- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094084337
感想・レビュー・書評
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映画化に際して原作のコミックを元に小説化したものであるので、文章だけではちょっと無理があるような感じがした。映画を観た人は別だが、興味のある人はコミックから読んだようがいいと思う。、原作を知らないで文章だけを追っていると、ストーリーが急展開すぎて「なんで急に…」と感じてしまう点があるように思える。映画にもなり、人気のあるコミックではあるが、原作とは違う小説ならではの『僕の初恋をキミに捧ぐ』をもっと作り上げたほうがよかったのではないかと思った。
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映画の影響で、この本を読み増した。移植すれば助かる命。彼女が主人公を思う気持ち、家族を思う気持ちがぶつかってとても感動するお話です。
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幼馴染の恋が、切なくて感動しました。
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この本は先に映画を見てしまったのですが、映画がとてもよかったので本でも読んでみようと思いました。
物語の始めの方から泣けてしまいます。
だけど、幼馴染の二人がとても可愛く思えました。 -
この本は、彼氏が死んでしまう物語です。最初から、すごく切なくて、悲しくて、でも2人の初恋は、心が温かくなりました。お互いに小さい頃から愛し続け、彼が亡くなるまで恋愛を全うし、彼女の気持ちを最後に教会で式を挙げたときは、本当に泣けました。彼も彼女を幸せにしてあげることはできなくて残念だったかもしれませんが、彼女も彼と過ごした日々は、本当に幸せだったと思います。彼も最後の力を神から与えられ、彼女と新婚旅行に連れて行ってあげれて本当に良かったです。
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青木琴美さんの代表作「僕は妹に恋をする」に出てくる頼の高校の先輩、男子寮の寮長、垣ノ内逞と女子寮長種田繭の物語。
逞は20までしか生きることができないと宣告される。
逞はそのことを小学校の修学旅行先の病院で医師に突然伝えられる。
そのことを知った少年の逞は幼少の時に繭に叶えられることのない約束をしてしまったことを思い出す。
漫画を読んでいたので、本も読みやすかった。
映画化もしたし、映画をみてみたいと思いました。 -
この小説は映画が楽しかったので読んでみたのですがやはり面白かったです。心臓病の主人公が二十歳まで生きられないと宣告されてからの繭という女の子との関わりがだいたいの内容です。
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この本は本を読んでから映画を見ました。本の方が内容が詳しく、泣けました。男の子の法が20歳までしか生きられないという話でそれを女の子が支えていくという話だったけれど幼馴染の男女のうらやましい恋愛ストーリーで幼馴染だったぶん思い出も濃くて彼が病気と知った時、つらいのが伝わってきたけれど、それを前向きに支える姿に感動しました。
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二人は幼いころから一緒にいて、結婚の約束までしていた。しかし、たくまは心臓の病気にかかってしまった。もし、自分がこのような状況になったら、何をしていいか、どう接したらよいのか分からなくなる。まゆは、この状況でもたくまに対する好きな気持ちをストレートに表現している。
とても切なくて泣けた本だった。 -
医師を父に持つ少女・繭は、父の病院で入院生活を送る少年・逞と出会う。互いに恋心を抱き始める2人だが、繭は逞が重い病気により“20歳まで生きられない”ことを知る。時が経ち、一途に逞を愛し続ける繭に対し、自らの余命を自覚した逞は恋心を封印し繭を遠ざけようとする。そしてその間にも、逞の病状は進行していく。病気のせいで繭につらい思いをさせたくないという逞のやさしさが、繭には、それが逆につらくて、逞が病気じゃなかったら、逞の病気が完治したら…と何度も考えてしまう。
そうしている間にも、逞の病気は進行していき、繭は一人取り残されてしまう。つらいことだらけの話だったが、読み終わって、なんだかすっきりした。
長い間一緒に過ごしてきたふたりが、こんなに悲しい別れ方で、つらかった。映画とは少しだけ話が違った。