やさぐれぱんだとペンギン (小学館文庫 さ 5-3)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082920

感想・レビュー・書評

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  • シュール。書く線画が美しい漫画家さんだ。最初に登場したブランコに乗ったタマゴさんの姿に吹き出した。
    どうもこの本はやさぐれパンダの長編らしく、哲学のような展開。初めて読んだが面白かった。私も南極の氷が溶けないようにお願いしたいと思う。

  • "やさぐれぱんだ"シリーズ初の長編作。ロマンを探して旅に出たぱんだと、それを追いかける青年と道中知り合ったペンギン。ぱんだの"さがしてください"の置き書きから始まった旅はメルヘン?なラストへ。

    はじめからおわりまで、相変わらずの含蓄があるんだかないんだかわからないゆるゆるストーリー。爆笑はなくともニヤリ、クスリの愉快作。

  • ある日、突然ぱんださんがいなくなった!
    若者はぱんださんを探しにゆくのだが…。

    *****

    一冊通してストーリー漫画になっている点がいつもと違うところ。
    いつものぐだぐだ感、てきとー感はそのままに、物語は進む。

    出てくる、おなじみのキャラクタ。
    出てくる、あたらしいキャラクタ。
    題名にある通り、ペンギンもちゃんと出てきます。

    最後には感動が…!
    待って…たかなぁ(笑)。

  • 知人から借りた本。なんとも言えない・・・
    ゆるゆるなので疲れたときにもパラパラと読めます。

  • ゆるいです。ペンギンに視線の高さを合わせて話す山賊さんにきゅんとしました。

  • 巷で有名な本書を古本屋で見かけて購入。わずか10分ほどで読み終えてしまいました。続きもの?だったみたいで1、2巻を読んでいないことがあとがき読んで発覚。知らなくても読めました。噂通りシュール。サクサク読める本なのに絵は上手だなと思いました。

  • 相変わらずシュールでいい。

    ぱんだは愛らしいし
    新顔のペンギン!
    なでられたり手を繋がれてたりで
    たまらなく可愛い。

  • 不思議な空気が流れている マンガである。
    短い言葉で 青年が問い ぱんだ が返事する。
    その 呼吸 がいい・・・

    息とは 吐いたら・・・吸う という行為であるが
    やさぐれぱんだは 息のような 行為をしている。

    「人が成長するのに 有効なことって 知っています」
    と青年が パンダに質問する。
    パンダは 「いんや」 といって
    青年は言う
    「人の話を聴くこと
     本を読むこと
     旅をすること
     なんですって
     なんつーか
     ロマンですよね」

    パンダは ロマン をさがしに旅に出る話だ・・。

    ロマンの国 南極から来た ペンギンも
    旅にでて・・・ロマンの外側を見ようとする。

    やさぐれ・・・という意味がよくわからなかった。

    やさぐれる・・・とは 「家出する」・・・もしくは 「すねる」
    という意味のようだ。
    確かに パンダは ロマンを求めて 家出したようだし
    はなす言葉が すねているような気もする。
    というか・・・「やさぐれぱんだ」 は語呂がいい。
    「木枯らし紋次郎」も語呂がいい。(関係ないか)

    シュール とか
    不条理 とか 
    ゆるい とか
    脱力系 といわれているが、
    story的には 旅にでて 成長する ということなんでしょうね。

    私は 「ひげを生やしたタマゴ」がいい味出していた。
    温泉タマゴらしい 雰囲気だ。

  • で?

  • タヌキとペンギンが好き

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