株式会社ハピネス計画 (小学館文庫)

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著者 : 平山瑞穂
  • 小学館 (2010年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085136

株式会社ハピネス計画 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何となくタイトルに惹かれて図書館で手に取る。
    タイトルから想像した内容とは全然違ったけど。

    何となく中途半端感。
    人生のどん底みたいな状況から上がっていくような内容だけど、石のくだりはファンタジー(?)入っているし。
    そこそこ続きが気になる内容ではあったんだけど、面白いかというとうーん…という感じ。

    とりあえず、自分がたてる音には気を付けようと思うようになった(苦笑)。

  • 勝手に“お仕事小説”だと思い込んで読み始めたので、???
    私には、ファンタジーの部分?がしっくりきませんでした。

  • 友人に薦められた一冊。人生のどん底だった男がとある会社を紹介してもらいそこに関わることで起きる事件によって男が得る幸せとは何か。

  • 巻き込まれ型主人公による「幸せ」をめぐる怒濤のエンタテインメント・・・らしい。なんでこうなったかなの嵐。

  • 少し異質な現実に飛ぶことしばしば。足元が覚束無いままのハッピーエンドは、どこか架空の幸せのような印象…
    事実は小説より奇なり、だったりするかな。

  • 全く世界観に入りこめなかった。登場人物に魅力がなく読んでいて楽しくない。

  • これはファンタジーに分類されるのだろうか。とてもふわふわした、現実と夢が混じったような物語だ。好きな人もいるのあろうが、自分としては非常に苦手な分野だ。何とか読了したものの、楽しめなかった。

  • 人生なんとかなるもんだよね。

  • 婚約破棄された上、リストラに遭い、不幸のどん底にいた氏家譲は、田舎に帰り久々に再会した中学時代の無責任な友人阿久津武蔵の無責任な要求に振り回されて、成り行きから武蔵の愛人である無責任なオンナ優璃亜とその娘の樹雲の家に住み込みで働く羽目になり、その後も次から次へとエキセントリックで無責任な人々に振り回されることになり、やがて中学時代の同級生藤原たまりと奇妙な再会を果たし、再会は失われた記憶を掘り起こし、取り戻された中学時代の思い出はあどけなく美しい初恋の物語へと連なっていき、譲は見失っていたすぐ足元のハピネスに気づき、幸せの意味を知る。

    『忘れないと誓ったぼくがいた』に続いて、平山作品を読むのはこれで四作目。結構読んでいると思う。

    まず(これはこれで私の読み手としてのセンスに問題があるのかもしれないが)主人公の氏家譲が、物語の冒頭、客観的には不幸なシチュエーションに置かれていながら、あまり不幸そうに見えないところが好き。一応自分はまずい状況に置かれていると自覚はしているのだが、特にメソメソするわけでも騒ぐわけでもなく意外に淡々として過ごしており、実はそれなりに満ち足りた人生を生きているように見えるのである。自分が他人より不幸か幸せかを検討してばかりいるという類いの人間ではなく、自分のルールと自分のゴールをしっかり決めて、とりあえず目の前の出来事に自分のルールで向き合っているので、泣いたり喚いたりするのではなく、とりあえず真面目に一生懸命生きてしまうのである。アレが足らない、これが欲しいというのではなく、出来ることを真面目にこなして、与えられた物を黙って受け取っている様子がとても好ましい。
    前半部、無責任なオンナ優璃亜に部屋の掃除と家政夫業を押し付けられて、面白くないと感じていながらいつの間にか一生懸命働いてしまう場面が特に好き。

    しかし譲は、必ずしもそれに腹を立てるわけではなかった。ひとたび自分の使命と認識した仕事については、愚直なまでに忠実で辛抱強いところがあるからだ。これは、部屋を汚し続ける優璃亜と、それをきれいにしつづける自分との、果てることのない闘いなのだ。優璃亜が家の中で野放図ににカオス状態をもたらせばもたらすほど、譲は燃えた。(文庫 p.48)

