anego (小学館文庫)

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著者 : 林真理子
  • 小学館 (2007年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081725

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anego (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • なんて女を振り乱した作品だろう。
    そして、私はホントにナオコの
    考え方、プライド、時には男に溺れたり、意地悪を言ってみたり、落ちてみたり、突っ込んでみたり、この行動がもうよく分かる。笑
    男女差別するわけじゃないけど、女ってなんでこう、、男がいたらそれが中心となって、普段の生活がサブみたいになるんだろう。
    でもこういう生き方、私は嫌いじゃない笑

  • 何年か前にTV化されたのは知っているが、観ていない。その時、タイトルからOL生活の中でガンガン働き頼りにされる主人公の痛快劇と誤解した。
    読んでみると、意外にドロドロした男女関係物語で、30代女性の結婚観や怖い人間模様だった。林さんの小説は、「不機嫌な果実」「満ちたりぬ月」しか読んだことはないが、ドロドロな人間模様であるが、生きていく上で知っておいた方がよいだろう事柄があり楽しめる。自分にない感情や知らない世界など学べる利点あり。

  • 林真理子ってかんじ。

  • 怖かった〜。ドラマよりラブコメ色薄い。原作のイメージは篠原涼子より米倉涼子かな〜。

  • 面白くて一気読み。
    30を過ぎて商社OLとして働く奈央子の物語。
    年下の黒沢くんに結婚告げられるところ、悔しい気持ち分かるなぁ。
    沢木さんとの話は絵里子が不気味すぎて、最後せっかくいい人が現れて幸せ掴めそうだったのに残念なラストだった。幸せになってほしい。
    いつもながら林真理子の描写は憎らしいほどに的確で、分かる分かるってところ多々。
    純愛とは対極で俗にまみれているけれどこれが人間ってものなんだと思う。

  • ドラマをうっすら思い出しながら読み終えた。

    なんだか、最後がなぁ‥‥

    ラガーマンと幸せになってもらいたかった。

  • ドラマと全然違った。
    まぁそれはそれでいいんだけども、仁くん…原作では脇の脇。原作とドラマが大胆に違うのは別によくあることだけど、驚いたのは後書きで中園さんが脚本を狙っていた、と書いてたところ。めっちゃ書きたくて狙ってて、こんな話変わるの?てなったね。

    歳を取ると恋も結婚も難しいね。

    林真理子地味に初めて読んだけど、仕方ないのかもだけど、ちょっと時代を感じる。

  • 合コンに明け暮れた、20代前半の頃を思い出した。あれはあれで楽しかったな。ハッピーエンドを期待したのに、思いがけずミステリアスな終わり方だった。森山と幸せになって欲しかったなー

  • ドラマの記憶だと、若いのとうまくいくのかなと思って読んだら、ドラマとはけっこう違ってた。
    面白かったんだけど、商社のOLってほんとにこんな暮らしなのかな〜

  • 男っぽいさっぱりして姉御肌な女性が、後輩たちに慕われて活躍するという、気分爽快なストーリーを勝手に想像してしまっていたので、結末にはガッカリ・・・気分が重くなってしまいました。

  • 前半は行き遅れの働く女性が男性を品定めするような話だと思いながら軽い気持ちで読んでいたけど、沢木夫妻に出会ってから、話が転がり出して、先が気になり睡眠時間を削り最後まで一気に読んでしまった。
    不倫の代償とはいえ、あまりにも大きい……最後の文章はちょっとホラーめいてぞわっとした。
    ドラマの方は観ていないのですが、ドラマと小説は多分別の物になっているんだよね?
    このまま、ドラマ化したら最終回でドン引きしそう……。

  • あまりにも考え方があてはまりすぎてて・・・

  •  ドラマ視聴からの原作読了。読んでみるとドラマは随分と爽やかに作られてあったんだなぁと思う。
     恋愛、結婚、セックス、不倫、年齢を重ねること。共感できることもできないこともあったけど、それって全部表裏一体な気がする。
     そして最後の一文はある意味ホラー。鳥肌が立った。

  • ---
    野田斉子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。 主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化です。

  • 初物強化月間、初林真理子。中園ミホ脚本のドラマは演出手法で話題だったよね、ちょっとだけ観た記憶が有る。さて普段読まない文章を読むのはなかなか楽しい。マンガチックというと失礼に聞こえるけど、あんまり考えながら読まなくて良いし。ドラマよりちょっと古い時代の商社が舞台になってるところも、溜池時代を思い出して懐かしい。が、後半ドラマからは全く想像つかないこの展開とは思いもよらなかった…。なんだか女流作家の作品を読むのがだんだん怖くなってきましたよ…。

  • 林真理子って初めて読んだけど、凄いと感じた。
    心情の吐露なんて、リアルに感じる。
    女性たちの感想がどうかわからないけど、男としては、かなり強い物語だった。

