感染 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
3.15
  • (19)
  • (102)
  • (258)
  • (55)
  • (9)
本棚登録 : 1193
感想 : 138
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080469

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供の臓器移植・異種移植という重いテーマを扱った作品。
    自分の子が助かるのなら、法外な手術であっても、裏ルートを使って受けさせてしまいたい、という親の心境が伝わる。
    子供の臓器移植について、今後日本で認可されていくことがあるのだろうか。

    小説としては、前半に力を入れすぎて、後半の展開が速くなりすぎちゃって、勿体無かったな〜という印象

  • あまり現実味が感じられなかったなぁ。こういう方面の話はどこまで進んでいるんだろ。

  • なんとも、、物悲しい。。
    強い悲しさでもなく、、、物悲しい感じです。

    最後のお墓前の、2人の女性の会話が1番好きかな...。

  • 主人公に救いはあるのかぃ?ちょび頑張れって思った。

  • 読んだら止まらない医療サスペンス。
    実際こんなことありそうで怖くなるけれど、面白い。

  • かなり重めの話を期待していたが私の中ではサラッとした感触。
    著者の他の作品も読んでみたいと思う。

  • ストーリーはかなりおもしろかった。でも、なんとなく人物に魅力が感じられないし、存在感が薄い。

  • 非常にありそうなストーリー。医学界の裏事情が覗ける感じ。なんかちょっと気の毒な主人公。臓器移植。

  • 医師である父親が、是が非でも我が子を助けようと違法な処置をした結果、ウィルスに感染する。それは殺人ウィルス。臓器移植の難しさ、ウィルスの恐ろしさ、命の権利。社会に対し、今後の医療の在り方に問いかける作品。重たい内容でした。

    うーん、もう1つ。最後にパーンと衝撃が欲しかったかなぁ。リアル過ぎちゃって逆に、、、って感じでした。

  • 読みやすかった。
    もう少し夫婦の話を読みたかったなぁ…あの冷徹さ、嫌いじゃない笑"


    オチがばたばたしてる気もしたけれど、納得はできたので。

全138件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仙川環の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×