    平山瑞穂という人は、(これが一番の魅力だと思うのだが)人間の正体を明らかに書くことがとても上手な作家だと思う。敢えて塗り分けてしまうならば、譲はとことん「真面目」であり、武蔵と優璃亜の愛人カップルはとことん「無責任」であり、そんな親を持った必然なのか、娘の樹雲はいつも自分が「食べていく」ためにはどうするべきかを真面目に考えている「逞しい」少女として描かれており、始めから終わりまで徹底して一環したキャラクターが与えられている。で、そんなキャラクター達がぶつかり合って紡ぎだされるリズムがとても歪で面白いのである。「真面目」と「無責任」がぶつかるので、すれ違ってばかりで、ドタバタしていてなんだか不思議に楽しいのである。この小説の登場人物達と、彼らが暮らす街の様子が、(平山作品ではいつものことなのだが)私はすぐに大好きになってしまった。

    ただ、平山瑞穂という人はおそらくは「物語」という枠組みをかなり強く意識する人なので、登場人物と世界をバラバラと投げ出すということをするのではなく、必ず何かしかのお話の流れにそれをきっちりと当てはめていく傾向がある(と個人的には思っている)。だから「真面目」な譲は救われなければならないし、「無責任」な人々は皆最終的にはそれなりの罰を被ることになるのである。善は救われ、悪は滅びるという、意外なまでに古典的なモラルがこの作品においても根底にしっかりと打ち付けられている。で、この二元論的なお話の枠組みからは、些か無粋な、或いは私の... 続きを読む

  • 時間とお金の無駄だった、、、

  • 婚約を一方的に解消され、会社を喧嘩して辞めた結果、何事にも無気力になっている男が、中学時代の同級生と再会して立ち直っていく話でしょうか。何がハピネスなのかも、同級生だった女性への想いも、私にはよく理解できず、中途半端なファンタジーという印象。

  • いつも行ってる飲み屋さんの常連さんが お店で読み終わったので「はい」と貸してもらった本です。まさしく受動的読書!(笑) なんの予備知識もなく読み始めた作品ですがなかなか面白かったです。 負の連鎖的状態に陥って不幸のどん底にいる譲くんの前に突然現れた 同級生のムサシ。調子はいいけど何だか怪しいこの同級生に ますます泥沼へと引きずり込まれて行く・・・「ど〜なるんだボクの人生は!!!」 私も「ど〜なるんだ!!」と読み進めましたが、最後は何故だかほんわか幸せな気持ちになっていた・・・という不思議な作品でした。自分だと絶対に手に取らないだろう作品。受動的読書もいいもんだとちょっと思いました♪ あ〜やっとパソコンを開く事ができました。両親の具合が悪くて病院の付き添いやら、家事雑多・・家の中がワタワタで 読書はできても感想を書く時間がない! ちょっこと落ち着いてきたので♪さぁぁ〜書くぞ(^^/)

  • 最近似たいような同窓生との再会があったのでストーリーには興味が持てた。
    描写表現も豊かで、最後のオチもちょっと強引だけど期待通りだったのでなかなかの作者だと感じた。
    他の作品も読んでみたい。

  • 表紙につられて購入。

    んー出だしはよかったんだけど…
    途中で道間違っちゃったみたいな。
    読みやすかったけど、何とも言えない作品。

  •  ストーリーの骨格は非常に良いと思うのだけれど、無駄な部分も多く、読みにくい感じをもった。「武蔵」の役割がいまひとつで、これだったら「倉田さん」が謎の人物として主人公と絡んだ方が面白かったのでは?
     今風といってしまえば、そうなのかもしれないが、ヤンキーなおねえちゃんや今の若者の描き方を、ステレオタイプにそのまま描くのではなく、実はもっと深い面があることを、描き出してほしかった。
     でも、面白かったし、読んで損するという感じでもなかったな。

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