バリア・セグメント 水の通う回路 完全版 (小学館文庫)

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著者 : 松岡圭祐
  • 小学館 (2006年8月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081046

バリア・セグメント 水の通う回路 完全版 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 松岡作品は、テンポが良く読み進められるので、今作品も二転三転する展開を追って一気に読んでしまいました。

  • 誰が敵で誰が味方か、そして事件の真相がどんなふうに着地するのか、二転三転する先の読めない展開です。
    異常な事件でも現実的な結論に持っていく辺りが、さすが松岡さんだなと思わされました。

  • 既出の作品を改訂しての再発表作品。今作の改訂で大きな違いは前作では明らかにならんかった犯人が設定されてる事。事件を大きくした発端になる犯人が存在した事で、事件の背景がはっきりして読み終わった後、スッキリした後読感があります。。。

  • 水の通う回路もバグも読んだはずだけど、完全版はまた完全版として楽しめました。
    同じモチーフでも、角度を変えて小説にできるってやっぱり才能なんでしょうね。
    どれも面白いのってのがまたすごいです。

  • 事件の発端は、少年が自分の腹をナイフで刺し
    そこから、少年少女の自殺未遂事件が続々と起きる。
    自殺未遂をおこす共通項は、唯一、ゲームソフト。

    そのゲームソフトの会社社長、桐生の敏腕さ。
    ゲームの中でも、死をイメージするようなものは一切排除し
    世界的にも指示されるディズニーのような存在になりつつある、桐生の会社。
    だけど、会社は大きくなればなるほど、ゲームとは無関係の管理者のエゴの
    要求ばかりが先行していくのは、どこの世界でも、同じなのか・・と。
    それでも、自分の信念を貫こうとする桐生の生き方。
    そして、その事件に関わる手がかりの有能なプログラマー、津久井。
    カレは味方なのか、それとも裏切り者なのか。

    初回版では、ゲーム会社のライバル会社社長、神崎との
    面白い対決にドキドキし。
    事件に関わる政治家や、警察などの背景も細かく描写されてるんだけど
    今回の完全版は、結局、事件の犯人は
    あらゆる一般人が、いかなる理由で、いつ犯人となりうるのか
    そんな世の中なのだと。
    この98年に松岡圭祐が、当時から描いていた犯人像ってのが
    実は、いま、現在、犯罪が起きてる日本にはとても近いものなんだと
    予告してたようで。空恐ろしい。

    でも、98年に書かれた本も、それはそれは、先をいってて
    この時代に書かれたものとは到底思えないコンピューター関連の内容だったり
    かなりのインパクトがあった。

    今回の完全版には、その内容にリンクするような実際に起きた事件などが
    細かく入れられているんだけど、
    それも、やはり松岡圭祐は、予告してたようで、空恐ろしい。

    この松岡圭祐って、9、11の前にも、小説を書いてて
    まるで、それが分かっていたかのような内容なのに、事件が起きる前に出版されたもので
    どんだけ、アタマの中が進んでいるんだろう???と
    すごく衝撃的だったけど。

    ・・・と、いうわけで、かなり移入しながら読むタイプの私は
    とても時間かかりました。
    話の筋は、ほぼ分かっているのにも関わらず、
    再度、入り込んで夢中にさせてしまうってのは、松岡圭祐。アッパレ!です。

  • 改訂版・・・。
    なんだか昔のとぜんぜん違う結末になってる気がする・・。
    でもこっちの方が良しです。
    前のは正直イマイチだったので・・・

  • 9ヶ月前に「水の通う回路」の文庫化版を読んだばかりでしたが、読んだことがあるというだけで、ストーリーも結末も記憶になかったし、コンピュータ関係の記述も最近の情報で補完されていたので、それなりに楽しめました。
    以下は、2001年の文庫化版「バグ」の読感。<BR>
    ゲームソフトで遊んだ子供が、自殺行為に走り出す!その謎と陰謀を解き明かすサスペンス。さすがに5年以上も前の作品で、コンピュータ関係の記述が少々現実とそぐわない面が目に付きはしましたが、臨場感たっぷりに読ませてくれたのは、さすがの松岡作品。<BR>2006/11/13

  • 『千葉県で小学六年生が自らの腹部をナイフで刺すという事件が起きた。そして、瞬く間に、同様の事件が全国の小学生に拡大した。子どもたちは口をそろえて言う。「黒いコートの男が殺しに来る」と。事態の究明に乗り出した政府機関は、全ての被害者が人気ゲーム“シティ・エクスパンダー4”を事件前にプレーしていた事実にたどり着く。だが、ゲームメーカー社長の桐生直人には思い当たるところがなく、社員や同業者をも巻き込み事件の真相は思わぬ方向へと展開していく―。単行本初版発刊から8年。大幅な改稿で、新たな生命を与えられた著者入魂の傑作。』<BR>
    ◆これはかなり面白かった。先が気になって気になって一気に読んだ。ゲームとかパソコンとかを全くしない人にはちょっと分かりづらいとこもあるかもですが。津久井や糸織のように自在にコンピューターを操ってみたいものだ。

  • 親本『水の通う回路』『バグ』の完全版らしいです。2冊とも読んでないので違いはわかりませんがストーリーは結構違うらしいです。被害者はゲームをした子どもたちで、その謎は意外な結果で…。その他、津久井という登場人物が話を面白くしてて一気に読んでしまいました。

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