とげ (小学館文庫)

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著者 : 山本甲士
  • 小学館 (2008年4月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082623

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とげ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • ご都合主義と言うのは簡単だが、
    前半に爽快感が皆無なので最後は「やや」すっきり。
    あくまで、やや。

    関西弁が自分に合わないのでやや読みにくし。

  • DVD版が無かったので、こちらで登録。
    「とげ〜小市民 倉永晴之の逆襲〜」
    録画したドラマ見終わりました。
    役所の市民相談室で勤務する主人公の出来事の話。

  • 非常識なクレームをつけるモンスター市民、それをたらいまわしにする各課、公務員って仕事を分かってない上司・同僚。
    読んでてイライラする。モンスターたちもそうだけど、主人公と妻の言動も納得いかない。私が公務員嫌いだからなのか?自分さえ良ければそれでいいのか。

    ドラマは違うオチであることに期待。

  • 市役所の市民相談室に勤める公務員が主人公という異色作。

    無責任でやる気のない上司や同僚、非常識で身勝手な市民、傲慢で強権的な市長、粗探しに余念のないマスコミ等々。多少誇張はあるにせよ、かなり公務員の現実を描き当てているのではなかろうか。こりゃ、ストレス溜まるよなぁ。

    いろいろな事件が立て続けに起こって、思いがけない(ちょっとありえない)展開に発展するも、終盤で幾つかの伏線を回収して、最期はめでたしめでたしかな。

    山本甲士さんは初読だけど、文体も軽くて読みやすい一冊でした。

  • 公務員が主人公。市民の相談窓口に勤めているため、理不尽な問い合わせも多い中、縦割りやたらい回しで仕事が進まないイライラ。私の妻も元公務員で、似たような話を思い出し、胸が苦しくなる。主人公夫婦も普通の欲がある人間なので、事態は少しずつ悪くなっていくが、、、系の話。
    最後はなるほど、ガガガッとそっちに行くか的面白さで楽しかった。

  • 主人公である市役所職員の周囲で立て続けに起こる騒動を描いた小説。上司の逮捕、ワニ騒動、妻の飲酒運転、市長からの暴力など、同じ人物に関わる騒動がこんなに続くのかという疑問はあるにせよ、実際にいかにもありそうな、かなりリアリティにあふれた公務員小説となっている。主人公をはじめ、完全な「良い人」というのが出てこないというのもリアリティを高める要因となっている。また、関西の市役所が舞台なので、登場人物の会話が関西弁なのも人間味があってよい。
    この小説は、公務員が読んだら、身につまされることが多いと思う。役所のセクショナリズムの愚かしさがよく伝わってきた。主人公のように、言うべきときにはちゃんと主張しやなあかんなと思った。また、ボタンウキクサのプロジェクトチームが立ち上がったときに、主人公が、「いい連中も市役所にいるではないか、捨てたものではないなと、妙に身体の芯が温かくなるような感覚に浸っていた」という感じは自分にも経験があり、よくわかった。

  • 「ドロ沼」にならないことを祈って読み始め。
    途中停滞しながらも、ようやく読了。
    最後の最後で救われた感あり。

  • 大阪泉州地方あたりの設定の南海市役所市民相談室勤務の主人公倉永が、市民からの理不尽な電話、それに対応すべく関連部署間での責任のなすり合い、たらいまわし、上司や部下との軋轢、等々のストレスが延々と描かれて、どうしようもない閉塞感を最後まで引きずるのかと思いきや、快刀乱麻ともいうべき結末。ちょっとこの最後が出来過ぎの感があるけど、全体としては、まぁまぁ楽しめたかな。泉州地方独特のあらっぽい喋り口がとっても「らしい」。この人、泉州の人なのかな。

  • 市民相談室で働く公務員の話。
    どんどん災難がふりかかってきて、読んでて疲れてしまった。。

  • 平仮名、巻き込まれ3部作のラスト。
    ...という割には巻き込まれた主人公が
    しっかりそれを利用して、あのラストへ展開されるとは
    全く予想外の展開。その予想外の展開が痛快で面白い!!!

    ...かというとビミョー(笑)。ヘソ曲がりなんですかね、ワタクシ?
    むしろなんでこうなるの? という疑問符と、そのストーリー展開に
    怒りすら感じてしまったんですが...。

    役所の縦割り社会やタライ回しに怒る主人公あたりまでは面白かったのになー。

  • 山本氏の小説はこれまでにも幾つか読んでいる。
    近隣同士のいざこざが大きな事件につながっていく「どろ」・・
    そして家庭の主婦が大企業を相手に闘いを挑む「かび」・・
    いずれも主人公の心情に、いつの間にか同化して夢中で読み込んでしまった。
    そして今回の作品「とげ」も・・。

    帯にも書かれているのだが、「公務員をナメちゃいけないよ!」とのコピー。
    主人公の倉永は、家族4人でつつましく生活をする一介の公務員だった。
    しかしある日の事件から、身の回りでトラブルが怒涛のように続出する・・。
    そしてその不幸の連鎖は、やがて雲の上の存在であった市長との訴訟にまで発展。
    彼は公務員生命をかけて、それに立ち向かっていく。

    「公務員はクビにならなくて楽だよなあ・・」
    そんな会話をオレの周りでもよく耳にする。
    しかし、この「とげ」を読んでみると一概にそうとは思えない。
    どんな仕事も、大変で厳しいものだということだよな・・。

  • 市役所の相談室の倉永晴之
    色んな市民の声の対応に頭が痛い。家庭では妻が事故を起こす。
    一職員ではたらい回しの役所の機能は改善されないと最後は市議に立つ。

  • 市役所の市民相談室で勤務する公務員倉永。市民からの理不尽な電話や相談、それをたらい回しにするお役所、事なかれ主義の上司や同僚。ウンザリする日々の連続の中、少しずつ“とげ”を見せ始める倉永。上司の逮捕や妻の飲酒運転、市長からの暴行事件と次々に騒動に巻き込まれる倉永は、最後にはその“とげ”を剥き出しにする…舞台は大阪のため、終始関西弁の会話が続く。そのためか物語は刺々しさが漂うもの。倉永と妻の行動・言動には疑問符がつくところもあったが、結末はお役所体質に一石投じるものでスッキリした気持ちになれた。

  • 録画で一気見。地方公務、小市民の話。
    結末も感動も小市民的な感じ。
    途中の展開はまぁまぁ面白かった。
    星3

  • it's a local speaking in Shiga? i don't want it. cos, can't focus the story‥ i hoped non stop amazing accident.. anyway, it's great idea, the city helped center! i talk to public officer or start up to it.

  • 「とげ〜小市民 倉永晴之の逆襲〜」
    フジテレビ 土曜23時40分
    出演:田辺誠一、西田尚美、西村和彦、鹿賀丈史
    公式HP http://www.fujitv.co.jp/b_hp/toge/

  • 『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』
    フジテレビ/毎週土曜放送
    2016年10月8日から

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