    割り勘駄目出しが強調されていて、笑えてしまった(自分の不甲斐なさに)。

    女性の生き方が描かれているけども、人生の泥沼に溺れてしまう男性の立場から読んでしまったようにも感じる。

    主役はナオコなんだろうけど、視点を変えて、ナオコを脇役にして読んでみることの示唆もされていたのは、深く考えさせられた。

    あまり深く考えると、怖い作品だと思った。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)
    野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化。
    ———————
    【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
    林/真理子
    1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞を、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞
    ———————

  • <megukoの感想>
    2007年に篠原涼子主演でドラマになった原作本。
    ドラマは見ていなかったので、内容が同じかどうかは分からなかったけれど、どうやら違うよう。ドラマでは、後半の不倫からのドロドロの展開はなかったみたい。

    主人公の奈央子は、偶然にも今の私と同じ32歳、独身。

    仕事、恋愛、結婚、人間関係などいろんな悩みがつきまとうアラサー女性の心情が、とてもリアルに、上手く表現されている。
    私は奈央子のように、仕事ができる、アネゴキャラではないから、ちょっと憧れる部分もあった。
    "女が女を叱る、というのは、なんと損な役まわりなんだろう。これを押しつけられたとたん、女はいっきに年をとるような気がする。”
    それでも人の面倒を見てしまう奈央子は、可愛くて、好感が持てる。

    奈央子の考え方や行動にすごく共感できる自分がちょっと辛かったけど、スッキリさせてくれる部分も多かった。
    男性にはちょっと怖いかもしれないけど、女性の心を知る上ではとても参考になると思うので、ぜひ読んでいただきたい一冊。
    女は、強いぞ〜。笑

    <内容(「BOOK」データベースより)
    野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化。

    <目次>
    第一章 合コンの掟
    第二章 姉御の正義
    第三章 見合い
    第四章 厄年
    第五章 不倫への序章
    第六章 甘い生活
    第七章 裏切り
    第八章 妻の呪い
    第九章 破局
    第十章 プロポーズ
    終章  心中

  • 再読です。

    序盤は、一般的な30代女性の日常や迷いを描いている・・のですが
    どんどん転がっていく様子が読んでて恐ろしくなります
    何も悪いことしていないはず。。。なのに。
    (あっでも浮気はよくないことですね)

  • 2007年に篠原涼子主演でドラマにもなった作品。たぶん本のほうがよりドロドロしている気が。結末はある意味、ホラー。

    一般職として大手商社に勤める33歳の独身OLを主人公に、会社内の女女格差とか(商社だから余計になのか?)アラサーの恋愛を描いています。

    作中の「男運が悪い女は、頭が悪い」という言葉が心に突き刺さる・・・。

  • アラサーの結婚出来ない女の痛いところをグッサグサ描写していて、読み進めながら共感できてしまうのがすごく辛かったwww
    ナオコは結局あちら側に手の届くところまでいるのに、自分であちら側を選ばなかった。でも人として正しい事をすればするほど損な役回りよね。本当に…。結局最後はリエコさんの呪いにかかってどうしようもなくなってしまった。
    ナオコの立ち回りが理解出来てしまうし自分もそうしただろうと思うとこの先私もこういう選択をするのかなぁ「賢い女」にはなれないのだろうかなんて思いながらサクサク読み進められました。不倫編に入るまではやっぱりものすごく共感できたが、これまた不倫の話からは一変私の未知数の世界に入り込んでしまってあとはただのミステリーを読んでるみたいになってしまったけど、結局ナオコには幸せになって欲しくて最後まで一気に読んだけどホラーな結末で後味悪かった。
    堕ちるところまで堕ちたナオコはあの後沢木を支えて、堕ちながらもささやかな幸せを見つけれたんだろうか。

  • あたしはドラマを全部見ていたのだけど(あたしは篠原涼子を偏愛しています)、原作とドラマはだいぶ違う雰囲気。

    でも、そういえば確かに、林真理子はあんな素直なラブコメ書く人ではないな、と思い直したり。
    や、いい意味で。
    林真理子は、ドロドロ感がよいのです。
    そして『anego』の原作は、ドラマよりドロドロ感たっぷり。
    で、これはこれでおもしろかったです。

  • 林真理子さんにハマってるので、ドラマにもなった作品ということで読んでみました。
    アラサー女子の心情をよく描いてるなーと読みすすめたら、最後はホラーでした。女の嫉妬って怖い。

  • ドラマのanegoがとっても好きで、
    ふと、そういえば原作ってどんななのかなあと思って手にとった。

    ら、全然違う話だということに、後半、というか終盤になってようやく気付いて、
    もう、コッワー!!って。
    別物、っていうことを念頭においてもう一回読んだら、
    コッワーなポイントが本当はもっといっぱいあるのかも。

