焼きそばうえだ (小学館文庫)

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  • 小学館 (2010年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084795

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焼きそばうえだ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 昔ヒットしたさくらももこさんのエッセイ、「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」がすごく好きだった。家にあって家族みんなで読んでたくさん笑った。
    そのイメージのまま久々に読んださくらさんのエッセイだったのだけど、面白さよりも違和感が残った。
    大人のいじめではないけれど、今で言うパワハラみたいな…そういう雰囲気がある。

    著者が某化粧品会社の社員であるNさんと懇意の仲になり、ちょくちょく会ってくだらない話をするようになり、他に3人のメンバーを加えて定期的にくだらない話をする“男子の会”を作ったという導入部は悪くなくて、何だか面白そうなスタートだと思った。
    そのメンバーである某テレビ局員の植田さんが主役的な位置付けなのだけど、会に植田さんが不在のときに植田さんの人生やら状況やらを面白おかしく揶揄して、その場で勝手に「バリに焼きそばうえだという店を作って植田さんにやらせよう」と盛り上がりその計画を本当に進めてしまう、という内容のエッセイ。
    これが小説なら面白く読めたかもしれないけれど、実在する人たちの話というのが何とも…という個人的な感想。
    自虐は笑えるけれど他虐は笑えない、の典型なのかも。

    お金と時間を遣ったお金持ちの遊びをして、結局出来上がったお店は現地の人任せ。現地でも親切なお金持ちを見つけて援助してもらったりラッキーではあるけれど、最後まで心から笑える場面はなかった。
    男子の会のメンバーにとって著者はいわゆる取引先のお偉いさんみたいなものだろうから、そのお金持ちの遊びに乗っかるしかなかったのかな、と想像した。

    昔のエッセイがほんとに名作なだけにちょっと残念だった。初めはすごく面白そうだと思ったんだけどな。

  • 植田さんのためにバリで焼きそば屋さんを出す話。突拍子もなさすぎて声出して笑う場面が何度かあった。植田さんは気の毒だけど、なんだかんだこういう人を「いなくてはならない存在」と呼ぶんだと思う。結構辛めなところもあったが、信頼関係があってこそなんだろうな、と思う。「大人が本気でやる遊び」この言葉がしっくりくる1冊でした。

  • 実話とは思えないようなトンデモエピソードに
    お腹を抱えて笑いました。
    こんな面白おかしく生きる大人になりたい。

    やはりさくらももこさんのエッセイは
    書かれてる内容もそうですが、
    語り口調やツッコミ口調も面白くて、
    ずんずん読めて楽しいですね。

  • 思いつきでバリに焼きそば屋を開店するまでを書いたエッセイ。勢いで実際にオープンさせてしまうのがすごい。
    それにしても、植田さんが万博ぽい人という表現がよく分からないが想像できてしまう、不思議だ。

  • うえださん、万博みたいだなあ。

  • 図書館内散策中に私の彼と同じ苗字のタイトルが、、、
    迷わず手に取り、1日で読破。
    UEDAさんを気の毒に思ってスタートしたバリでの焼きそば屋出店計画。
    本の内容は笑いしかないけど、仲間や友情って大切だなぁとしみじみ。
    さくら節、最高。

  • おもしろい、気の毒だけどおもしろい。実話なのがさらに良かった。会には入りたくはないけどもね・・・。

  • 思いつきでここまでやってしまう行動力。それでもやっぱり詰めが甘いところがいい。

  • 【本の内容】
    ひょんなことから仲間の植田さんのためにバリでヤキソバ屋を始めることに…!?

    ぜんぶ冗談でも本気!!

