- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094083606
感想・レビュー・書評
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『インディゴの夜』で気になってた作家・加藤実秋さん。その人のミステリィというか何というか……。って感じの本。
まぁ気軽に読める本かなーって感じで楽しめました。純ミステリィではないので,ミステリィファンにはお勧めできない。ただ,臭わせぶりな終わり方にまんまとはめられ(?)2巻目に手を出してしまいました(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引き続き軽めの本が読みたくて購入した作品。
ドラマの原作だったんですね。知りませんでした。
短編連作なので、さくさく進みます。軽いし。
テーマ、というテーマがあるのかどうかは置いておくとして、
読み物としてはおもしろいかな。
とりあえず、キャラは濃いです。 -
サクサク読めて面白かった。
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人間の一器官の欠損が別の能力を引き出す主人公、この設定を根幹にした事件物語。
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掃除屋女子事件解決
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軽快!読みやすい。
登場人物、みんな面白くて、読んでいて楽しかった。 -
特殊清掃員ってなんかかっこいい。
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この作者の本、初めて読みました。
超能力者で時代劇マニアの主人公、桃子ちゃんが
事故、事件現場専門の清掃会社に
バイトに入ったのをきっかけに
次々と事件に巻き込まれていく、というストーリー。
この清掃会社のメンバーがみんな変わり者で、
犬マニアの社長、ギャルの事務員、
無愛想なイケメン←(これは特に変わり者属性じゃないよね?
などなど、かなりデフォルメされたキャラ立ちぶり。
ドラマ化先行で書かれた小説らしいので、そのあたりいかにも
ドラマにしやすそうな感じになってます。
ま、わたしは過剰なくらいキャラが立ってる小説好きなんで、
これも楽しめましたけど。
ちなみに私のいち押しはチーフで兼業役者(?)の重男さん。
不安定な若者(イケメン)より
頼りになる現場監督に惹かれるお年頃。。。
ミステリーなので毎回事件に巻き込まれるんですが、
事件に関わるきっかけとなる桃子ちゃんの能力がまた、
絶妙に遠まわしでw
見たことのない風景が見える、まではともかく、ずっと変な匂いがする、
なにを食べても『赤いきつね』の味になってしまう(!?)、などなど
ここからどうやって事件の真相に近づくの?!と思うような
ビミョーなレベル。
でもそこからひとつひとつ、地道に可能性を探りながら
真相にたどり着く流れがうまくできてて、ミステリーとしての完成度は
高めじゃないでしょうか。
ちょっと地道に、まじめにやりすぎて、全体に地味な感じなのは
否めませんが。
で、ラストは。。。
次回に続く!!。。。って感じ?
続編が出てるのね。
何やら主人公の過去に秘密があるような。。。
重男さんにもまた会いたいし、続編も読まなくちゃ! -
ドラマが面白かったので、ずっと気になってた作品。
ドラマとは全く別物として楽しめた。
個人的にこういうチーム感のある謎解きものは大好物。
テンポ良く、キャラも立っていて、さらっと読める。
桃子と翔(無愛想イケメン!)の関係もいいなぁ。
えっ!これで終わり??と、ラストは少々おいてけぼりでしたが、
続編が最近出たみたいなので、そちらも早く読みたい。 -
再読。
残留思念もの好きには面白い。
実際のところ、色々宿っていそう。
2013.1.27
再読。内容を全く覚えていなかった。
事件・事故現場の後始末が専門の特殊清掃会社で働き、残留思念をキャッチすることができる能力を持つ桃子を主人公とするミステリ。
残留思念のキャッチの仕方や特殊清掃会社のメンバーのキャラも面白いが、謎解きの結末がいまいちなのが残念。