感染 (小学館文庫)

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著者 : 仙川環
  • 小学館 (2005年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080469

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感染 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • ミステリーよりもサスペンス。
    大人のよくと善意の裏返しとでページを捲るのが楽しかったです。
    子どものことを考えると一生懸命になってしまうのと、善意の言葉の後ろにある悪意がすごかった。悪いものってどこかにあって、それを防ぐのって大変。
    子どものために何をしてあげられるのか。考えても考えてもその行動が、正しいとは言えないが試してみるしかなかった彼のことを思うとかわいそうだとは思うけど、どこまで調べて行動したのやら。どういう行動をとるのかは親の責任だから選択を誤りたくないものです。

  • 異種移植ってネタもいいし、舞台設定も無理がないし、役者の配置も上手。なのに、書き込みが浅いと云うかノリが軽いと云うか。うーん。専門用語や漢字を多用すれば良いってもんでも描写がくどけりゃいいってもんでもないんだけど。プロットはいいけど肉付けが甘いのか。登場人物が薄いのか。それにネタの重さに文体が合ってないのかな。例えば、舞台がマスコミで、スクープがガセだった…とかって話なら、違和感もなかったと思う。もったいない。

  • 仙川さんのデビュー作でもある物語。
    そのせいなのか、展開も結末も、描写すらも浅い感じがしてしまった。
    子供は宝。
    そんなふうに無条件に子供を愛する親ばかりではないことはわかっているが、ほとんどの親にとっては自分の命に代えてもいいくらいに大切な存在なのではないだろうか。
    病気だとしても治せるものなら治してやりたい。
    自分たちに出来ることがあるとすれば、何でも出来る限りのことはしてやりたい。
    それは自然な感情だとは思うのだけれど・・・。
    大概の場合、子供にとって親とは絶対的な保護者だ。
    だが、親はその限りない子供への愛ゆえに愚かになってしまう。
    親とはそんな哀しい存在でもあると伝えたかったのだろうか。
    結末にどことなく安直さを感じてしまった物語だった。

  • 人間の心理描写がすごくリアルで惹き込まれた。次の展開が気になってさらりと読めてしまった。ちょっと軽めのサスペンスが好きな人にはたまらないかも。

  • 医療ものではよくあるテーマだが、異種移植という技術もあるのかと勉強になった。
    しかし、ミステリとしては展開が飛びすぎでおいてけぼり状態。重いテーマなのにバタバタしすぎで軽くなっているような。

  • テーマはよかつたが、ストーリーが陳腐で先の話が読めてしまって、驚きがなかった。残念だが、記憶に残らないと思う。

  • やや登場人物が多すぎるけど、いろんな糸が解けて一本にまとまる精密な筋書き。親子愛・夫婦愛・医療倫理・孤独感,正義感が入り乱れた臨場感。スピード感のある展開で、久しぶりに徹夜で一気読みした。

  • ウイルス研究医の主人公。夫の前妻の子供が焼死させられた後、夫が行方不明。探し求めるうちに大きな陰謀にたどり着く。おもしろかった。

  • 「ウィルス研究医の仲沢葉月は、外科医の夫・啓介と前妻との間の子が誘拐されたという連絡を受ける。子供は焼死体で発見される。しかし、夫の啓介は女からの呼び出しに出かけていったきり連絡が取れなく帰ってくる様子もない。夫の行方を捜すうち、幼児誘拐殺人事件と夫との意外な共通点、彼女の勤める病院の裏側を知る事になる。」

    作家の仙川さんは「娯楽小説」を書いていきたいと話しています。この言葉通り、この作品は2時間ドラマを見るような楽しさを感じます。そして、とても読みやすかったです。医療サスペンスは知識が無いと難しい印象がありましたが、専門のことばかりに偏らず、登場人物の心理にも焦点を当てているので、最後までスピードが落ちることなく読み続けられました。医療ジャーナリストという仙川さんだからわかる「移植」に関する医療関係者、患者の気持ちも若干入っているように感じました。

  • テーマは臓器移植。
    誘拐事件、そして殺人。
    愛する夫を守るために真実を突き止めようとする、ウィルス学者の妻。
    その妻を始め、登場人物の誰にも魅力が無い。

  • 読みやすくてサクサク読めた。内容的には面白かったけど、主人公の旦那さんの気持ちがよく分かんないな。

  • 読んだことある本だったーーー!と中盤頃気が付く。でも最後まで読めた。いまいち、病気の子を残して不倫して離婚して再婚した意味が分からなかった。けど、異種移植は生理的に何だか受け入れられないので、ウイルス感染というストーリーはすんなり頭に入ってきた。

  • タイトルでだいたいの予想が出来た。
    医療ミステリーの割りに、軽い感じで読めたのでよかった。

  • 『ヒューマンパラドックス』

    感染というタイトルは多分不適切。でもないか。期待していた話ではないが、まあ、読めた。

  • 2回目。

    お気に入りの仙川環のデビュー作。
    テーマは臓器移植。
    医療サスペンスだけど、すごい読みやすい。

  • 映画感染/予言の原作と思ってたけど違った。www
    医療やウイルスが題材の話だが、専門用語などあまり出てこなく読みやすい。
    いろんな意味でかわいそうな主人公…

  • 主人公の諦観、それも自分の外見が綺麗じゃないによる、が作品全体の理由なき後ろ向き感になっている気がして、本来サスペンスと呼んでもいい内容なのに、沸き立つ感じが全くない。

  • 何が起きているのかわからぬまま
    事件に巻き込まれていく主人公。私も彼女と一緒に
    事件の真相を探っていく内に全部読み切ってました★
    それにしても怖い話しでした(´□`;あわわ~!

  • 恩は売っておくもんだ。

  • 仙川デビュー作

     遡って今回初めて読んだ。なかなかいいじゃないか。特にスーパーヒーローや美人ヒロインが登場するわけではなく、臓器移植問題を大きく取り上げている。フィクション色が非常に濃い(つまり現実感がない=それぞれの人物の作り込みが弱い)と感じるけれど、荒削りの良さがある。

     登場人物はそれぞれに不幸だ。特にヒロインはとっても不幸な感じがする。でも、それを乗り越えながら邁進する様や立ち直りのスタートを描くエンディングもいい。

     もしかしたら、このヒロインの夫の選択は自分自身に極めて似ているのではないかと思ってしまう。この自分自身の発想が恐い。

     さて、これがけっこう絶賛されたのか理解できるな。この後の作品をたくさん読んでいるんだが、このデビュー作品が一番いいんじゃないかと思う。横山作品の『ルパン』みたいに。

  • ウィルス研究医、子供、移植

  • 医療ミステリーではあるが難しい専門用語がほとんどなく、すらすらと読み続けられる。
    感染というタイトルでパニック系かと思ったが単なるミステリーだった。

  • 『感染』の恐さがもっとあってもよかったかな。
    しかし暗いしあんまり救われない。

  • 豚の臓器を人間に移植する異種移植を題材にした作品。
    医療サスペンスだ。

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