どろ (小学館文庫)

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著者 : 山本甲士
  • 小学館 (2004年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080308

どろ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 書評で興味をそそられ積読。それが藤田香織だったことを解説を読んで思い出した。読み出した時の岩室が語る隣人に対する嫌悪感が他人事に思えず、読んだことに対する後悔のような気持ちを覚えた。次に配された手原の語りを読むと、双方ともに言い分と誤解があり、これが人間同士の付き合いの難しさを感じさせる。また、それぞれの家庭環境、職場の人間関係が二人の犯罪行為に少なからぬ影響を与えている。すいすい読めたが、読後感に爽快さはなかった。

  • この著者の本を初めて読みました。
    扱う内容はとても斬新でしたが、なにぶん、内容が「いやがらせ」のため、あんまりいい気持ちで読み進めることができませんでした。第三者であったとしても、これは読んでいていい気がしない内容です。あんまり「次はどんな嫌がらせで反撃するんだ?」とワクワクして次を期待する、、という気持ちにはどうしてもなれなかったのです。
    とはいえ、扱う内容がそうなのだから、当然仕方がありませんよね。
    他の題材の小説も読んでみたいです。

  • そんなことしたら、そうなっちゃうよ!
    実際に怪我する頃からは痛そうで嫌だし、最初から飼い犬の存在がヒヤヒヤ。
    笑って読める人もいるだろうけど。

  • 隣人同士の諍いがどんどんエスカレートして…

  • 隣人との諍いが警察沙汰に…やりすぎ

  • しまった、前買った本だった…。というわけで2度目読了。隣人トラブルの話なんだが、TV等のニュースでこういった事件を耳にすると、「なんでそこまで…」みたいな感想を抱くのだが、これを読むと、あーそうなっちゃいますか、ですよねぇ、となる。読後爽やかでは無いけど、面白かった。

  • お腹が痛くなるような、どちらかと言えば不快な緊張の連続である序〜中盤。しかし、何故かページをめくる手が止まらない。
    人間の嫌な、キモチワルイ部分が列挙されているが、それよりも主人公二人がどこに向かって行くのか気になってしょうがない。
    職も家族も失ってからの終盤は、フィクション色が強く、二人も吹っ切れているためある意味爽やかに読めた。

    テリーが無事でほんとうに良かった…

  • 一言でいうなれば「陰湿」
    よくぞここまで出来るなーというくらいに陰湿です。


    簡単に説明してしまえば、ちょっとしたご近所トラブルから陰湿な嫌がらせ合戦へ突入していく話です。
    すきっと爽やか!な雰囲気は一切なく、ドロドロ陰湿な嫌がらせの連続です。
    まさに『どろ』のタイトルが相応しいといった感じです。



    それにしても文庫の背表紙に書いてある文言が笑えましたよ。

    「とにかく日常にむかついている人、ここまでやってみませんか? おススメです。」

    ……ここまでやったら犯罪ですよ奥さん。

  • 市役所に勤務する岩室とペット葬儀社で働く手原は、大阪の新興住宅街地に居を構える隣人同士。しかし、小さな誤解からお互いに始めた嫌がらせが、職場や家族までも巻き込むエスカレートぶり。どんなにムカついても、腹が立っても、「猫をかぶった状態」でやり過ごすのが、普通の大人である―が、仮面が一度剥がれてしまったら!?お互いに引くに引けず、誹謗中傷嫌がらせがどこまでもヒートアップする泥仕合…。隣の家の住人が気に入らんとか、上司がアホやからとか、とにかく日常にむかついている人、ここまでやってみませんか?おススメです。



    こういうことってのもあるのかもしれませんよねぇ。。。
    なんだか大人になるというか譲ってあげるというか、許してあげる心をもつってのはとても大事なことでしょうね♪

  • 「とげ」「かび」「どろ」と仲間内では三部作と呼んでるけど、これも一種、痛快。地方公務員って・・・

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