- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094085716
作品紹介・あらすじ
私はいつまで女でいられるのか?
たるんできた、くすんできた、しぼんできた…。
明日から”魔女”として生まれ変わるのか? それともオバサンとして暮らしていくのか…?
40代、いま決断の時。
女性セブン本誌にて2006年3月から2007年1月にわたって連載した人気長編小説を文庫化。37歳の週刊誌編集者、39歳の専業主婦、42歳の美容整形医院事務長の3人の女性を主人公に、現代を生きる女性たちの悩みや葛藤をリアルに描いていく。セックスレス、美容整形、ホストクラブ、出会い系サイトなど、世相を反映したシリアスなテーマを散りばめながら、忍び寄る「老い」におののきつつも、うまく枯れていくことができない「中年モラトリアム世代」の女性たちの心情を綴った、衝撃の「アンチエイジング小説」。
【編集担当からのおすすめ情報】
40代の女性たちがますます元気に美しくなっていく現代。驚異的な美貌やスタイルを誇る”魔女”たちも脚光を浴びています。
しかしその一方で、女としての賞味期限に悩み、もう若くはないことを焦り苦しむ現実があります。
女であることの本質的な意味を問いただすこの作品は、40代だけではなく、すべての女性の心に刺さります。
感想・レビュー・書評
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ハズレ
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表紙買い。
私はいつまで女でいられますか、という帯のコピーにも惹かれたのだけれど、読んでいるあいだも読み終わってからも違和感を拭えなかった。
心の底ではパートナーを求めている派遣キャリアウーマン>割り切ったふりをして愛人関係を続けている正社員キャリアウーマン>夫から「家族」としてしか見られないことに満たされない思いを抱えている専業主婦、という、著者の考えを反映していると思われるラストにも共感できず。 -
うーーーーーーん...
40前の女性3人. -
タイトルはいい。読後感は最悪。どの女にも共感しかねるけど、はたからみたら自分も同じカテゴリの存在なのかと思うと暗澹とした気持ち。こんな女たちの現実に打ちのめされる私は男より女に対して幻想抱きすぎなのかもしれん。
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私より少し上の話だけど、そろそろ中年に入るので読んでみました。
私自身専業主婦なので、専業主婦の人に少し感情移入しながら、気持ちわかるような・・・と最初は思ったのですが、読んでいるうちにどんどん気持ち悪くなりました。
同じ状況でも私はこうは思わないしこうは行動しない!というものばかり。。。
軽蔑の念をもちながら読み終わりました。 -
やってしまった。単行本で読んでいた。
なんとなく読んだ気がしながらも決定的に思い出せず
最後静先生のお店に行ったところで、やっぱ読んだぁ…。
こんな本が今まで何冊あったやらぁ…。
中年と呼ばれるそれぞれの女の思いがうまく表れていたと思う。
他人事ではないリアルな感情にちょっとぞっとした。