誰にも見えない (小学館文庫)

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著者 : 藤谷治
  • 小学館 (2010年5月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085068

誰にも見えない (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読むのは何度目だろう。自分のあたまのなかでは景色ができあがっていて、変わることはない。はじめは読むのが面倒くさいなと感じる日記のカタチで書かれているのだが、このだるい日記があるからこそ、この物語は輝くのだ。
    自分はひとりぼっちだ、自分なんて生きていても意味がない、なんて思っている人がいたら読んでほしい。生きるのもわるくないと思える。

  • 「誰にも見えない」、私は大人になった今でもこの孤独感から抜け出せません。むしろ中学生の頃よりも世界が広がり色々なものが見えるようになって、孤独感、空虚感を強く感じるようになりました。
    主人公の瑠奈はおじいさんと出会い、今まで受け入れようとしなかった博子に瑠奈自身の「誰にも見えない」思いがつまった日記を見せたことは少し驚きました。私にはできないとも思ったし、けど誰かを理解するためには自分から動いていかないとなのかなとも思いました。「誰にも見えない」ではなくて、自分から見せる。まあ中々上手くいかないことですが(笑)

    おじいさんが人は必ず誰かを幸せにしなければならないと言ってましたが、ふとそんなこと考えたことなかったなあなんて思いました。

  • くやしい。うらむ。でも本当はくやしいことなんか何もないし、誰もうらんでない。私立女子中学2年生の瑠菜は、情チョ不安定なときにそんなふうにノートに書く。ある日、自分は誰とも繋がっていないと感じた瑠菜は、電車に乗って一人である場所へ向かった。そこで起こった現実離れした出来事が瑠菜にもたらしたものは?

  • 正直途中までつまらないなー、と思って読んでいたけど、後半から突然面白くなってきた!
    大月に出かけるところから最後までがちょっとファンタジーっぽくなって、救いが持てるところがいい。
    こんな中学生って、現代にたくさんいると思う。

  • 中2の主人公に共感できるワタシはまだ思春期なのかしら。
    弱ったねこりゃ。
    「魔法の木」と「カメレオンのための音楽」を読もう。
    …って、「カメレオンのための音楽」…またカポーティ!
    読まねば。

  • 何で小説に出てくる一人称の思春期女の子って周りを少し小バカにしてて自分は精神的に大人ですよみたいな顔してるんだろ。って思いつつ自分もこの段階からまだまだ抜け出せてないような気がした。

    前半は愛子の可愛さでさほど苦にならず読めた。

    でも後半は読むのがチョットキツかった。内容が頭に入ってこない。



    所々平仮名にになってる単語は申し訳ないが読み辛かった。文章はしっかりしてるのに言葉の端々で幼さを出そうとしているのが逆に"大人が想像した少女"になっている気がした。でも受け取り方は十人十色なので私の出会ってこなかったタイプの少女なだけなのかもしれない。
    実写映画化したら面白そう。

  • 中学2年の女の子の、あの年頃に誰でも一度は味わうであろう、「誰も私のことをわかってくれない」「誰に囲まれていても、私は一人ぼっちなんだ」みたいな感情を、本人の日記形式で語っているもの。

    完全に一人よがりで、基本的に上から目線の、自分の目しか通さない語り口。ビミョーな口語体、難しい漢字はひらがなで書かれていているところ、正直、読みづらいし、かわいくない子だなぁと思うのだが、あの年頃の女の子の日記としては、ほぼ完璧。大人、かつ男の人が書いたとは思えない。(細かくつっこみたい箇所はあるにしろ)

    共感できるか、というと、まぁもうさすがに、というカンジだけれど、あのときこういう救いがあったら、なにか変わってたかな、なんて思わせる好ましいラスト。悩める年頃に読みたかったです。

  • 船に乗れ!で本屋大賞にノミネートされた藤谷治さんの
    傑作が文庫化!
    娚の一生の西炯子さんが表紙カバーです。

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