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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
梶尾真治『この胸いっぱいの愛を』読了。よく考えると、パラドックスは解かれていないけれど、気にしないことにする。あたたかい作品。
梶尾先生作品は久々です。
6年前(!)の映画の原作者によるノベライズ。
さすがというか、映像作品前提の作品
(厳密には「原作」=この作品の原作作品があるんですが)
にもかかわらず、この本だけでも読ませます。
ちょっと優しすぎる物語かな、とは思いますが
とても優しい気持ちになりますね。
話的にはとてもファンタジーですが、
SF色が濃くなく読みやすいので
梶尾先生を初めて読む方におすすめな感じ。
この作品が物足りなかった方は
是非先生の他作品を読んでみて!な感じです。
バタフライエフェクトについては触れていないけれど、
そこが問題ではないから、これでいいのだろう。
ありがち、といらつくこともなく、
素直に読めた。
大きく感情がゆれることもなかったけど、
それがむしろ魅力。
へぇ、そんな経験したんだ、うらやましいけど大変だったね。
そんな感じ。
一生懸命な主人公がよい。
映画を原作者がノベライズ作品にしたもの。
2006年羽田発門司空港行224便に乗り合わせた男女が、1986年の門司へタイムトリップしてしまう。乗客の中で20年前のその場所に固執していたものだけが来たらしい。
思いを遂げるもの、理由を探すもの、それぞれの行動が描かれる。
彼らがどうしてここに来たのか、そしてどうなるのか、それも重要である。しかし、理由や先が分からないが故に、今できることを一生懸命やる姿勢はすごいと思う。
映画よりも、内容が詰まっていてとても良かった。
「そんなこと起きない。でも、もしかしたら、そんなことが起きうるかもしれない。そしたら、僕も勇気を出してもみよう。」
そんなことを思わせてくれる作品でした。
個人的には「黄泉がえり」よりも、今作品のほうが好きでした。
飛行機事故で1986年にタイムスリップした数人の乗客のストーリーです。
それぞれに過去へ戻った意味と目的があって、ベタだと斬って捨てる人もいるかもしれませんが、タイトルのように胸いっぱいの感動を抱く人もきっと多いです。
あたしもうるうるしてしまいました。
好感のもてる登場人物ばかりでしたしね。
20年前の自分の居る世界へのタイムスリップ。主人公以外にも、何人かの人間が一緒に20年前にタイムスリップする。それぞれが20年前の時代に心残りがあって、それぞれがその心残りをその時代で見つけて、解消していく。 主人公の鈴谷は、20年前の小学生時代の自分と一緒に生活をして、自分の今(過去の自分にとっての未来)をよりよいものへと変化させて行こうとする。子供の頃の憧れの和美姉ちゃんとも再会し、子供... 続きを読む »
とある出来事をきっかけに1986年にタイムスリップするお話し。
その時に後悔の念が残るものだけがタイムスリップする。
死に目に会えなかった盲導犬。
割ってしまった大切な鉢。
交通事故で死んでしまった息子。
自分を産んだ直後に亡くなった母親。
何もしてあげられなかった大好きな年上の女性。
そんな思いを胸に、過去を変えるために今を生きる。
黄泉がえりの作者が自ら書くノベライズ作品。
すらすらと読め、読み終わった後にはほんのり暖かな感覚が残る。
映画も観てみたいと思わせる作品。
すごくすごく良かった。布川の話が1番好きです。でもどの話も温かくて優しくて心がほんわかする。それのせいで泣いてしまうけれど。後半はババッと読んでしまうほど、引きつけられました。映画にもいつか手を出してみたいと思う。
Whole Lotta Love を知らない人は
このストーリーからどんな曲を想像するだろう。
過去を振り返るというのは後悔や変えたい事柄があるからで、
不可能なことに対して後ろ向きという声もあるだろうし、
こうやって物語として心を慰めるしかない。
映画版とはラストが異なるということを聞いたが
登場人物の違いと、それぞれの行動が何を目的としていたかの
違いを考えれば、こちらのラストの方が当然な印象。
ん?映画と違う結末ってことは、作者が過去に戻って
物語をやり直したかったってことかな?
淡い初恋と同時進行で青年期の恋愛感情
自分との兄弟愛で「この胸いっぱい」
私は見ていないが映画を見てから本を読んだらよいと思う。
結局、一気読みしてしまった。映画を先に見たので、いつもとは逆に満足感UP。映画の不満が解消されて、幸せです。梶尾さんの小説は、やっぱり泣けるわ~。「黄泉がえり」も原作は泣けたんだけどね。言葉というか文章の力は凄いと思う。画像でみるよりイマジネーションが湧くし、人物にも感情移入できる。好きです。
梶尾氏の「クロノス・ジョウンターの伝説」の映画化作品である「この胸いっぱいの愛を」のノヴェライズ版。
映画より数段よくできている。
映画のノヴェライズは基本映画よりよくなるんだよなぁ。個人的評価は。
やはり想像というキャンバスは偉大ということか。
もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。
そして、やり直すことができるとしたら。
過去に戻ってしまった登場人物たちが
それぞれやり残したことをやる物語。
自分を見つめなおす機会になった
自分が今過去に戻れるとしたら
何をしているのかな。
あの時こうしていればどうなっていたか。
もし後悔していたことをやり直せるなら。
よくある話だろうと思っていたら、否、心を見つめるいい作品だった。
人の死が間近にあると余計にそう思ってしまうのかもしれないけど。
1986年に心残りや思いを残した人が飛行機事故のせいで過去に戻ってしまった。
6人がそれぞれにその心残りを解消しようとする。主人公の鈴谷比呂志は過去に戻り、
好きだったが、病気で亡くなってしまった和美姉ちゃんを救おうとする話。
その時代にやり残したことのある人が、タイムスリップしてそれをやり遂げるといった感じのお話で、泣けました。4人それぞれの思い、葛藤、そして後悔がよく描かれていて共感できました。そして私も今を大切にして自分の想いは素直に伝えていきたいって思いました。
もし、過去に戻れるとしたらいつがいいかな?っと考えてしまいました。
この物語のように、過去に戻って後悔したことややり残したことなどができればいいのにって思いました。
家にDVDがあるので、次はDVDを観てみたいと思います。
映画と同時に出版された作品。
「もし、自分がもう一度、やり直すことができる時間に戻れるとしたら」、という誰もが思った事がある体験を実際にしてしまう登場人物たちの話。
映画と本では違う点が多々あり、本の方が個人的には好きです。
感動いっぱい、希望や愛を与えてくれる作品です。

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