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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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“ここが頂点でもいいな、と思った。降りてきたみたいに思った。あとは登ることじゃなくて、まっすぐ進むことを考えればいい。僕と彼女を中心に置いた球体。その半径を拡げたり、狭めたりすればいい。”
“私たちは世界のいろんな思念を継いでいると思うの。”
“それが何だったか思い出したとき、僕は声を出しそうになった。少年の風景。それは彼女が僕に残してくれた光景だった。”
― 58ページ -
全ての音や色が薄まったような春の夕方だった。
― 9ページ -
叶わないことや受け入れられないことがこんなにも巨大なのに、今までどうやって生きてこれたのかわからなかった。叶わないことを願い、受け入れられないことを受け入れるのが生だとしたら、人はどうやって生をやりすごせばいいんだろう。
― 164ページ
みんなの感想・レビュー・書評
現実な世界は人間である自分たちの身に例え何があったとしてもその一切を気に留めず毎日を経る。命なんて実際それほど気になるものじゃないのかもしれない。でも、この今ある現実というのは自分の生きてきた人生の、その全てが集約されていて決して軽はずみには捨てられるようなものじゃない。だから必死にでも抗って生きていこうと思うわけだし、命を救いたいと思うときもある。この物語は淡々と進む中で確実に時は流れ、世界も共に流れ、何かが変わった。現実もそれと代わり映えないはずだ。
この本が良いとか悪いとかではなくて、人が死ななきゃ物語が盛り上がらないって風潮がちょっと…
セカチュー(読んでないけど)みたいな。。
2人の生活とか物事の捉え方みたいなディテールは細かくていいなって思えるだけに残念。
泣くにしてもハッピーエンドで泣きたい。
悲しみはいつだって容赦なく襲ってくる…
切ない話でした。淡々と進む話だったけど、心に残りました。
さて、牛丼でも食べようかな。
ブックっ彼女の関連があんまりなかったなぁと思った。
彼女のキャラクターはすごく楽しいキャラクターでしたが、物語が淡々と進むからか感情移入できずなくこともありませんでした。
物語性は特になく淡々と進みますが、
それでも飽きることなく最後まで読めたのは、
所々に出てくる美しい表現と、優しい文章だと思います。
感情移入や泣きではなく、文章のきれいさを楽しむ系。
こんな素敵な夫婦になりたいな♡
いつかは訪れる死を、ちゃんと受け止め、見送ってあげることが何よりのプレゼント‼
くよくよするな 笑
ストーリーは
予測できるかんじで
すごく単純なんだけど
素朴で、切ないかんじが
好きです。
切ない話なんだけど
心がほっこりします。
話の流れは想像できるけど、泣けた。
めちゃ泣けた。
彼女のキャラクターにめちゃめちゃ惹かれる。
男女が描く恋愛物語。
結末が単純なだけに、作家の力量が試される。
もう少し、物語の流れに変化があっても良かったかも
人生でいちばん辛かったときを思い出し、しゃくりあげるほど泣きました。
主人公の悲劇には及びませんが、私はこの物語を知っている、と。
そう気づいた中盤からラストにかけ、読むのが苦しくてやめたいと思いながらも、やめられませんでした。
でも読んでよかった。
自分とリンクさせながら、愛する人との時間の尊さをあらためて考えさせられました。
過去の自分なら、きっと何も感じなかったと思います。
辛い経験をして、そして大切な人がいる今だからこそ、響いてくる言葉がありました。
恋愛小説はいいやと思ってるんだけど読んじゃった
しかも病気で死んじゃう系‥
死にそうな飼い犬のためにバイクを直し
彼女と結婚の練習と称して同棲スタート
彼女具合悪くなる
闘病生活
死んじゃう
ってのを男の子目線で
理不尽だなぁとか
ガンってこわいなぁとか
思うところはいろいろあるけど
あんまりおもしろくはなかった
~120106
中村さんの文章はいつも静かでさらさらしているなぁと思います。I&You が We になる、それは幸せで覚悟のいることだけど、至って緩やかに過ぎていくものでもあるのかもしれません。「彼女の死とつり合うわけがなかった」という言葉が印象的でした。
日常の何気ない会話が、
普通すぎて、素敵すぎる。
いくら大切な人が苦しんでいても、
自分には自分のペースがあって(仕事含め)、
い大切な人を失っても、時間はすぎていく。
頑張って頑張った末の、「元気になりたい」
信じるしかもう他に方法がないが故の、「絶対」
生きることも、人を愛することも中途半端な私に、
ぐさりと突き刺さった。
再読。何年か前に読んで泣いた記憶があったけど今回の方が泣けた。
結婚までの『練習』として同棲し始めた二人に彼女の病気が発覚。読んでいて苦しくなった。
一緒に生活をし始めて二人でふざけながら歯磨きをしている時に、彼が『ここが頂点でもいいな、あとは登ることじゃなくて、まっすぐ進むことを考えればいい』と思う気持ちにすごく共感した。
ふとした日常に幸せは溢れている事を改めて気付かせてくれた1冊。

小説としては、よくある話で、「泣かせる小説」の類。ずるいなぁ、と思いながらも涙はこぼれます。
ところで、勝手に「流れ星が消えないうちに」の作者だと勘違いしていました。似たテイストなのと、喪失と再生の...





