瀕死の双六問屋 (小学館文庫)

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著者 : 忌野清志郎
  • 小学館 (2007年9月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082050

瀕死の双六問屋 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ロック・スター・(オヤジ!?)清志郎から贈られるラブ・レターのようなメッセージ集。
    飄々としているのにアツい!
    ハニー、ベイビーなんて普通は恥ずかしい言葉も清志郎の言葉だと平気で聴ける。

    メモしたくなる言葉が沢山!
    「安心しろ。君はまだ大丈夫だ」
    「本当に必要なものだけが荷物だ」
    「『君が代』も歌詞を英訳するとラブ・ソングになりえる」
    「右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ」
    「たかだか40~50年生きて来たくらいでわかったようなツラをすんなよ」
    等々、胸にズシッとくる。

    「失礼する。また会おう!まだ、しばらくは君の近くにいるはずだ」こう締めくくる清志郎。
    昨日5月2日は愛すべき彼の8回目の命日だった。

  • 例の

    地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩くシーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできやしない。そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を制服したい。
    俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃない。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。民衆をだまして、民衆を利用していったい何になりたいんだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかっていうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、‥‥‥この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう、きっと幸せになれるよ。

    忌野清志郎

    が読みたくて,図書館から借りた。

    深いね。

  • 2016年、4冊目は昨年から、隙間用に読んでいた、忌野清志郎の『瀕死の双六問屋』。

    もし、彼がいなかったら、自分はロックに目覚めることもなかったんだろうな。

    「TV Bros.」誌の連載をまとめたもの。各話が、ロック、ブルース、ソウル他の名曲、名盤などにまつわるようになっている点も興味深い。

    あえて、今回は★評価はしません。ココには、そして、自分の中でも、清志郎大先生はまだ生きているのだから……。

  • 何度めかの再読。
    何度読んでも傑作は傑作。
    ここに綴られた文章にはキヨシローの魂が宿っている。
    ロックでロールしていて、ブルースだ。
    2011年以降、何度、生きていて欲しいかったと思ったことか。
    これを読むとTHE BANDの『CAFOOTS』と『MOONDOG MATINEE』を聴きたくなる。
    売っちまったから買い戻さないといかんなぁ。
    ロックの神様ごめんなさい。

  • この人は天才だ。読む人は時にニヤニヤしながら時にハッとさせられながら今はなき清志郎に思いを馳せるだろう。「俺がここにいて君と同じ時間を生きているんだぜ。こんなに心強いことはないだろう。よしOKだ」

  • サイコーにパンクでアナーキーでブルージーな「キング・オブ・ロック」忌野清志郎によるエッセイ。1話10分くらいで書いたのかな(笑)と想像するこのコラムは、まるで歌の詞のように自由奔放。
    特に「日本国憲法第9条に関して人々はもっと興味を持つべきだ」のコラムは白眉。10年以上前に書かれたものとは思えない新鮮さ。しかし日本国憲法第9条をジョン・レノンみたいだ、と言ったこのコラムが当時は没原稿になっていたというのは驚き。さすが発禁キング。いや、僕なりのサイコーの褒め言葉です(笑)

  • 【資料ID】90308
    【分類】914.6/I46

  • 完全版の方を読む。
    こんな言葉たちを、愛をもって吐き続けられる人、他にいる?

    しばらくは近くにいてくれよ。

  • 読め!とりあえず!全員読め!特に君は読め!

    僕が君をどれだけ愛してるかがわかるだろう。

    僕は元気だ!よく心配されるけれど。その気持ちはありがたい。

    世の中をユーモアで満たしたならそれは本当に素敵な世界だよ。

    精神的に自由であれ。

    君は人に使われる方か、何かを作り出す方か

    どっちが楽なんだい?

  • 100914(a 100920)

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