野村ノート (小学館文庫)

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著者 : 野村克也
  • 小学館 (2009年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084474

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野村ノート (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • これは名著。

    野球選手に対して失礼な言い方となるが、野球選手の書籍とは思えないほど中身が濃い。
    というよりも、一般的な啓発本よりもずっと中身が濃い。

    もちろん野球を素材にした内容となっているが、原理原則・勉強と仕事と人生・教育・組織形成という、どの分野でも共通する内容となっている。
    著者自身の経験を自分の言葉で解説しており、非常に分かりやすくためになる。

  • 名選手・名監督の誉れ高い野村克也氏の人材育成・管理術。

    う~ん、野球の戦術についての記述が多くて、違う方面での文章を期待していた自分には少し期待はずれ。
    それでも、「なるほどねぇ」、と思わせる内容は、野村氏の経験に基づいた実績のたまものかな。
    目から鱗、というような目新しい育成・管理術はないんだけど、実績があるだけに説得力は充分。

    ☆3個

    ただ、一言だけ。。。
    この本をブックオフ津南店に売った人!
    本を売るなら蛍光ペンでラインを引くのはやめてくれ!!
    ったく、常識を知らんのか!?


    ・心が変われば態度が変わる
    ・態度が変われば行動が変わる
    ・行動が変われば習慣が変わる
    ・習慣が変われば人格が変わる
    ・人格が変われば運命が変わる
    ・運命が変われば人生が変わる

    元はヒンズー教の教えらしい。

  • 心が変われば態度が変わる。
    態度が変われば行動が変わる。
    行動が変われば習慣が変わる。
    習慣が変われば人格が変わる。
    人格が変われば運命が変わる。
    運命が変われば人生が変わる。

  • プロ野球の指導者・選手、ついで、アマチュア野球の指導者・選手など野球関係者の人たちが最も学べることが多いのではないかと思った。われわれ一般の人間にとっては、組織の管理職もしくは管理職志望の人たちに学ぶところが多い。

    僕が組織の管理職の立場で、勉強になったのは以下の3点でした。
    ・仕事を通じて人間形成、人格形成をしていく
    ・絶対に結果論で部下を叱ってはいけない
    ・リーダーのためという思いから、「チーム優先」に変われる

    全体を通じて、「プレーヤー」と「マネージャー」の違いについて理解を深められた。この点については、企業でも応用ができると思う。

  • 仕事にも使えそうな話がいろいろあり、勉強になった。

  • 戦略を持ってバッターボックスに立てば三振をしてもよい。そこなら学び、次のチャンスにつなげること。

  • 組織はリーダーの力量以上には伸びない。
    上原投手の原点能力。外角低め。医師にも原点能力は必要だ。ここは絶対大丈夫というゾーン。

  • 野球を通して、組織論、管理術について書かれているが、ひとつひとつの点は、一般の会社でもあてはまることばかりで納得できる。
    ぜひとも、実践してみたいと思う。
    ただ、もしかすると、野球に馴染みがない人は、読みにくいかも。

  • ずっと気になっていた本で、やっとこさ購入。
    野球好きにはたまらんでしょう。すごく詳しく書いてますし、ビジネスマンとしての心得なども野球を通して書いているので、個人的には良かったです。ただ、あんまり早読みはできず、じっくり時間のある時に楽しみながら読むのがお勧めだと思います。

  • 野球にデータを取り入れ、
    行動心理学を古今の書から
    取り入れた野村監督ならではの
    野球観。
    そこから、出てくる人生訓は、
    本人のパーソナリティーと相まって、
    非常に惹きつけられるものがある。

    話題のロングセラーなので、もちろん一読の価値は
    あると思う。

  • 121031日経夕刊
    エンジョイ読書
    野村ノート 野村克也著 次につながる 失敗の根拠 二宮清純


     プロ野球シーズンの掉尾(とうび)を飾る日本シリーズが、27日から始まった。巨人が勝てば3年ぶり、北海道日本ハムが勝てば6年ぶりの日本一だ。



     さて今年のシリーズには、ある特徴がある。知将・野村克也の門下生とでもいうべき首脳陣が、両チームでかなりの数を占めているのだ。

     まず巨人。秦真司バッテリーコーチ、橋上秀樹戦略コーチ、荒井幸雄2軍打撃コーチ、野村克則2軍バッテリーコーチ、田畑一也、河本育之両2軍投手コーチ。続いて日本ハム。栗山英樹監督、吉井理人投手コーチ、三木肇内野守備コーチ。コーチではないがベテランの稲葉篤紀もヤクルト時代に野村の薫陶を得た。

