大人ドロップ (小学館文庫)

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著者 : 樋口直哉
  • 小学館 (2010年1月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084597

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大人ドロップ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大人ってなんだろう。その疑問を持つ儚さのある時期を描いている。でもその時期はもしかしたら終わってないのか、と思わせる。

  • 高校時代の男友達と女友達との青春の1ページ。好きなのかどうか自分の気持ちがはっきりわからない。でも最後にやっと自分の気持ちを見つけたらしい。誰にでもある似たような想い出

  • 普通の青春物語で物足りない感じがした。
    映画化になるのが、不思議なくらい。

  • 学生の頃の友情、恋愛、葛藤などの青春ストーリー

  • 親友のハジメに頼まれて、クラスメートの入江さんとのデートをセッティングするが、余計な作戦のせいで入江さんを怒らせてしまう。
    きちんと謝れないでいるうちに入江さんは学校をよく休むようになり・・・


    文体が村上春樹の亜流。
    いや、亜流でもいいんだけど、それをやるならその作者なりの独自性を出すか、全体のレベルが余程高くないと本家との差ばかりが鼻についてしまう。この作品も筋立てやセリフ回しはそこそこ真似できたけど、根本的な筆力の差が出てしまった。

    このお話が目指したゴールは村上春樹作品とはまったく別のところのはずなのに、下手に文体を真似たせいでバッタモンにしか見えない。

    ただ導入から序盤の流れは悪くない。作品のタイトルと挿話もよかった。
    それだけにもったいない。さらに言うと中盤以降を流し過ぎだろってのもあるけど。

  • ありきたりな感じの青春

  • 自分が大人ではないと認められるのが大人なら、僕は大人ではないなにかだ。

  • 文章はきれいなのに、ディテールが荒い。 ひどく残念だ。

    主人公が友人に恋の橋渡しをお願いされるんだけど、「自分もちょっと気になってて。」というカンジの正統派チックな三角関係。さらにその女の子の友人もからんでなんというか、青春の一ページ見たいなものを描いているんだけど、なんというかあまりに机上論すぎるというかひどくチープな印象。

  • 物語の世界にどっぷり浸かったわけではないけれど、主人公の心情と自分の気持ちがところどころリンクして胸が苦しくなりました。

    一口に言えば(あくまで一口に言えば、ですが)入江さんとの「ありふれた別れ」の経験から、主人公は自分のことを「大人になったのだ」と思うようになります。
    しかし彼が本当に大人になったのは、「誰かのために泣いても、自分のためにはもう泣かない」と誓った時なのかなーと僕は思います。どんなに「大人になった」と思っても、そこから何も変わらなければ子供のままなのですから。この誓いは彼の大人としての第一歩でしょう。
    そして大人になった彼は、ハルと「始めることから始める」のです。

    僕はもう主人公の年齢を超えていますが、自分のことを大人になったと感じたことはありません。むしろハルのように「全然、成長できてない感じ」がずっと続いています。でもまずは、始めることから始めたいと思いました。「他の誰かじゃ駄目なんだ」という人はいませんが(苦笑)


    入江さんがその後どうなったかを考えると、暗い想像しかできません・・・。

  • 大人ドロップの世界観にはまって一気に読み切ることができました。時間はいつも進んでいて、待ってくれない。一年前の自分と今の自分は違うし、今の自分と一年後の自分もまた違うのだろう。周りにいる人も違うだろうし、常に同じものってないのかもしれない。
    青春がさわやかにえがかれていて、読んでいてどこか哀しいけど、気持ちのいい作品でした。一度読んでみることをおすすめします。
    今を大事に。Time waits for no one.

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