あおい (小学館文庫 に 17-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081732

感想・レビュー・書評

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  • 最後の短編「空心町深夜2時」行かんといてくれっていうてくれたらな、うちは、どこにも行けへんのに。ていうことばが裏腹な感情を表してて印象的だった。

  • 西加奈子の穴という穴から吹き出してくる言葉を文章にしたような垂れ流し小説、デビュー作らしいが書籍化した出版社の目は確かだ。

  • 読み進めるのがしんどいほど、自分の好みではなかった。
    でも、デビュー作ということなので他の作品も読んでみたい。

  • 独特な世界観、それ以外の感想が何もうかんでこない。

  • 描写がリアルで独特
    初めて西加奈子さん割と
    読みやすかった

  • まあまあ


  • 途中で読むのをやめてしまったくらいの。
    何が自分に合ってなかったか考えると
    まずは主人公が大阪弁。主観的にどんどん話が進められて感情移入がしにくい。
    だめ男とだめ女がたくさんでてくる。
    こういう自分には合わない本も、逆に自分の好きな本はなんだろうって考えさせてくれるからいい。

  • 西加奈子さんのデビュー作「あおい」。

    友達である雪ちゃんの好きな人を奪ってしまって、自分の部屋へ2人で帰り、さてセックスするかしないか、まぁするだろうがというシーンでの「ワキ剃ってないねん!」
    え、なんでその言葉選んだ?みたいなのも含めて、
    物の例え方や表現の仕方が独特で面白かった。

  • 西加奈子デビュー作。
    サクっと読めるが、あまり心に響くものなし。

    表題作の主人公とその彼氏の怠惰な生き方に「こいつらアカン奴やん」と思う
    「サム」のこと、のサム君に「自分がちょっと浮いてるなぁと思うグループには深入りせんことやで」と同情
    「空心町深夜2時」に「あの店で食う〆のラーメンには憂いの味あるよなぁ」と共感

    こっから、今の西加奈子が出発するんかぁ、成長ってスゲーなぁと思った。

  • 文学の中で描かれる日常って
    わりと非日常だったりするじゃないですか
    この人の作品ってまさにそんな感じ

    ひとつひとつの文章が「羅列してる」だけに思えてきて
    ちょっと私には個性的すぎたなぁ
    これなら、結末は嫌いだけど「さくら」のほうがまとまりはあったと思う

    でもたちあおいの花は好きです

著者プロフィール

1977年イラン・テヘラン生まれ。2004年『あおい』で、デビュー。07年『通天閣』で「織田作之助賞」、13年『ふくわらい』で「河合隼雄賞」を、15年『サラバ!』で「直木賞」を受賞した。その他著書に、『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』などがある。23年に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題となった。

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