ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)

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著者 : 荒木源
  • 小学館 (2010年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085303

ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1頁めにして、コンビニでしれっと万引きを始める友也に
    「ええ~っ、あの友也が・・・安兵衛さんの飛行機ブンブンにはしゃいでいた友也が?!」
    と、もう親戚のおばさん目線で、あまりのショックに本を取り落としそうになる私。。。

    前作『ちょんまげぷりん』から8年後、中坊のくせに茶髪で
    安兵衛に手ほどきを受けた剣道も止め、反抗期真っ盛りの友也が
    お馴染みのスーパー「とみや」前から180年前の江戸へと
    ちょうど安兵衛の逆ルートを辿って、タイムスリップします♪

    反抗心ばかり一丁前で、お気楽で世間を舐めきっていた友也が
    投獄されて島流しになったり、牢で再会した安兵衛の冤罪を晴らすため
    江戸時代の乏しい食材を使って阜凛(プリン)作りに没頭したり
    ちょっとツンデレな武家の娘せんと初めての恋に落ちたりする中で
    我慢を覚え、地道な努力が道を開くことを知り、
    手を差し伸べてくれる周囲の人々の大切さに目覚めていく姿に
    「そうそう、この子はやればできる子なのよ!」と目頭が熱くなったりして。

    時代考証やご都合主義に目くじらをたてなければ
    友也の前に次々に現れる勝鱗太郎、市川海老蔵、からくり儀衛門、
    水野忠邦、徳川家斉など、歴史上の有名人とのあれこれや

    瓦版を使ったパブリシティ効果で市井の人々を味方につけたり
    臭くてたまらない豆乳を、冷蔵庫の脱臭剤から連想した炭のパワーで脱臭したり、
    という現代っ子ならではの発想も、荒木さんのサービス精神を窺わせて、とても楽しい♪

    頼み込んで被害届を出してもらった上で、うやむやになっていた万引きの罪を認め、
    学校でも謹慎処分を受けてけじめをつけた友也の成長に目を細め、
    「今度は私の番だからね」と宣言して安兵衛に想いを馳せるひろ子に切なさを噛みしめ
    「またまたイケメンすぎる表紙にして!」と思っていた表紙の男子が
    「あ、これって友也だったのかぁ!」とようやく気付いて閉じる、
    『ちょんまげぷりん2』なのでした。

  • 木島安兵衛が江戸に帰って8年が過ぎた頃、遊佐友也は14歳の悪ガキになっていた。。。

    イケメンに成長したみたいだけど、髪をブリーチするくらいは大目に見るとしても、しれっと万引きするなんて・・・そんなの、お姉さん(かろうじて)は許しませんよっ!!

    と、鼻息も荒く読み始めたら・・・やっぱり荒木先生に徹底的にお仕置きされている(笑)。予期せぬ江戸へのタイムスリップ、頼みの綱の安兵衛は行方知れず、紅毛人と疑われ、しまいにはご法度を犯したと投獄されてしまう。

    悪ぶっていてもデリケートでひ弱な平成生まれ、途方にくれるのだがここでなんと安兵衛登場!獄中の二人は再会を喜ぶのだが・・・。

    海老蔵や勝海舟ら著名人を脇役に、友也の歌舞伎役者デビュー、ぷりん大作戦、そして初恋など盛りだくさんな内容で楽しめました。
    時翔庵のぷりんはモロゾフみたいなしっかり食感かな?
    そういうのもいいけど個人的にはパステルのぷりんが好きです♪

  • 第一作とは逆に、遊佐友也(14歳)がタイムスリップ!
    そこから、前作で江戸にもどった、木島安兵衛を探す旅に出ますが…。


    今回も、面白い設定で、読みごたえは良いかなヽ(^o^)丿


    でも・・・どこか、JIN-仁-に似ているかな(゜゜)~

  • ちょんまげ1が面白かったので続けて2を。逆に江戸時代に友也が行く事になり、そこで巻き起こる数々の出来事にワクワクして、ほぼ一気に読んだ。続編って期待薄かなと思っていたので、大満足のストーリー展開だった。

