大浪花別嬪番付―なにわの源蔵事件帳〈1〉 (小学館文庫)

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著者 : 有明夏夫
制作 : 細谷 正充 
  • 小学館 (2008年10月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083132

大浪花別嬪番付―なにわの源蔵事件帳〈1〉 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 廃棄後、再購入 平成27年8月2日

  • 時代もので人情ものでもありますがコージーミステリに分類。謎解きはしっかりしているし登場人物は勝手にしゃべりだしそうなほど生き生きとしている上質の連作。明治維新直後の大阪を舞台に、ご一新で制度や服装や作法もがらりと変わったものの生きてる人間は同じなのでなかなかボタンひとつで切り替わるというようには行かず、旧幕時代の名残もありつつ、という面白い時代。旧幕時代は奉行所に仕えていた源蔵親方は現在は警察組織には属さないものの外部委託のような格好で協力をしています。その風貌から<海坊主の親方>との異名をもつ源蔵が糸口を見出すところまでは直接語りなのに、いかように謎を解き事件を解決したのかという一番いいところは、近所の大店のご隠居徳兵衛が新聞に投稿した事件顛末記事で語られる、というのが定番。リズムの良い大阪弁の口語と、徳兵衛の記事の独特な名調子の語り口も、読んでいて心地よくなってきます。桂枝雀主演でNHKでドラマ化されたそうです。ドラマも見たくなりました。

  • 20年ぶりの再販。今は亡き桂枝雀の名演でNHKでもドラマ化された作品。

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