育てたように子は育つ: 相田みつを いのちのことば (小学館文庫 あ 13-1)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082364

作品紹介・あらすじ

「いくらのろくてもかまいませんよ」「人から点数をつけられるためにこの世に生まれてきたのではないんだよ」「そのままでいいがな」――。独特の世界観を書で表現する相田みつをのことばに、児童精神科医が文章を寄せた、すべての親と子へ贈る《心のくすり》。相田みつを本の中でも異彩を放つベストセラーが装いを新たに文庫化。両者の優しい視線やことばが様々な“凝り”をほぐしてくれる。相田みつを美術館館長の特別寄稿を新収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「いくらのろくてもかまいませんよ」「人から点数をつけられるためにこの世に生まれてきたのではないんだよ」「そのままでいいがな」――。
    独特の世界観を書で表現する相田みつをのことばに、児童精神科医が文章を寄せた、すべての親と子へ贈る《心のくすり》。
    相田みつを本の中でも異彩を放つベストセラーが装いを新たに文庫化。
    両者の優しい視線やことばが様々な“凝り”をほぐしてくれる。相田みつを美術館館長の特別寄稿を新収録。

    相田みつをの詩が、子育てに悩む人たちに示す子育ての在り方が様々な詩で見えてくる。
    「欠点まるがかえで信じる」「肥料」「自分の番」「点数」など、心に染みる詩が満載。

  • 読みやすく見た目は薄い本ですが、中身は心に染み渡ります。
    出産祝いのプレゼントになる本です。
    佐々木正美先生の本はどれもそうなのですが、この本に書いてある心持ちで、大人が子どもに接することができたら、きっと子どもは幸せな人生を歩めるのではないでしょうか。

  • 敬愛する佐々木正美先生と
    だいすきな相田みつをさんの本。

    心の深いところに響きました。
    あなたはあなたのままで。
    欠点丸抱えで 信じて 待つよ。

  • その時々でいろんな気づきをくれる言葉。
    読むまでは、学校に馴染めない娘を育てた私は叱られるのかな、諭されるのかな、落ち込んでしまうかな、とおっかなびっくりでした。
    でも読み終えて、私も娘もそのままでマルっと肯定してもらえた気持ちです。
    また行きたいです、相田みつを美術館!

  • 相田みつをさんの書と、その解読及び解説を精神科医の佐々木さんが書き記す。

    トマトはメロンになろうとしなくてイイ。
    トマトはトマトのまま、
    メロンはメロンのままでいればイイ。

    「いのち」をメインテーマに掲げている相田みつをさんの書は、読んだ時々によって得られるものが変わってくるだろう。

    将来自分の子供ができた場合に再度読み直したいと思う。
    その子が「家族=安全な場所」と思え、自分とその周りの人のいのちを大切に出来る子に育てばいいなと。

  • 素敵な言葉で、子育て中の自分、友人に贈りたいと思った。

  • 大好きな相田みつをさんの詩と、大好きな精神科医、佐々木先生の解説。

    心がほかほかになりました。

  • 相田みつをの詩(の中でも特に育児に関連しそう/紐付けられそうなもの)を精神科医の佐々木正美が解説する、というスタイルの本。
    お正月に元保育士の従姉からプレゼントされて、すぐにさらさらさらーっと読んでしまったせいで本棚に登録し忘れていたのにいまごろ気づいた…。
    彼女が保育士をしていたころのバイブルだそう。

    うーん。総じていい本、だとは思う。
    相田みつをの言葉はストレートでわかりやすいし、解説がつくことで育児と絡めて受け止めやすい。
    子育てのバイブル!もうとにかくお勧め!とまでは思わないけれど、手元においてたまに読み返すと初心に戻れそうな気がする。

    それにしても表題の「育てたように子は育つ」っていうのは、何気なく怖い?重い?言葉だな…。
    どう育てるのか、ただ漫然と過ごしてしまいがちな日々の中で、耳に痛い(そのぶん襟を正すのにちょうど良い)メッセージだった。

  • 珠玉の名言集 「狼に育てられた子は見事に狼になった。」「孤独と孤立」などと普段思っていても漠然としていた概念が明確になってくる。精神科医の佐々木正美先生の言葉も光る。2011/02/17

  • 相田 みつをは、実は、けっこうどうでもいいのですが(笑)、佐々木 正美ファンなので買いました。

    「なんとなくいい言葉」は、やっぱり、佐々木 正美の解説がないと、わたしにとっては、なんとなくで終わってしまう言葉だなぁ……。

    それにしても、息子は、「相田みつを美術館」の館長ですか。
    みごとに、親のすねをかじる人生。

    まあ、偉人の息子、けっこうそういう人が多いですよねぇ。

    ひがみか?

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著者プロフィール

書家、詩人


「2016年 『ただいるだけで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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