日本沈没 第二部〔小学館文庫〕 (上) (小学館文庫 こ 11-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082746

感想・レビュー・書評

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  • 日本沈没から25年後、国土を失った日本人は世界各地に入植したが、現地住民とのトラブルも絶えず発生していた…そんな中、中田首相は旧日本海上に人工島の建造を計画する…。感想としては、前作から33年後の本作、前作の方が手に汗握る展開なのにくらべ、今作は内容としては重い内容だけれど落ち着いているのような…そんな印象を持ちました!下巻もこれから読んでみます。

  • 日本列島が沈没してから25年。
    各地に移植した日本人は普通にやっていても「ゆっくり・適当・のんびり」の他国人よりもできてしまい、アイデアもあることからかつてのユダヤ人のように現地人とトラブルに。

    他国に拠点を置く日本政府は、ある程度安定してきたかつての日本の領土が沈む海上にフロート式の人工島を計画。
    しかし、竹島には韓国に代わって中国が暗躍していた。
    韓国と中国は昔から国際法を無視するので、ある意味案の定ってことみたい。

    昔から中国と朝鮮は変わらないのね。
    旧ソ連であるロシアも同じ。

    しかし、日本には各地に原発があったわけで、日本が沈没した1970年代にはどれも稼働していただろうし、汚染はどうなっているんだろう?
    その点はよくわからない。

    とりあえず昔の登場人物たちも出てくるようだから、下巻に進んでみよう。

  • 日本沈没を読んで、第二部が後にリリースされていることを知った。
    第二部は日本沈没から30年後の未来。世界各地では日本人の入植を
    巡って様々な問題が発生していた。
    祖国が無くなるとこういう運命をたどることになることがよく分かる一冊。

  • 小松左京「日本沈没」のその後の物語。国土を持たずに政府を維持する日本と世界各地での日本人集団の物語。「日本沈没」は、科学と人間の物語でSFの醍醐味を楽しむ作品ですが、この第二部は、SF色はあまり出てきません。上巻は、物語の進行が少々まどろっこしいかなぁ。

  • 中田首相はまぁ良いとして,小野寺君が出てきませんよw 登場人物が多く,場面切り替えも頻繁,一色版が頭にあった第二部より話を追いにくい。。。

  • お使いに行くのに読むものが無くて
    本屋で目についたので購入。

    ちょー!しかけチラ見せで上巻終了してしまった
    また近所に下巻がない罠なのか?

著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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