- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094083354
感想・レビュー・書評
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私も「死体農場」という場所を知ったのはパトリシア・コーンウェルの作品からでした。
まさか実在していた場所だったとは・・・
人が死んだ後腐敗していく様子をあらゆる条件下で観察するために作られた死体農場
農場に関わった人たちが法医学会に革命を起こしたのは間違いないと思う
自分も死んで遺棄されたらこの農場の住民たちみたいになるのかなあ・・と背筋がゾゾゾ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男女の骨盤の開きの差と下肢の付き方の違いについて。
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下世話で変なタイトルですが法医学の本です。
というか、法医学の中でも骨学者であるビルバスの
実験スペースである区域を死体農場というニックネームで
呼んでおり、そこでの研究や成り立ち、成果のあれこれ。
あーーー勉強しなおしたいぃぃって思います。 -
実際に人間の死体を使って
その死体がどのような条件であれば
どのような状態で変化していくのかを
記録されている場所。
それは、殺人事件や変死体など
今日における事件や事故などにおいて
警察等への重要なデータとして参考になっているという。
温度や湿度、季節や場所。
またそこに来る虫等から情報を得る。
結構グロテスクなんですが、
わたしはとても興味のある分野なので
普通の本屋さんで売っていたのがびっくりでした。
事件解決のため、
物言えぬ人のため、
日夜こういう仕事をしている人もいるのだと
感服でした。 -
パトリシア・コーンウェルの検屍官シリーズの中の出てきた施設のモデル。ドラマ「BONES」とも納得する場面が出てきて良かった。興味深いけど、なかなかキツイ話ばかり。
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猟奇的な題名ですが「死体農場」とはアメリカのテネシー州にあるテネシー大学人類学研究施設の通称。
死体を様々な環境に置き腐敗の推移を観察する世界唯一の研究施設です。
所長のビル・バス氏の視点から、今まで扱った事件や「死体農場」設立の経緯、新しい研究のきっかけとなる事例などが真摯な姿勢で書かれています。
科学捜査を扱ったドラマはよく見かけますが法医学と法人類学の差も分からなかったので、大変勉強になりました。 -
法人類学
日本にもあればいい