  • 映画でもドラマでも続編とか2と呼ばれる
    ものが当たる事は少ないと言われているが
    小説も同じなのだと改めて実感した。

    映画公開に合わせて追加で書き足しました的な
    商業的なニオイを感じる連続物。

    3分の2まで読んでみても買ったことが悔やまれる内容。
    歌舞伎の件も囚人の件も薄っぺらい。
    登場人物のキャラも交わされる会話も薄っぺらい。
    後半も後半なのに、わざわざせんが悪態をつく箇所なんて
    いりますかね。

    続編じゃなきゃ絶対に読まなかった。

  • あってもなくても、いいかな〜という続編。
    できすぎな展開だったけど、楽しく読んだ。
    必死で可愛いかった友也が生気のない中学生になっている。
    ウチのチビちゃんと重ねていたこともあり、寂しい。
    やる気はなく、妙な反発心ばかりの友也が今度は江戸へ。

    「昔のほうがずっとちゃんとした人間だった気がした。八年前の気持ちを思い出そうとした。それができれば、きっとうまく行くはずだ。」

    時代劇オタクとして気になったのは、島帰りだぜと後ろ指を刺される刺青。友也もいつ入れられちゃうんだろとドキドキしたんだけど。あれって島で入れられるもの?

    タイムスリップについてちょっと明かされる今回。謎を解明するのに必要とはいえ、ここは前回のままにして欲しかった。ひろこと安兵衛さんの関係が生臭くなってる。残念。
    ひろこのそういう感情が理解できるほど友也も成長したってことなんだけどさ。
    1冊目で終わったほうが後味は良かったなあ。

  • 1読んだら(不思議の国の安兵衛)読むべし!普通続編というと、前作よりもつまらないことが多いが、この作品は2の方が断然面白い!終わり方も1のモヤモヤも解決した感じ
    主人公が2人になり、二倍面白く二倍勇気をもらった。
    3出て欲しいナー。

  • 続編では前作から8年後の話で今度は友也がタイムスリップ!!w( ̄△ ̄;)w

    友也は江戸時代で日本人なんだか西洋人なんだか?分からない怪しい人物
    着てるモノ持ち物からして毛唐とつるんでるんじゃないか?って事で捕まり牢屋に

    牢名主『ツルを寄越せ!!(賄賂)』
    友也 『ツルって何?』

    ↑そのやり取りが
    ドラマ『JIN-仁-』で牢屋に入れられた南方先生と同じで思わず反応w( ̄o ̄)w オオー!
    牢名主 『ツルを寄越せ!!』
    南方先生『ツルって何ですか?』





    友也と仲良くなった人(麟太郎・田中重久)が後の歴史上の人物になったり
    みんなそれなりに生きて行くんだよね…
    タイムトンネルの条件が少し切ない様な気もするけど

    私はタイムスリップとか時空を越える話が大好きだぁ〜L(○ ̄L)

  • あんなに可愛かった子もいつのまにか万引きする中学生になり。
    ええーと驚いてしまう。

    勝海舟とか東芝の人とかが出てきて、よかった。
    江戸時代に未来人と会っていたかもしれないと思える行動だものねえ。説得力がちょっとある。

    いいなあ、江戸時代。
    タイムスリップするなら江戸時代がいいよな。

    ああ、プリンが食べたくなってしまった。

  • 何か辛い事と対比しなければ自分を高められない

    という事にふれる内容のものや文章があるものは多いけれど
    それは恥だと思う。
    そういう自分も対比して気付かされた事多々。人生恥まみれ。
    そういう気付き方は嫌なものだと思うけれど
    何にも気付かないよりはずっと良い。
    中高生にも入りやすい作品だと思うし
    それくらいの年齢なら読んでみると共感出来て色々考えられる、かも?

    時間を移動(元の世界に戻される)する理由が
    ちょっと切なくて凄く良い感じ。
    という事はもうさすがに続編はないのかと思うと寂しくもあったり。
    良いキャラです。

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