転生 (小学館文庫)

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著者 : 仙川環
  • 小学館 (2006年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081176

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転生 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • "ジェットコースターミステリ"と評してあったけど、まさにそんなに感じ。飽きずにハラハラしながら最後まで読んでしまう。

  • 仙川環さんの作品を読むのは三作目!

    感染と繁殖には『盛り上げるだけ盛り上げといて最後のそれ何!?』と、オチに少しがっかりさせられました。

    しかし、本作『転生』は及第点!


    他の作品もですが、まず第一にスピード感が良く一気読みできます。


    フリーライターの独身女性がある日突然、『あなたの子供です!』と生後三ヶ月の赤ん坊を預けられる。負けん気だけは人一倍の彼女は押し付けた相手の素性を暴き『返してやる!』と帆走するのだが殺人事件に巻き込まれていく。


    傍若無人な主人公に全く魅力が無く、感情移入する事は出来ませんでした。

    281p迄は・・・

  • 突然、赤ん坊を差し出され「あなたの子です」と言われる悲劇。でも、言われたのは男性ではなく女性(男勝りではある)という始まり。登場人物のキャラが明瞭過ぎてわかりいい。

  • 深沢岬が、赤ん坊を押し付けられ、右往左往するところまでは良かったのですが、この人のかなりの俺様っぷりに少し引いてしまいました。
    周りのことはお構いなし、わが道を行く、おばをあごで使い、元同僚を脅迫して協力させるはで、まさに、外道です。

    そんな彼女が真相にたどり着くまでは無理なく、きれいに書かれていますが、その後のことが納得行かなかった。

  • 昔提供した卵子によって生まれた子供を押しつけられたフリーライターの主人公が、出生の真実に迫る。意外な結末でおもしろかった。いじめた元同僚がいいアクセント。

  • 昔、「試験管ベビー」と言う言葉が、話題になったことがある。
    現代、精子だけの保存でなく、卵子の保存も可能な時代になって来ている。
    この、仙川環さんの本は、初めて読む本です。
    大阪大学大学院医学系研究科卒と言う才女。

    どんな本なのかと言うと、この本は、ホテルのロビーに呼び出された主人公の岬が、覚えのないのに、「貴女の子供です!」と、赤ちゃんを押しつけられたことから、物語が、始まる。
    数年前までは、羽振りが良かったのに、今は、格をを落とした洋服、バッグを身につけるフリーライターになっている岬が、アメリカ留学のためにした卵子提供のアルバイトが、原因になっているのだと、気づいて、調べ出す。
    クローン人間と、昔騒がれた、言葉も、導入されているが、難しい医療専門用語も、出てこないので、す~っと、読み進むことが出来る。
    最後に、殺人を犯したの人物の精子で、この赤ちゃんが、出来たと言う所は、なんか、人間の尊厳が、軽く扱われているような感じであった。
    子育ての大変さを知らないから、岬が、自分の子として、育てると言う所は、やはり小説だから、出来ることかな?と、思った本であり、こんな風に、子供が、出来たら、愛情が、湧かないだろうな~と思った。

  • 2作目らしい

     気が強そうな美人というヒロイン像が、初めて拝んだ作者近影とかぶる。阪大医学部の方だったんだな。

     その気で読むと、カラッとした表現の中に服装や香水などの表現の細かさに気付く。

     ストーリーは、実はあまりおもしろくない。非ハードって感じで、クローン技術というよりも、戦う女性戦士って感じ。でも寝床で一気読みできるリズム感と贅肉があまり無いシンプルさがいいな。

     二文字にこだわるタイトルとか、けっこうお気に入りの作者さんだな。

  • 医療ミステリーと言いながらたいして専門用語もなくすらすらと読めるのだが…。
    タイトルと内容が繋がらない(@_@;)

  • こちらもタイトルと中身にズレがある感じ。
    重たいに違いはないのだけども。。

    話自体は読み甲斐ありました。

  • クローン人間ネタの小説。
    主人公の行動力や考え方は、興味深い。

  • ブッククロッシングを通して手にした本です。
    http://www.bookcrossing.com/journal/7676784/

    最後まで読んだところで、どうしてあんなにギスギスした人物が出てきたのか分かったような気がしました。子供を持った自覚が生まれる前と後のコントラストだったのかな、と。それにしても、人生ってそんなにしんどいかなぁ、そんなにいつも怒ったり不満ばかり感じてる不幸せな人が多いのかなぁ、と思わずにはいられなかったわけですが。あれくらい怒りに燃えているカリカリした人じゃないと、真実追求にひた走る事が無かった、ということでしょうか?ふむ。。。題材は面白かったけれども、アプローチやライティング・スタイルには特に惹かれるものを感じませんでした、残念ながら。話の流れ方や閉め方も力任せに強引に、という気がしなくもないのですが、主人公のあの怒りパワーで無理矢理出来事が起こった、という気にもなる。最先端の不妊治療や受精卵の問題を題材にした作品なら、ミステリーでは無いけれど、ジョディ・ピコーのものの方が俄然興味深いと個人的には思いました。

