anego (小学館文庫 は 5-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1031
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081725

感想・レビュー・書評

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  • ドラマと全然違った。
    まぁそれはそれでいいんだけども、仁くん…原作では脇の脇。原作とドラマが大胆に違うのは別によくあることだけど、驚いたのは後書きで中園さんが脚本を狙っていた、と書いてたところ。めっちゃ書きたくて狙ってて、こんな話変わるの?てなったね。

    歳を取ると恋も結婚も難しいね。

    林真理子地味に初めて読んだけど、仕方ないのかもだけど、ちょっと時代を感じる。

  • たまにはドロドロした男女の話が読みたいなぁ、と思い読みました。前半共感する部分も多く、一気に読み進みましたが、最後怖かったです。

  • 分かりみがすぎる。私も将来35歳の主人公みたいに、考えすぎて、行き止まりそう。

  • 女も怖いけど男も怖い。色々なことに無責任になってこんなに人の気持ちに目を背けて生きていけるもんなのねえ

    かっこいい年上の女性と愛は無いけど遊びたくて結局は若い彼女と結婚する後輩、派遣の女の子を叱りたくない上司、他の女に夢中になって妻が邪魔になって殴っちゃう夫。恋愛ドラマというよりホラーだわ。

    バブルもお見合いも商社も広告代理店もご縁が無かったのでファンタジーの気持ちで読んだ。

  • 合コンに明け暮れた、20代前半の頃を思い出した。あれはあれで楽しかったな。ハッピーエンドを期待したのに、思いがけずミステリアスな終わり方だった。森山と幸せになって欲しかったなー

  • 男っぽいさっぱりして姉御肌な女性が、後輩たちに慕われて活躍するという、気分爽快なストーリーを勝手に想像してしまっていたので、結末にはガッカリ・・・気分が重くなってしまいました。

  •  ドラマ視聴からの原作読了。読んでみるとドラマは随分と爽やかに作られてあったんだなぁと思う。
     恋愛、結婚、セックス、不倫、年齢を重ねること。共感できることもできないこともあったけど、それって全部表裏一体な気がする。
     そして最後の一文はある意味ホラー。鳥肌が立った。

  • 初物強化月間、初林真理子。中園ミホ脚本のドラマは演出手法で話題だったよね、ちょっとだけ観た記憶が有る。さて普段読まない文章を読むのはなかなか楽しい。マンガチックというと失礼に聞こえるけど、あんまり考えながら読まなくて良いし。ドラマよりちょっと古い時代の商社が舞台になってるところも、溜池時代を思い出して懐かしい。が、後半ドラマからは全く想像つかないこの展開とは思いもよらなかった…。なんだか女流作家の作品を読むのがだんだん怖くなってきましたよ…。

  • 再読です。

    序盤は、一般的な30代女性の日常や迷いを描いている・・のですが
    どんどん転がっていく様子が読んでて恐ろしくなります
    何も悪いことしていないはず。。。なのに。
    (あっでも浮気はよくないことですね)

  • 林真理子さんにハマってるので、ドラマにもなった作品ということで読んでみました。
    アラサー女子の心情をよく描いてるなーと読みすすめたら、最後はホラーでした。女の嫉妬って怖い。

著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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