     中でも巨人の橋上は、野村から最も影響を受けた愛(まな)弟子のひとり。今季、セ・リーグの2冠王に輝いた阿部慎之助に「ストライクを見逃す勇気を持て」と進言したのも橋上だ。リーグ優勝翌日のスポーツ報知に阿部は〈これまでだったら、三振をしたくないから振りにいっていた。でも「三振をしてもいいんだな」って思えるようになり、余裕が生まれた〉との手記を寄せている。

     ストライクを見逃しての三振は、普通なら御法度(ごはっと)である。ところが野村は違った。野村を師と仰ぐ山崎武司(中日)は楽天時代、こう話していた。「たとえば1回もバットを振らずに3球三振に倒れたとする。でも“全部真っすぐを待っていたんだけど、3球ともカーブが来た”ときちんと話せば、野村さんは怒らなかった。要するに失敗の根拠さえ、はっきりしていればいいんです。それは次につながりますから……」

     本書(小学館文庫)は、いわば勝利のための虎の巻である。息子・克則がコーチになった時、指導に困らないようにと書き留めておいたのだと本人から聞いたことがある。本書がベストセラーになったことで、この後、野村本は雨後の筍(たけのこ)のように出版されたが、これを超えるものはないというのが私の率直な感想だ。

     リーダー論も秀逸だ。「中心なき組織は機能しない」。野村の有名な言葉である。ヤクルト時代、栗山は野村に重用されず、不遇をかこった時期もある。それでも栗山の選手起用には、野村の思考が色濃く反映されている。その典型が4番の中田翔だろう。不振の時期も栗山は我慢して中田を4番で使い続けた。「ふと気がつくと、野村さんの教えが無意識のうちに自分の中に入っているように感じる時があるんですよ」。苦笑を浮かべて栗山は語っていた。

     財を残すは下なり、仕事を残すは中なり、人を残すは上なり。これも野村の口ぐせだが、確かに野村は数多くの優秀な人材を育て上げた。門下生たちが知略を競い合うこのシリーズを、どう見ているであろう。

    (スポーツジャーナリスト)

  • 人間学のない者に指導者(リーダー)の資格なし。
    数多くの実績を残してきた野村さんの野球に対する考えやリーダーとして何を考え、どう行動してきたかがまとまっています。

    管理する者は、絶対に結果論で部下を叱ってはいけない。
    根拠も無く勝負することヤマ勘なだけなので叱る。根拠があって勝負にいって相手もいるので結果がでなくても仕方ない。

    リーダーとして常に以下のことを念頭に置いている。
    ①リーダーによって組織全体はどうにでも変わる。
    ②リーダーはその職場の気流にならなくてはならない。(意義を感じさせ巻き込み奮起させる)
    ③リーダーの職務は、壊す(信長)、創る(秀吉)、守る(家康)

  • 以前にも何度か読んでいましたが、内容を思い出せなかったので改めて手に取りました。なんせ野村監督と言ったら「野村ノート」が代名詞の一つになってますからね。野球を志すものとしては外せません。

    で、自分の中で「野村ノート」というのは、ミーティングで話されたものがまとめられたものという意識(そのように思い込んでいたという意味では先入観)が強かったため、そこには野村監督が考える戦術や戦略がたくさんつまっているんだろうなと思っていました。しかし実際はそうではなく、いかに選手の心を掴み動かすかといった人心掌握術や操縦法、意識変革の重要性といったものが強調されています。正に、野村監督がチームのトップとして重視する「人を生かす」という考えに貫かれている本です。

    「監督の役目というとすぐにチーム作りとなるが、チームを作るにはまず一人ひとりの選手を作らなくてはならない。そういった意味では、監督の最初の仕事とは人作りである」(p179)

