あなたへ (小学館文庫)

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著者 : 河崎愛美
  • 小学館 (2007年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081688

あなたへ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 【本の内容】
    そこに与っていたのは空に向かって飛んでいくシャボン玉。

    「想い」と題された一枚の写真をきっかけに少女は少年へ想いを募らせていくが―。

    ピュアな感性とみずみずしい文章で描き出された「十五歳の純愛」。

    第六回小学館文庫小説賞受賞の話題作が待望の文庫化。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ビル・エヴァンスを聴きながら読んだ。

    エヴァンスは言わずと知れたジャズピアノのメ名手であるが、彼の繊細さと優しさは周りの雰囲気を透き通った世界に変えてしまう力がある。

    本作品の散文調かつ凝った修辞を抑えた平明な文体は、読者を澄んだ河崎愛美の世界に誘う。

    それは、取りも直さず穢れのない純粋だったころの自分を登場人物に映し込み、共感する感動である。

    今夜はエヴァンスの得意なナンバー、「いつか王子様が」をチョイスして寝ることにしよう。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ちょっと勘弁してくださいという感じでした。
    女子中学生が、写真を撮るのが好きな男の子を好きになったけど、男の子が死んじゃったという話。一途な報われない恋愛小説といった感じです。

  • 一方的なラブレター

  • 心に響く言葉が詰まった一冊。

  • 手紙を読むのってこんなに大変なのか
    とか思ってしまった。
    1冊の手紙はきついわよね。

    私と同い年の女性が書いたお話だというので
    期待したけどそれほどでもなく。
    15歳って、すごいたくさんのことを思っていたなぁ。

  • 高校生に薦めたい本を探していて、購入した記憶がある。


    なのでストーリーは自分の好みではないのだけど、十五歳の作者が描く恋の欠片が散りばめられていて、なんかうずうずしてしまう。


    行間の使い方も、若い感じがする。でも、それが同年代の子達には共感の材料であるように思う。

  • たまたま目に付いて手に取ったけど
    買うのをすごくためらったけど、結局買っちゃった本です。
    でもこの本も買って大正解でした。
    こんなにもピュアで透き通った文章にはそうそう出くわせません。
    この人もためらい無く買うリスト入りです。
    それで、驚くのが、この人はまだ15歳であるということ。
    いや15歳だから書けたものなのかもしれないけど
    変なフィルターを通さなくても、すごいです。
    これほどのものがかけるのは、羨ましい限りです。
    これからもよろしくお願いします。

  • う~ん
    期待してたほど面白くなかったかも。
    ありきたりすぎな展開でした
    しかも主人公軽く妄想入っててちょっと怖かったし

  • 15歳の少女が書いたなんてことを忘れてしまう・・。


    でも主人公の心理描写は同い年だからこそわかるような細かいところまで丁寧に表現されてる。


    と、同時に一文一文、もっと深いところまでついてる。


    片想いって切ないよね、馬鹿みたいだよね、でも楽しかったりもするよね。


    情景描写はきれいだと感じるとこもあったけど、飾りすぎていて頭に入りにくい感じがちょっぴりしたのが残念。


    これから彼女がどんな物語を描いていくのかが楽しみ☆

  • 私には合わなかったみたいです。

  • 凄く素敵な作品でした。淡々とした表現の仕方にどんどん引き寄せられて離せなくなるような作品。一生の宝物です。これだけ1人の人を大切に思えたら素敵だな、と思います。久しぶりに良かった小説です。すっごくオススメ。

  • 手紙形式で綴られていく文章は、淡々としていて、それが逆に悲しさをにじみだしていました。
    とはいえ、なんとなく読み応えが感じられず、小説というより空想の産物的な印象を受けました。
    15歳が書いた15歳の話。にしてはリアルさがなかった気がします。
    解説で池上冬樹さんが触れていましたが、誰の名前も出てこないところは、この題名の簡潔さと静かさをあらわしているような気がして、素敵だと思いました。

  • 読みながら胸が締めつけられるような感覚に陥りました。こんなに人を愛せるって素晴らしいと思いました。切ないですね。

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