ミシン (小学館文庫 た 1-4)

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著者 : 嶽本野ばら
  • 小学館 (2007年12月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082258

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ミシン (小学館文庫 た 1-4)の感想・レビュー・書評

  • 久々に嶽本野ばら気分だったので。ていうか昨日からこれ読んでたからうっかりヴィヴィアンウエストウッドのお財布買ってしまったと思われる。
    「世界の終わり〜」素敵すぎた。嶽本野ばらのすごいところはあそこまで作り込んだ美意識の高い世界のなかに、しっかりとほころびの伏線を紛れ込ませているところ。絶対に美しくはあれない、生きることへの執着や狡さを曝け出すところ。非常に高等な自己批判に感じる。

  • 初めて嶽本野ばらさん読みました。とてもオシャレで美しい作品☆『世界の終わりという名の雑貨店』『ミシン』の2編入り。野ばらさんは有名な作品色々ありますが『下妻物語』が頭に浮かびました。未読ですし映画も観れてませんが^^;『ミシン』が小説デビュー作。どちらのお話もとても刹那的で美意識が高く、純愛物語。登場人物達があまりにも純粋で一途で痛々しかったですが皆、大切な人に出逢い心は満たされているようでした。嶽本野ばらさんの世界スゴイですね。純粋で過激で美しい作品☆衝撃的でしたが良かったです♪

  • 「世界の終り」という雑貨屋を経営する男、通ってくる少女との恋の話し。
    「ミシン」という名前の女パックロッカーに恋をする冴えない少女の話しでした。
    小説というか寓話のような手触りの作品でした。
    「ミシン」よりも、「世界の終りの雑貨店」の方が僕の心にはフィットしました。

  • 乙女のカリスマ。
    そんな作者の事前情報に惑わされながら読んだが、
    なるほど。中高生が憧れる世界観がよく分かる。
    内容は短編2つ。
    話も短いのでさっくり読めるのだがなにかヒリヒリと感じるものがある。両編とも暗い感情が鬱々とにじみ出ているのだが、そこには独特の美しさがある。

    world endというショップ名が世界の終わりか世界の果てかどちらなのかというなんでもないことが一番印象的だった。

  • 世界の終わりという名の雑貨店が面白かった。どんどん引き込まれる感覚があった。

  • 嶽本野ばら先生はエッセイと映画しか見たことが無かったのでついに小説に手が出せて良かったです。乙女のカリスマと呼ばれるに相応しい文章で惚れ惚れしてしまいました。

    世界の終わりという名の雑貨店
    最初ミシンが気になりすぎて、ミシンのあとに読みました。ですがこれはこれでとても良い作品でした。いきなりキスをしたシーンには少し驚きましたが、お互い好き合っていたので良かったです。「ヴィヴィアンウエストウッドを着るために生まれてきたのです」かわいいお洋服は武装のために着るものという野ばら先生の意見には共感します。最後はハッピーエンドではなかったけれどいいお話でした。

    ミシン
    これを読んでいる時NANAがずっと頭の中にありました。NANAが大好きな私はあっという間に虜になりました。美心と書いてミシン、なんて素敵な名前なんだと思いました。でも私が好きなのはミシンじゃなくてカサコ(ここでは名前出てきませんね)の方でした。カサコの乙女なところがたまらなく大好きです。ミシンへの執念でバンドのメンバーになれたところもすごいです。最後はすごく怖かったけど、ミシン2/カサコ があったので取り越し苦労な気分でした。

    (嶽本野ばら先生の感想を書くとなんだか自然に敬語になってしまいます。)

  • 理解できないこともありますが

    世界の終わりという名の雑貨店

    には、ヴィヴィアンウエストウッドがたくさん出てきて嬉しかった。

    まだまだわかりません。

  • THE 嶽本野ばらって感じ。
    ミシンよりも、別の短編の「世界の終わりという名の雑貨店」の方が好き。

  • 以前読んだので再読。短編が2本入っています。20歳になる前は断然ミシンの方が面白かったけど、今読んでみると世界の〜の方の良さもかなり分かってきた気がする。たぶんまた読む。

  • 再読。野ばら作品を読み漁っていたのは中学、高校時代。その頃と明らかに感じ方が変化していて驚く。

  • 久々に小説などを読んでみようと思い立って手にとってみた一冊ですけれども、これがなかなか…良かったです!