    爆笑と感動のドキュメントエッセイ。

    [ 目次 ]
    男子の会結成
    植田さんの人生を考える
    植田さんの動揺
    ヤキソバの研究
    開店の準備
    出発
    打ち合わせ
    苦戦
    長尾さんの立派さ
    親切な人の登場
    日本の味の難しさ
    ひとりぼっちの少年
    家具、食器を買いに行く
    残業
    アリミニさんの家
    停滞
    再びバリへ
    植田さんのウワサ
    オープニングセレモニー
    最悪な客
    次の目標

    [ POP ]
    小学校の男子レベル位のくだらない話が好きな、さくらももこ。

    筆頭に、5人のメンバーが「男子の会」を作った。

    メンバーの中で一番幸せでない植田さんの為に、みんなで「バリに焼きそば屋を作ろう」という事になったのだが・・・。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • さくらももこの本は初期は面白かったが、最近のものは面白くないなあ。。

  • 著者がバリで焼きそばうえだを開店するまでを描いたエッセイ。

  • さくらももこの本なら大概読んでると思ってたけど、たまたま本屋で読み逃していたこの本を発見。
    初期のエッセイは凄く好きなんだけど、近年は天狗…じゃないけど、どうにも上から目線がどうかなあと思ってたけど、こちらもどうもそんな感じが全編から漂っていたような…。
    そんな言うほど、植田さんって残念なのかと思って調べたら、敏腕プロデューサーだし(「ケイゾク」とか「自虐の詩」とか…!)やっぱりこの物言いは身内ならではの内輪ネタだと思いたい。

    文章は相変わらずさらりと読みやすいし、随所にくすっと笑える箇所があるのは流石。焼きそばが食べたくはなりませんが、バリには行きたくなるかなw

  • 男子の会にとっての“愛のある毒”がはたからみると全く共感を覚えず不快だし嫌いだと思った

  • 爆笑、です。もう何度読んだかわからないくらいに読み返しては、また爆笑。

  • 涙流しながら笑い転げられる本です

    笑いたくなったら読むべし!
    間違っても公共の場所で読んではいけません

    気の合う友達と喫茶店とかで
    こういう本を何冊か積んで
    お互い読ませ合いながら
    ゆったりとした時間を過ごしたいわ

  • 面白い。面白いんだけど、にやけるんだけど、読んでいてどこか後ろめたさを感じてしまう。

    あなたの不幸を笑ってしまってごめんね、という中途半端な気持ちが生まれる。なんともいえぬ、この喉でつっかえる感じ。

    悪意にも塩梅が必要なんだね。悪意は嫌悪からくる体調不良と愛情が生む大笑いの間で揺れる。紙一重。

  • 軽く読める。
    くだらないアイデアを具現化するのがすごい。
    楽しいだろうな~。

  • くだらなさっぷりが凄すぎて、電車の中でニヤニヤとしてしまいました。そしてくだらないことを一緒に楽しめる仲間がいるってことのが大切な事を教えられました。

  • 本気で下らなくて
    かなり笑いました←
    静かな図書館に
    私の吹き出す声が
    響きまくりましたw

  • 会社の後輩が、「おもしろいからどうぞ」と貸してくれた本。
    さくらももこ作品は、アニメ『ちびまる子ちゃん』くらいしか触れたことがなかったのだが、本作もそのアニメと同じくらい下世話でシュールな感じだ。
    自分たちの仲間である「植田くん」があまりにもうだつが上がらないサラリーマンだから、「バリで焼きそば屋でもやりなよ」と、お節介ながら無理矢理バリに店舗を出すまでを書いた作品。
    テンポがよくおもしろい一冊だ。

  •  吉本隆明とガルシア・マルケスの間の箸休めに。
     そう、さくらももこの本ってのは実に素晴らしい箸休めだ。読書と読書の間に限らず、生活と生活の間にくるっと向きを変えて、高原で寝そべって空を眺めてぼんやりするような。頭を使わず。

     本書は、どうでもいいことをだらだら話す男子の会のメンバーうえださんが、何かとあまりにかわいそう、あまりに救いようがないなんてわけで、ちょっとバリに焼きそば屋でも開いてプレゼントしようじゃないか、っていう話だ。
     実際のところ、うえださんってのは、そんなかわいそうな人でもないはずなんだが、さくらももこを筆頭にする男子の会のメンバーたちは延々とうえださんをかわいそうだと仕立て上げてしまう。

     実に軽妙なさくらももこ独特の語り口こそがキモだ。
     男子の会のメンバーが面白いひとたちってのもあるが、さくらももこが書くからこそ面白い。
     エッセーの名手。

     正に素晴らしき箸休め。
     良い箸休めってのはとても大事だな、としみじみ思わされる。気持ち良い一品。

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