  • 産まれてくる命は誰のものでもないし、どんな役割も担わせてはいけない、というメッセージ。
    主人公が不快極まりないが、サブキャラが良い人たちなのでまだ読める。

  • フリーライターの主人公が仕事の依頼で待ち合わせしたら、いきなり「あなたの子です」と赤ちゃんを押しつけられた…そんなことが現実にあったら発狂しそう(笑)

    タイトル「転生」は何を意味しているのか?と思いながらストーリーを追っていきました。

    お、重い…
    人間の業といいましょうか、軽はずみなことはしちゃぁアカンというか、なんというか…。

    生まれてきた赤ちゃんに罪はないけど、けど…いろいろ考えさせられる内容でした。

  • 重い思い、重い責任に引っ張られた人生が転がっていく。

  • 巻末の解説で「ジェットコースター・ノベル」と評していました。
    読み終わった後でその記述を目にして、なるほど、と納得。
    この著者の本はコレが初めてでしたが、一気に読み終えました。
    最初は主人公の性格(目的のためなら手段を選ばない)などに嫌悪感を覚えていたのですが、終盤にかけて上手く成長させていって、最後は良い読後感でした。
    前作の「感染」の方が有名みたいですので、そちらもいつか機会があれば読んでみたいですね。
    そう思わせてくれるミステリーでした。

  • 医療+推理みたいな感じの小説。
    途中まで、強気で自我の強い岬が全く好きになれず辟易してたけど、最後の選択で持ち直した。
    きちんと決着して終わるところも良い。

    面白く読めるけど、続きが気になるハラハラ感は少ないかなぁ。

  • これは面白かった。
    読み進めたくなる気持ちがどんどん強くなっていく。
    どんどん引き込まれていくのがわかる。

    トリックのようなものは早い段階でやはりなんとなくわかってしまうが
    それがわかってもとりあえず話の先が知りたくなった作品。

  • 不妊治療、人工受精と考えさせられる問題ではあるが、いまいち共感できない。

  • この作者は始めて読みました。フリーライターだった主人公が急に自分の子供だという赤ちゃんを押し付けられて、その親を探していく過程で徐々に母性に目覚めていくといった感じでしょうか。割とスピード感があったのか、サクサク読めました。ちょっと最終的に良い人になりすぎている気はしたけど。

  •  解説によると「巻き込まれ型女性主人公医学ミステリー」。前作と同じく、タイトルの意味がわかってくるのは後半すぎ。他の方も書いていましたが、どうも主人公が好きになれない……。このエンディングで、ぜひ禁煙してくれていることを望みます。

  • 「その子はあなたの娘だ。引き取ってもらいたい。」

    フリーライターの岬は仕事の依頼で待ち合わせたホテルのロビーにいる時に1本の電話で目の前のベビーカーに乗ってる赤ちゃんを押し付けられてしまう所からスタート。
    最初は、産んでもいない赤ちゃんを押し付けられた事に激怒する岬。
    まぁ、『女→男。』の構図じゃなくて『男→女』やから激怒するんも分かるけど・・・。
    でも、その時に岬はお金欲しさに違法って分かってながら提供した自分の卵子の事を思い出す。
    手違いで生まれてしまった赤ちゃんのミチル。
    なんで、自分の所にミチルが来たんか?
    その謎を解明するために走り回る岬。
    最初は、ミチルを押し返そうと思ってた岬やけど色々な事が分かっていくウチにミチルへの気持ちが変化して最終的に自分の子供として育てようって決心する。
    でも、岬は色々と調べてる間に殺人事件に巻き込まれててラストシーン直前に殺人犯と一悶着があったり。
    ハッピーエンドのようで、そうじゃないような終わり方やけど、読みやすくて面白かったよぉ。

  • 子どもに育てられた女、ある意味、自分みたいかも。

  • この主人公は「感染」同様好きになれない・・
    それが狙いなのかこういった女性しか書けないのか。
    強くて凛とした女の人は好きだけれどどうもただ自分勝手な思いで好き勝手に行動して迷惑を掛けてるとしか思えない。
    自分が正しいと思ったならばどんな事をやっても良いと思っているんだろうか。
    まぁそれくらいの根性がなければ記者なんてできないのかもしれないけど。

    最終的に子どもを育てるのもな~んか唐突。
    難しい内容じゃないから話的にはわかりやすいし読みやすくて良いけど。
    それにしても子を産めなくなってしまって悲しい気持ちは理解できるけど同じ子をと望むのはあまりにも勝手すぎる・・

  • やっぱり主人公が好きになれない。おもしろいのになあ。

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