「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫)

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著者 : 畑村洋太郎
  • 小学館 (2007年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081800

「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 温故知新。
    過去に学んで、未来を正すことは出来ると思う。
    ただそのためには、過去の経験を本質的にあらため直す事が肝要で、
    通り一遍の、表面的な検証では全く意味が無いことが論をまたない。
    著者の畑村洋太郎氏は、政府の福島第一原発事故の
    調査委員会に参加されている。
    氏の見識が十二分に活かされてかどうかは、
    今後の日本政府の行動如何に関わっている。
    ただ、いまの日本政府の動きを見ると、
    福島第一原発事故を真摯に反省したのだろうかと
    疑問に思わざるをえないことが多い。
    「喉元過ぎれは暑さ忘るる」では困る。
    反省を未来に活かして欲しい。

  • 4年前に読み始め、長きに渡り積み本になっていましたがようやく読破。

    この四年で大きく社会が変わり、少し内容が古く感じました。
    今の社会に則した本(話題)として出版されれば、読みます。

    ただ、本のエッセンスが古くなったわけではないので、その観点では十分に勉強てきます。

  • 研修課題ようやく読み終えた。「許される失敗」と「許されない失敗」 プラスに転化せねば(^ ^)

  • 失敗事例が並んでる。3.11前に書かれた本だけれど、有名な、ここより下には家を建てるべからずの碑へのコメントと海際まで建てられた住宅への不安が述べられている。失敗は公共の財産であり、犯人探しと失敗のエンジニアリングを別に起動させる必要があるという提言は素晴らしい。六本木ヒルズの回転ドアでの事故調査は勝手連的に始めたという事実を知らなかった。私も会社での失敗をまとめよーっと。

  • 会社の研修で指定された本でした。
    著者の畑村さんは、失敗学の権威。
    失敗は、成功のもとと言いますが、失敗から学ぶことは、多い。ただ、実際には、生かしきれていないことを痛感しました。

  • 受講した研修の課題図書なので読んだ。。。
    自分の学問の正当性を述べるために沢山の批判をしていて、読んでいて気分が良くない。
    失敗学などと呼べる学問というレベルまで語られていない。
    例えば「失敗出来(しゅったい)の共通性や法則性を明らかにする」ことを提起する、とあり、提起どまり。失敗をせっかく沢山並べているのだから、それらを分類し、共通性や法則性を明らかにして欲しかった。
    失敗学は新しいと主張されているが、内容に新しさはなかった。

  • 失敗学事件簿を読みました。
    畑村さんの書籍はこれで2冊目。失敗学シリーズは、だいたいいつも同じパターンだと思います。
    失敗の法則として
     失敗は予測できる
     失敗情報は隠れたがる
     失敗は変わりやすい
     ハインリッヒの法則
    があり、
    失敗の原因として
    (1)不注意や判断ミスなど失敗者個人に責任があるケース
    (2)経営トップの戦略ミスや組織運営不良に起因する失敗
    (3)行政・政治の怠慢や価値観の変化など社会システムとの不適合による失敗
    とあります。
    また失敗にも
    許されない失敗と
    許される失敗
    があるそうです。

    みずほのシステム障害は許されない失敗の一つで、企業の組織構造が引き起こした失敗。
    うちの組織も、似たようなものかもしれません。
    なので、引き締めて行く必要があるでしょう。

  • 2008/09/30
    インターンで一番心に残った言葉.
    「愚直な努力」その元です.

  • 筆者は元々工学系の教授であるが、昨今は失敗学にも大きく携わっている。
    本書では過去に起きた人間の失敗に絡む事件を取り上げ失敗に対する考察を述べている。

    企業が起こしうる「許されない失敗」では、経営陣のコンプライアンスに対する意識の低さや、失敗を表面化させずに隠匿することにより後々に大きな問題を引き起こすと説いている。

    特にハインリッヒの法則で述べられているように、1つの重大事件の裏には29件の軽度の事件があり、さらにその下には300件ものヒヤッとした事件が存在するらしい。 如何に300件を無駄にしないかが、将来的な大事故を防ぐキーポイント。

    そのほかに将来の重大な失敗を回避するためには、
    ■逆演算思考
    ■失敗の知識化
    ■実践の大切さ
    を推奨している。

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