瀕死の双六問屋〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 8-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082050

感想・レビュー・書評

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  • サイコーにパンクでアナーキーでブルージーな「キング・オブ・ロック」忌野清志郎によるエッセイ。1話10分くらいで書いたのかな(笑)と想像するこのコラムは、まるで歌の詞のように自由奔放。
    特に「日本国憲法第9条に関して人々はもっと興味を持つべきだ」のコラムは白眉。10年以上前に書かれたものとは思えない新鮮さ。しかし日本国憲法第9条をジョン・レノンみたいだ、と言ったこのコラムが当時は没原稿になっていたというのは驚き。さすが発禁キング。いや、僕なりのサイコーの褒め言葉です(笑)

  • 完全版の方を読む。
    こんな言葉たちを、愛をもって吐き続けられる人、他にいる?

    しばらくは近くにいてくれよ。

  • 読め!とりあえず!全員読め!特に君は読め!

    僕が君をどれだけ愛してるかがわかるだろう。

    僕は元気だ!よく心配されるけれど。その気持ちはありがたい。

    世の中をユーモアで満たしたならそれは本当に素敵な世界だよ。

    精神的に自由であれ。

    君は人に使われる方か、何かを作り出す方か

    どっちが楽なんだい?

  • 100914(a 100920)

  • まだ読み途中だから3つ。

    私へのラブレターなんだわ!と、
    自惚れながら読んでいます。

  • 寂しがり屋のロック野郎。

  • レビューを見る限りかなりおもろいようなので購入。
    カバーズやタイマーズなどの
    当時過激に反体制的だった清志郎に触発された世代としては、
    必読書だと感じました。

  • 誰にでも読みやすい本じゃない。でも、大切なことが書いてあるから何度も何度も繰り返し手にしたい。10年前の連載なのにどうして今も新しいのでしょうか。

  • 清志郎さんの死後、興奮して買いましたが最初のチラ見で文章の感じがなんだかわざとらしい感じがしたので、手を出せずにいました。
    ところがっ!!
    意外や意外。すごい興味深く素晴らしい本でした。
    まるでまだ清志郎さんがまだ生きて、そばで、今すぐそこで、そのラジオから、TVから彼の声が聞こえてきそうな新鮮さと斬新な語り口、その主張!
    どんな人でも、人として生きるならば一読の価値ありです。

    • ロバオさん
      コメントありがとう。
      角田光代さん、読んだんですねー、わたしはまだ。ブクログのレビューを参考に「さがしもの」という作品なら読めそうかなあと思...
      コメントありがとう。
      角田光代さん、読んだんですねー、わたしはまだ。ブクログのレビューを参考に「さがしもの」という作品なら読めそうかなあと思ってます。
      清志郎さんの本のコメントじゃなくなっちゃった、これはいい本ですよねえ!
      2010/02/20
    • miniminiminikoさん
      「人として生きる」とは、深い言葉ですよね。私は私の人生の筏にのって流されている感じです。人としての義理や人情を、もっと考えたいです。
      清志郎...
      「人として生きる」とは、深い言葉ですよね。私は私の人生の筏にのって流されている感じです。人としての義理や人情を、もっと考えたいです。
      清志郎さんは素敵ですよね。
      2010/04/22
  • 怒涛の愛の本。とてもおもしろかった。
    で、単行本の解説が町田康で、文庫版のが角田光代なんだけども、角田光代の書いてることがまったくつまらない。かえって興味を持ったので今度彼女の本を読んでみることにする。

    • くろねこ・ぷぅさん
      同感。わたしも、そう思いました。
      解説がちょっと興ざめしてしまいますよね。角田光代さんの本、評判の良い一冊を読みましたが「あれ?」と思いま...
      同感。わたしも、そう思いました。
      解説がちょっと興ざめしてしまいますよね。角田光代さんの本、評判の良い一冊を読みましたが「あれ?」と思いました。
      清志郎さんの文章が本業のお二人を超えてるのがスゴイですよね。
      2010/02/17
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著者プロフィール

バンドマン。1951年4月2日-2009年5月2日。1968年、高校在学中にRCサクセション結成。1970年、「宝くじは買わない」でデビュー。「ぼくの好きな先生」「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「い・け・な・いルージュマジック」など多くのヒット曲を放ち、日本のロックシーンの開拓者として、後続のバンドマンたちへ多大な影響を与える。1991年にバンド活動休止後も、ソロ活動のほか俳優、絵本の執筆、サイクリストなど、活動は多岐にわたる。また日本語の使い手としての才能も高く評価されており、『エリーゼのために』『十年ゴム消し』『瀕死の双六問屋』など著作多数。

「2020年 『使ってはいけない言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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