    連載ものっぽいな、と思ったらやはり、連載されていたのですね。しかもDomani。なるほど、という言葉しかでない。

    ともすれば、それ一般職差別じゃん、みたいな、別にそれって普遍的じゃないじゃん、みたいなことを、なんの不快感も持たせずに読ませるのって、林さんの真骨頂というか、本当に林さんすごいなとおもうのです。

    あ〜〜でもドラマでかわいかった黒沢くんが全然出てこなくて悲しかったなあ笑
    忘れたころ出てくる黒沢くん、ドラマ見てなかったら「黒沢?誰だっけ」としかならないよ〜〜黒沢くん〜〜笑

    あと、週3回もジム通うなんて奈央子すごすぎるわ…

    以下、戒め等もこめた引用

    -------------------------
     奈央子は立ちあがった。こういう場では、少しでもおじけづいたり、躊躇していたら駄目なのだ。最後まで場の雰囲気についていけなくなる。いろいろな思いが生じる前に、とにかく楽しむことだ。

    -------------------------

     ふと言葉が口をついて出た。
     「私、結婚でもしちゃおうかなあ…」
     その言葉は奈央子を驚かせるのに十分であった。
     無意識で発したものだけに、まるで魂から言葉が絞り出されたようだ。奈央子は自分が本当に孤独だと思った。男と別れたばかりだ。そう愛していたわけでもない。体だけで繋がっている、独身女にとって便利で必要な玩具のように思っていた男だ。けれども、その男さえいないという、今の情況をどう言ったらいいのだろうか。ひとりなのだ。本当にひとりぼっちなのだ。

    -------------------------

     見合いをして、もしかすると結婚するかもしれない私。その相手の男は、手も握らず、どこかの県議会議員のように握手をして帰っていった。自分はもう男から愛されないのだろうか。その代わり「可」という形で、もうじき結婚がやってきそうだ。自分はそんなに魅力のない女だったんだろうか。何か悪いことをしたんだろうか。

    -------------------------

     男女同権を口にするタイプでもない。それを声高に叫ぶほど、自分は努力してきたわけでもなければ、つらいめになったわけでもない。そんなことより、女の野心というものが、百パーセント仕事の方に向かない、ということを知ったのが悲しいのだ。

    -------------------------

     そうなのだ。世の中の人間というのは、どうしてこれほど気軽に、人に悩みを打ち明けるのだろうか。相談するということは、毒素を口から吐き出し、それを相手に吸い込ませることである。それを解毒するために、相談された人間は心も体も消耗していく。どうしてみんな、そのことがわからないのだろうか。

    -------------------------

    「年のせいで、昔みたいにはまらないの。はまる、というのは実は若さのなせるわざだったのね」

    -------------------------

     そう言いながら、ああ、イヤだ、イヤだと奈央子は思った。オバさんだって。どうして自分をここまで道化にして、若い子に気を遣わなくてはいけないのだろうか。
     女が女を叱る、というのは、なんと損な役まわりなんだろう。これを押しつけられたとたん、女はいっきに年をとるような気がする。とてもじゃない... 続きを読む

  • 林真理子は、あれだけ作品出てるにも関わらず全く読んだことがなかったのですけど。これはドラマの原作だったのでつい(ミーハーですみません)。ドラマは、アネゴのキャラクターを強調して痛快な感じにしてありましたが、原作は、ある意味ホラーなオチでした…。

  • Readerにサンプルで入っていて、それで購入。
    読み進めていくうちに次々と裏切られた気がして、無我夢中で読み終えてしまった作品です。
    初めはどちらかといえばさばさばした面倒見の良いOLだった主人公。ちょっと戯れる彼氏はいるのに特定の相手はいない。
    見合いなんかもしつつ、行き着いたのは主人公が絶対に嫌だと思っていた不倫。自分と戦って戦って、戦って、それでもおちてしまった。
    と、まあ、ここまではありそうな話。
    しかしこの不倫が、主人公を驚くべき事態へと追い込んでいくのです。
    不倫は怖い。というよりは、人は自分の選択で予想もできない方向へ進んでいくことがある。
    ちょっとゾっとする話でした。

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野田奈央子32歳、丸の内の大手商社社員、独身。上司からも、同僚からも、部下からも頼られる存在。…なのに自らの恋愛運にだけはなぜか恵まれない。そんな奈央子が次から次へと出合う恋愛の数々。合コン、お持ち帰り、セフレ、不倫、泥沼…。OLの性も、派遣社員の怒りも、そして結婚運に恵まれない女たちのいらだちも。すべてをリアルすぎるくらいリアルに描ききった、林真理子の代表作。主人公野田奈央子を篠原涼子が演じて話題になった、大ヒットドラマの原作、待望の文庫化。

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