
    読み手である自分が、原作を読んだ時よりも多くの人を喪ってきたせいか、それともこちらの著者である涌井学さんの文章力のせいかもしれません。

    「ご主人様」とその大切なものとの関わりや繋がりがせつない。もちろんキャベツとの繋がりとキャベツを拾ってきた父さんや母さんとの関わりも。
    「海の上のピアニスト」私のこれまで観た中のナンバーワン映画です。死ぬ前に観るなら自分なら「海の上のピアニスト」です。その映画が登場したこともじんと滲みたポイントの大きな一つ。

  • 原作と違う部分がいくつかある作品でしたが、これはこれでよかったです。

    視点の違いというよりも、パラレルとして読んだ方が受け取りやすいかもと思いました。

  • 原作を元に書いてあるはずなのに、
    読んでいたらこんなストーリーがあったかなと思うくらいに違う裏話があって少し不思議な感覚でした。
    猫視点で書かれているのでペットが話せたらこんな風に思っているのかなとも
    思えて猫の気持ちも分かった気分にもなり面白かったです。

    この本でも原作と同じく生きていく上で大切な言葉が
    随所に散りばめられています。
    生きていると普段見えないことが沢山ありますが、
    大切な人がいなくなったり、
    自分の命があと少しということになった時に
    本当に自分の大切なものが何かということが
    この作品の中で分かります。
    今自分がここにいるのが何かの偶然にして色々な人や物と繋がり、
    そして自分の世界観が広がっているのだと気付かされ
    感謝する気持ちが湧きました。

    そして自分の人生と照らし合わせながら、
    人生に役立てながら、
    自分らしく生きていけたら良いなと思えました。

    『世界から猫が消えたなら』と比べると少し全体的にぼんやりとして物足りないような印象ですが温かみのある作品でした。

  • 元本を読んでから間があったせいか細かい内容を忘れたりしていたけど、読み始めてすぐに物語の空気感が思い出された。
    この物語のよい所は大どんでん返しがなくて静かなところ。大事なものはなにか、忘れたくないものは?と穏やかに考えさせられるところ。
    猫がいたらいいと思った。フーカフーカと撫でながらそういう事を想えたらいいなと思った。

  • 『世界から猫が消えたなら 』は、3年ほど前に読了。
    なので、話は知っているんですけどね。
    今回は、猫視点のお話。
    前作(?)の記憶が薄らいでいるせいなのか、今回は、悪魔が必要以上に意地悪に見えて辛かったなー。

  • 世界から猫が消えならの美しい終わり方(父いる隣町へ自転車へかけるというオープンエンド)を台無しにしてる。行間の美学、描かないことと描くことのバランスの生み出すハーモニー、せか猫の自分の好きなところ無くして、つまらないところ残してる。朝ドラみたいな小説になってしまった。。。残念過ぎる。

    といいつつも、最後まで一気に読ませる魅了ある。

  • 「世界から猫が~」は前評判の高さにハードルを上げすぎたせいか、あまり感動的ではなかったのだけど、この作品は素直に心が震えた。
    大切なものが消えるって、本当に痛いことなんだな。
    命が一番大切であるなんてことは疑いようがないけれど、大切なものが消えていく痛みと寂しさに耐えてまで、たった一日生き延びたって仕方がないのかもしれない。
    死んだって消えないから。
    恋人の、親友の、家族の心の中に残り続けることが出来るのだから。
    誰の心の中からも消えて生き続けるよりも、きっと幸せなのだと思いたい。
    ご主人様、きっと、幸せだったよね。

  • 猫の側から書いた物語。
    でもちょっと蛇足かな・・・

  • 「世界から猫が消えたなら」(以下せかねこ)の解説本的な本。せかねこではハッキリと説明されなかったことがより明確に語られる。

  • うーん

    映画の書き下ろし、って感じかな。

  • 実際には猫に色覚はないらしい。

  • 猫が消えたなら、を読んだ。
    映画を見た。
    ボクが消えたなら、を読んだ。

    流れは同じ。登場人物も同じ。
    淡々と流れる。終わりは見えている。
    視点だけが違う。

    それでも三回とも泣いてしまった。
    きっと何度読んでも泣けるのだろう。
    とても暖かい作品、シリーズどれも好きです。
    ドラマ化しないかな。

  • バスの中で読んではいけない本。泣いてしまいそうだったじゃないか…

  • 内容は、本のタイトル通り。
    私たちは1人で生きてきたわけではなく、様々な人やものとのつながりの中で、生かされつくられてきたんだと、改めて思わされた。そのつながりを、これからも大切にしていきたいと思う。

  • 「世界から猫が消えたなら」を飼い猫の視点から描いた物語。人間の視点で描いた原作よりも今作の方が遥かに面白かった。話の流れが分かっていたためか一気に読み切ることができ、原作の方をもう一度読み返してみたいと思いました。

  • 人もモノも
    みーんなつながってるんだよな。
    って改めて思う。
    宇宙かぁー

  • 請求記号 913.6/W 35

  • 映画版の猫視点。

    生きること死ぬこと、誰かが死んだら世界は変わるのか、変わらないのか。

    自分に余命が宣告されたとき、何かを消し手でも生きたいと願うのだろうか。それとも。。。

  • ツタヤのエピソードは、小説でも泣いてしまう。
    この作品の中で、1番好き。
    次は、キャベツが「僕」の家に来ることになった出来事。
    (積み上げられた山のようなキャベツ、とかね。)
    この作品は、最初は猫のキャベツの語り口調に馴染めなかったのだけど、途中から、少しずつ慣れることができた。
    キャベツと悪魔の会話は、なかなか愉快だったし。
    あの雨の日、キャベツが行方不明だった理由もわかったし。
    おかげで、また映画を観に行きたくなっちゃった。

  • 本編読んだから軽い読書にと思ってこっちも。わりとよかった。キャベツの思考として、すぐにご主人の考えと同調しないところが味なんだなと。

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世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫)の作品紹介

今年いちばん泣ける映画、もうひとつの物語

余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。電話、映画、時計……。モノが消えていくたびに、ご主人さまと
結びついていた人の記憶までが失われていくようだ。そして悪魔は、世界から猫を消すと提案する。ボクのことなんて消してしまっていいんだよ、ご主人さま……。最後に、飼い主が選択した決断とは!?
百万部突破! 感涙のベストセラー原作の映画『世界から猫が消えたなら』を、主人公の飼い猫であるキャベツの視点で描いた、感動の物語。


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