    元々野ばら氏の文章に惹かれるところもあったため、今作も順調な滑り出しで(?)読めました。

    まあ…内容はこれまで読んだ野ばら作品とそう変わりはなかったんですけれどもね…君、と称される女の子に語り続ける手法は野ばら氏ならでは…といったところでせうか。

    ま、小説も作者のものだけではなくてそこには読者も含まれますよ、みたいなスタンスは今作にも健在ですね。 ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    内容はともかく流麗な文章…というか、個性的な文章に惹かれた作品でしたね。おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • すっごく綺麗な純愛。おとぎ話みたいなのに引き込まれてしまう。いちいち文章も人物も美しい。
    読み終わってから夢中で『MILK』について調べてサイトを見ながら世界観に浸ったことが忘れられない。高級な砂糖菓子のような、栄養にならなくて可愛くて甘い話。短編ふたつとも甲乙つけがたい愛しさです。
    とろけるほど魅了されました。

  • ある意味、キレイはお話しだと思う
    ロリータ趣味だとか関係なく、登場人物の思考がキレイだ

    まったく、作者が薬さえやらなければねぇ…
    もったいない

  • 既読でしたが、久しぶりに読んだら面白かったです。やっぱり初期作品の方が好きかな。

  • 著者の小説処女作。

    客観性を極限まで削り落とした一人称小説。
    です/ます調で描かれる偏執的思考は読んでいくと不安と恍惚感を引き起こす。
    エロティシズムの観点から論じられる処女性や美少年に特有な孤高の精神が感じられる。
    本書の解説を読んでみると、これは嶽本氏が好んで用いる「乙女」という概念と同じものだと思われる。

    また、この文庫に寄せられた榎本正木氏による解説は文芸評論家の本領発揮と言えるような説得力と易しさを兼ね揃えた文となっており、一読の価値あり。

  • 自分は乙女ではないと実感させられた
    自分の周りの見慣れた景色
    洋服 バンド 出待ち…苦笑
    これだけ共通するものがあるのに
    なぜ共感はできないのか
    乙女ではないと思うのか
    楽しく考えられました

  • 忙いでてムシャクシャして借りました。
    なので、何時もなら選ばないジャンルの本だったけど、こんなに面白い物語に出会えたから後悔はしていません。
    「ミシン」も「世界の終わりという名の雑貨店」も愛が主題の物語を、服描写多彩に美意識でできた様な文章で作られていますが、180度中身が違うように感じました。
    個人的には、アップテンポの「ミシン」よりも、スローテンポの「世界の終わり…」の方が好き。
    魂をパレットの上の絵の具と表現するところとか。ねぇ、君、雪が降っていますよ。とか、切り取りたい文章が沢山ありました。

  • 洋服、靴、鞄、全ての自分を包む空間にこだわりを持ってる人がこだわりぬいて書いた物語。女の子って、誰でもこれくらいかわいくて怖い。でも、目が離せない。それが女の子。

  • 過剰かもしれないけど、
    異常ではないのかもしれない。

    共感はしなかったけど、おもしろいと感じました。

  • 獄本さんの作品は初めて読んだのが「ハピネス」だったせいか、少し毛嫌いしていた節があったが、洋服の細かい描写は好み。今回の読んだ「ミシン」の中でも、「世界の終わりという名の雑貨店」の方は作品の雰囲気が好き。これからも好んで読むと思う。

  • 獄本さんの作品は初めて読んだのが「ハピネス」だったせいか、少し毛嫌いしていた節があったが、洋服の細かい描写は好み。今回の読んだ「ミシン」の中でも、「世界の終わりという名の雑貨店」の方は作品の雰囲気が好き。これからも好んで読むと思う。

  • オシャレな小説。
    言い回しとか好きです。
    ひねくれてますが。
    てか、この人のキャラの立たせ方うまいよな。
    個性とかパワーとかすごい伝わってくる。
    なかなか好きです。

  • 野ばらさんの小説はこれが初です。純文学とパンクとファッションの融合が心地よかったです。世界の終わり---は白痴を思い起こさせました。美麗な文章と固有名詞でまるで映像を見てるかのような読み心地でした。主人公に非常に共感を覚えました。
    ミシンは、主人公の執念が印象的でした。エスという言葉は知りませんでしたが、この言葉を使って正解だと思います。この事で俗っぽくならないで物語を品良くしています。異性と付き合う事を禁止されたアイドルが群雄割拠する今の時代は正に大正ロマンと重なるエスの時代であり、ミシンの時代だと思いました。

  • 表題作にもなっているミシンが好きです。ミシン2と合わせて映像化してほしい。ステージで動く美心を、傘子を見てみたい。
    世界の終わりと~は、文体はすごく好き!なんだけど、展開がケータイ小説のような印象を受けました。文章はすごくきれいなので、雰囲気を楽しみたいときはいいと思います。

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ミシン (小学館文庫 た 1-4)の作品紹介

発売当時、数多くの読者に衝撃的な感動をもたらし、のちの全嶽本野ばら作品の原点となったベストセラー処女小説集、待望の文庫版。孤独な青年雑貨店主と、心に病をもつ少女-Vivienne Westwoodの洋服を愛する二人が運命的に出会い、はかない逃避行に旅立つ名作「世界の終わりという名の雑貨店」、そして、MILKの洋服を華麗に着こなすカリスマ・ヴォーカリスト、ミシンに恋する少女の「乙女」としての生きざまを強烈に描いた表題作「ミシン」を収録。

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