夜半の綺羅星 (小学館文庫)

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著者 : 安住洋子
  • 小学館 (2007年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082081

夜半の綺羅星 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 再読です。
    下引きを主人公にした捕物ですが、やはり安住さんは良いです。
    なんとも言えない情感があって、山本周五郎や藤沢周平を思わせるものがあります。
    残念なのはそれらしさが伝わってこないタイトルと表紙ですね。
    それにしても安住さん、2004年に『しずり雪』でデビューして10年。いまだ5作です。文庫化去れたのは4作。あまり沢山書いて荒れるのも困ったものですが、それにしても遅筆です。


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    11-037 2011/04/20 ☆☆☆☆☆

    どうも、タイトルと表紙の絵で手を出しかねる所もあったのですが、中身の仕上げは見事。やっぱり安住さんは良いです。
    薄雲りの下の景色の様にしっとりとしたトーンで、各所で見せる描写の見事さは周平を思わせます。
    設定や流れは最初に読んだ安住作品「日無坂」に良く似ていますが(出版順から言えば「日無坂」が似ているのですが)、各々の登場人物が、たとえば荒んでいたり、いい加減だったりしても、その奥底に優しさを持っている所に共感が持てます。この、人を見る優しさが安住作品の特長かもしれません。
    これで全作品読んでしまいました。
    早く次作が出ないかな。でも遅筆のようだし、当分期待できそうもありませんが。。。

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