    組織の前に人である、その人作りに励むのが監督の仕事、組織を作る前提なのだということですね。優れた組織を作らねばと焦って余裕がなくなっているときに思い出したい言葉です。

    最後に、今この本を読み終わって思うことは、野村監督が考える戦略ー戦術論を体系的に知っておきたいということです。そんないい本ないですかね? 今の関心はそこに移っています。

  • 私が紹介する本は、野村克也さんの「野村ノート」という本です。野村克也さんは元プロ野球選手で、通算の出場試合数、安打数、本塁打数、打点がそれぞれ歴代2位という輝かしい成績を残した名選手であり、現役終盤には兼任監督を務め、引退後もヤクルトスワローズを何度も優勝に導いたり、弱小球団であった東北楽天ゴールデンイーグルスを球団初のクライマックスシリーズ進出へと導いたり監督としても優秀な成績を残した方です。野村さんの現役時代のポジションはキャッチャーであり、配球術に定評があり、自身の現役、監督時代の経験から得た配球や打撃の理論などを細かく記したものがこの一冊です。この本は野球が好きな方ならば野球の理論が詳しく書かれており、配球の話や過去に活躍した選手の話も盛り込まれているのでとても楽しめると思います。野球をあまり知らない方でも読んで頂ければ、この本をきっかけに野球の楽しさを感じることができると思うのでおすすめです。

  • 野村克也による啓蒙書。

    「野村ノート」という名前通り、彼の技術論、人間論などが余すところなく書か照れている。

  • [2016.19]野球の理論はもちろん、コメンテーターが言いづらいであろう批判も包み隠さず書かれている。
    さらに、野村さんの社会人としての心得もふんだんに盛り込まれていて、まさに読んで損はない一冊と言える。

  • 監督という職業について、詳しく書いてある。例えば…という流れで、具体的な体験談に入っていくのだが、その量が尋常じゃない。こんなにも語れるのかと。おそらくまだまだ出てくるはず。これは経験の重さを感じずにはいられなかった。人間教育に重きを置いていたという点には驚いた。なんだ、プロも部活も根源は同じなのかと。子どもと対峙するか、大人と対峙するか、それで手法は大きく変わるのだろうが、大人(しかもプロ)の方が大変なのだろうな、当たり前だけど。

  • 著者の野球に対する理論から始まり、後半は人間哲学まで。著者自身の経験が体系化されており、野球と人生観を絡めた内容で非常に興味深い内容。
    ただ、著者の他本に比べて野球論が多いので野球に詳しくない人には前半はピンとこない部分もある気がする。

  • 野球でのセオリー、分かりにくい部分はあったが、
    仕事におけるヒントが読み取れる作品でした。

  • マネジメント、リーダーの在り方を野球を通じて学ぶことができる。将来の幹部に薦めている。

  • 仕事の仕方や指導について、ためになることが多い

  • 野球がわからないので、思ってたより。。。まえがきがとても心に残りました。

  • ・そもそも人と人の間にいる人間であり、そのためには、
     いかに人間関係を円滑に生きていくということが人生で
     大きな比重を占める

  • 野村さんの本は何冊か読んだが、比較的野球の話のウエイトが多いかなという感じ。
    勿論、野球の話を通じて人間力についても数多く語られている。

    野村さんの本については、どの本でも根本的な部分は同じかもしれないが、それでも読むたびに新たな学びと発見がある。

  • うんちくだけなら野村が一番!

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野村ノート (小学館文庫)の作品紹介

創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導き、その指導力をあらためて証明してみせた野村克也。選手・監督として50年にわたる球界生活で得た原理原則を綴った伝説のメモ。そこにあったのは、「配球の原点」「スコアラーからのデータ利用法」「役目を確認させる打撃指導」「弱者の戦法」といった知将ならではの野球理論、そして「人づくりのポイント」「指揮官・リーダーの心構え」「機能する組織のあり方」など、上司としての管理術の数々だった。34万部の大ベストセラーとなった"球界のバイブル"、待望の文庫化。リーダーで人と組織はこれほど変わる-。

野村ノート (小学館文庫)の単行本

野村ノート (小学館文庫)のKindle版

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