絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)

  • 144人登録
  • 3.50評価
    • (2)
    • (1)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 河合香織
  • 小学館 (2017年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064186

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 長期間にわたる連載書評をまとめた本。
    ジャンルも幅広く1回で2冊紹介される中で1冊は必ずしも新しい本ではなく、その2冊の関連性に着眼できるのは、著者の深く長い読書歴があってこそと思う。

  • 2冊ずつセットで紹介する書評エッセイ集。特に印象に残ったのは川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」と米国作家フィッツジェラルドの「若者はみな悲しい」(原題はすべて悲しき若者たち)という作品のテーマの類似性。川上氏が決して既作品を模倣・意識したのではなく偶然の一致、が2人の作家の奥深い心理の普遍性を感じさせてくれるものだった。村上春樹「騎士団長殺し」とエドガー・アラン・ポーの「黒猫・アッシャー家の崩壊」、角田光代「紙の月」とカミュ「異邦人」の共通点の読み解き。
    山田航「ことばおてだまジャグリング」とフジモトマサル「ダンスがすんだ」の2冊も楽しい。「絶望に効く」かどうかは分からないが、案内書として興味深かった。

全2件中 1 - 2件を表示

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)の作品紹介

心が救われる、最強のブックガイド

1900年前のローマ皇帝が綴った孤独から、ドストエフスキーの描いた嘘、カフカの渇望、そして村上春樹の自画像、角田光代の家族、吉田修一の恐怖まで、最近出版された本と、古典と呼ばれるものを2冊併せ読む書評エッセイ。『セックスボランティア』で鮮烈なデビューを飾り、『ウスケボーイズ――日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞を受賞した著者の、人間の深部を見つめる鋭い視点で、100冊の名著の魅力が語られる。
「古代から書かれ、読まれ、受け継がれてきた本。いつもそこには同じ絶望を持った人がいる。人が生まれ、絶望し、希望を持ち、死んでいく。幾億回繰り返されてきたその営みに、私たちは支えられている。間違いなく、絶望に効く何よりの特効薬は本である。ようこそ、絶望に効くブックカフェへ」(「はじめに」より)

絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)のKindle版

ツイートする