- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094082173
感想・レビュー・書評
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心に染み入る本。
何度も読み返した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前映画を見てあらすじを知っていることもあってか、
あっという間に読み終わった。
ボリューム的には中学生位にちょうどよくて、大人には
少し物足りないかも。
何気ない日常を「幸福」にしてくれる。 -
市川作品は、なんかこう痛すぎて敬遠してたけど、気が向いて読んだこれはよかった。楽しんで読んだ。
控えめなボケつっこみとか。
からくりはよくわからなかった…。北村薫さんの『スキップ』東野圭吾さんの『時生』みたいなものかなと。
主人公のいろんな不具合は、市川さん自身の経験からなんだろうね。
『よくわかる大人の発達障害』のインタビューにも書いてあったし。 -
現実ファンタジー。この人は本当にうつくしいものしか書けないね。きれいだね。
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泣いた。
とか言っちゃいそうになるくらいキレイな話だったなあ。読みやすいし構成も良くて悪くないと思うけど、毒素が無さすぎて個人的には物足りない。いや、物足りないというか、現実離れしてて引き込まれなかった。この辺りは好みだけどね。
率直な印象を述べると、無印良品のよく似合う話だと思う。清潔。 -
市川さんの文章は、なぜかとても優しい。 プロットとしてはそんなに特殊なものではないと思うけど、優しさ、せつなさ、を表現するのがとても上手いと思う。 下手したらけっこうグロい設定なのに、気持ち悪さは全然無くて、涙流しながら、一気に読み終わってしまった。
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なんて言ったらいいんだろう。
こんな小さなコミュニティーのなかでこんなにも平和に、幸せに人生を歩むことができるんだなぁって思いました。
ただただ多くの人と繋がることが必要とされているなか、三人の一途さがとっても羨ましかったです。
こんな出会いを果たせた人は今、どれだけいるんだろう?
なにが本当の幸せでなにが一番大切なんだろう。
そんなことを考えながら読みました。
非科学的なのに感情移入しちゃいました。
わたしも自分に素直に生きたい。 -
何だかせつな過ぎて、読み進むのが辛い。どんな結末が待っているのか。
少しずつ少しずつ読み進んで、この先どうなるんだろうと、時々読むのを止めて、また、恐る恐る読み始めた。
こんな終わり方は、どうなんだろう。
こんな説明をされても、
「そうなの?」 って言うしかない。
こんな説明なしに、普通に終ってくれた方が良かったように思うんだけど・・・。 -
市川先生の文章はいつも優しい。勿論物語も優しい。
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良かった。特に最後のところ。
運命って・・・。
映画は結構、忠実に再現されていたんだと思った。
映画も好きだったけど、原作も凄く良かったし、また読み返したくなる本でした。