追憶 (小学館文庫 あ 36-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064032

感想・レビュー・書評

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  • 映画のコマーシャルを観て、買ってきた本。映画は観に行かなかった。最後犯人がいがいでした。

  • 映画の原作。映画観賞後に読了。映画も心に染みる良い出来だったが、細かなところは小説が補完してくれた。映画を観た後でないと、淡々としすぎな感じがしなくもない。

  • しばらく前、友人からこの映画を観てきたとメールがあった。よかったと。
    ちょうど中盤に差し掛かって、年賀状を隠匿したり、単独行動しそうな勢いで、やばいんじゃないの…?とドキドキしていたころだったので、へぇ~最後は「よかった」んだぁ~と思うと、安心して読み進められた。
    まだ上映してるなら、私も映画も観てみようと思う。

  • 映画を観てから読みました。舞台設定は違いがありましたが本筋には影響がないのでスムーズに読めました。映画よりも救いのある終わり方のような気がします。わかりにくかった部分や気になっていた部分を補填できたのでよかったです。

  • 映画も良かったけど、観た後に原作を読みたくなった。舞台設定は違ったものの、小説の良さがあり、これはこれでよかった。

  • 良くも悪くも「収まりの良い小説」とでもいうべきか。
    著者は脚本家とのことだし、映画原作とはなるほど納得。2時間程度で映像化するのには、物語構成や人物背景はコンパクトにまとまっている。けれども、小説としては物足りない気がする。

    テーマが古典的すぎで、ひとむかし前のお話のような印象だった。うーん。

    ついでに表紙もいまいちだと思う。

  • 面白かったし最後は泣けたけど、各キャラクターの心情や、登場する情景など全体的にもう少し掘り下げて欲しい。
    何となく全体的に浅い作りになっているのが惜しい。
    王さんが2度世界一になっている凄さを再認識するとともにアツシたちに起こった事の対比が切ない。
    岡田准一主演の映画はまだ見ていないが、演出でさらに深みのある濃厚な人間ドラマに出来る余地が十分にあると思う。

  • 岡田准一の映画と知ってたので、アツシはずっと岡田准一を思い浮かべながら読んだ。犯人はまさかの人で、意外性があり自分には良かった。

    過去に1ヶ月だけ一緒に暮らした3人(4人?)にまつわるお話。小説としては、少し物足りない感じがあるが、映画となりゃ面白いだろうね。

    自分は普通の親の元で育ったけど、不遇な少年時代を過ごすって本当に辛いね。自分の子供達に虐待するなんてマジ無理だけど、それをする人がいるんだよね。悲しい。子供と接してたら、腹立つ事は多いし、イライラするなんてしょっちゅうだけど、虐待はマジでダメ。

    2022.10.11
    マジか。初めて読んだと思ってたら2回目やった。
    マジか。全然覚えてなかった。。まさかの1つも覚えてなかったパターン。

  • 映画の予告から、興味を惹かれた。期待以上に良かった。映画も是非みたい。

  • 岡田准一主演の映画原作。
    家庭に問題を抱えた三人の少年・アツシ・ケイタ・サトシがある夏に出逢う。三人を優しく受け入れてくれた涼子。つかの間の幸せを三人はそこで過ごすが、その日々は長く続かなかった。ある事件が起き、仕方なく、元の生活に戻るしかない三人だった。
    29年後、川端悟(サトシ)が殺害される。刑事になった四方篤(アツシ)は偶然、殺される前日に彼に再会していた。金策のため北海道にやって来たサトシ、殺したのはケイタ?過去の自分の行いを思い、自己保身と刑事としての自分との間で揺れる四方。そして田所啓太(ケイタ)も同じように抱えてきたものがあったと知り、かつての友情を大切にする決意をするところがいい。29年前の秘密を抱え、誰にも心を開かず生きてきた四方の選んだ結末がよかった。
    あの夏、親に恵まれなかった三人だか涼子との出会いがせめてもの救いだと感じた。

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