ゲノムハザード (小学館文庫)

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著者 : 司城志朗
  • 小学館 (2011年1月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085853

ゲノムハザード (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 多重人格者のストーリーなのかな
    と思ったら、違った。
    そうだよね。ゲノムハザードなのだから。

    鳥山敏治って、一体誰なのか?

    ウイルスによる 感染。
    それが、記憶まで 感染してしまうという。
    まぁ。
    プリオンによって脳が海綿化現象が起こるのだから、
    ウイルスによって、記憶が植え付けられると言うのも
    ありかもしれない。ちょっと、飛躍するけどね。

    妻が二人いる。
    ひとりは、死んでいて。
    ひとりは、実家に帰って電話して来る。

    イラストレーターであり 科学者である。
    自分の中では 分離していないが
    それぞれまったく違う能力である。

    そして、彼をめぐるいろいろな関係を持つ人たち。
    まぁ。
    へんちくりんな オンナジャーナリストによって、
    彼は 復活するのであるが。

    しかし、刑事を名乗ったりする組織は一体どんな目的なのか
    がよく見えない。
    メタファーが ちょっと 幼すぎるのが残念。
    『タマゴにメダマ』『首の長いおとこ』。
    ふーむ。

  • 映画を観たので原作もと思い読んでみた。
    結構映画は忠実に映像化していたのだなと思った。
    自分の記憶が信じられなくなっていくのはやはり恐ろしい。。。

  • 面白かった。一体、こんな奇想天外な展開にどう決着つけるんだろうか、と興味津々で、ぐいぐい読み進めた。適度に専門用語をちりばめて、素人を煙に巻く感じも、嫌な感じはしなかった。

  • 映画化するという事で「あらすじ」を見てすごく気になったので読み始めた作品。

    どんなトリックでどう話が進行するのか楽しみだったけれど、中盤でタネあかしとなりそのお陰で結末が読めてしまって残念だった。
    主人公に軸の重きを置きすぎているせいか(物語の都合上仕方ないのだけれど)他の登場人物の描写や心理の部分が弱く感じて、少し疑問が残る点も…。
    そのせいか後々分かってくる犯人の動機やらがイマイチに感じてしまいました。

    最後はできれば、本当に最後の「最後」まで見たかったなーという感じ。
    作者は「MW」のノベライズをされている方です。

  • サントリーミステリー大賞読者賞に輝いた傑作。今年、映画化されたようです。物語は人の記憶やDNA、生命の秘密に関連して進んでいきます。最初は理解するのに時間がかかりましたが(なんせ主人公には2人の記憶があるので)、読み進めていくうちに序盤のわからなかったことがクリアになり、あっという間に読み終えてしまった感じです。今度映画も見てみよう。

  • 一気読みの面白さでした。
    初っ端から謎がいっぱいで、どうなってんの?なんなの?と先が気になる事、気になる事。

    鳥山敏治が深夜帰宅すると、灯りの消えたリビングに炎を灯されたキャンドルが何本も立っていた。そのかたわらには妻の死体が・・・その時電話が鳴り、その電話は妻からだった。

    いやぁ、どういう事か気になるじゃないですか。

    なんか、オカルトじみていますがそういう系統ではありません。オカルトではないにしても、もしやパラレルワールド系か?と疑いつつ読み進むと、段々DNAがどうのこうのという方向へ行き始め、最後はきっちりミステリーとして盛り上がり、二転三転楽しめました。

    曖昧な自分の記憶、誰が敵で誰か味方か分からない状況。突然何者かに銃撃され、刑事と名乗る二人組に追われる。ハラハラドキドキのサスペンスでありながら、ミステリー部分はしっかりと解明されていきます。

  • 一言で読後の感想を述べると、とにかく難解でした。

    西島秀俊主演で映画化されたのを知り、読んでみようと思い立ったのですが、その独りよがりなストーリー展開に何度も集中力が散漫となり、ようやく読み終えたという感じです。

    読み返すことは無いでしょう。もちろん、映画を観ることもないでしょうね。

  • ゲノム、文系一筋の私には、縁遠い言葉でした。がそれなりにハッピーな結末がよかったです。

  • 主人公が開発していたウイルスに関する書類の類はいったいどこに?どうなったんだろう?
    ウイルス開発を横取りしようとしていた組織もどこに?
    謎が残る

  • 読みやすくて、ストーリー展開も気持ちよいので、一気に読み進められる。映像化されるようだが、本書のままでは今一つ盛り上がりに欠けるような気がしないでもない(ある意味、小説だからこその面白さがあるような気がする)。全体的な構成や登場人物は面白いのだが、主人公を助けるヒロイン(?)とも言うべき人の設定に納得感が少ない(と言うか、なんでこんなものを持ってるんだ?と言う部分が多くて、ご都合主義な感じが否めない)。それでも、最後の最後にはストンと落とすべきところに落としたような気持ちよさが残る。化学的な専門用語が飛び交う部分が少々読んでて厳しいが、それを補ってあまりあるエンタテイメント性を堪能できる。

  • 普段ミステリーは読まないけど、よく行く本屋さんで映画版の予告がバンバン流れてるので気になって読んでみた。一体どういうことなの、何が起きてるの、とハラハラしながらあっという間に読了。
    二転三転していく犯人。予想できないわけではないけど、でもちょっと切なくて哀しかった。主人公以外の登場人物の心情なんかがもっと細かく描かれていたら、更に切ない話になってたと思う。
    面白かった。

  • 何気なく手に取った本だったが、始めから息もつかせぬ展開が続き、引き込まれてしまった。
    スピード感があり、とにかく次を読まないと気になって仕方がない!という感じ。
    おもしろかった。

  • 矢作俊彦氏との共作は既読でしたが単独作は初読。
    98年にサントリーミステリ大賞読者賞を受賞している
    今作が12年の時を経て文庫化。流石に受賞作ですね。
    グイグイと読ませる力量と、なかなか安易に予測の
    つかないラストの着地は見事です。
    またこの当時にパラサイトイブを始めとした
    人間のDNAや遺伝子工学などをテーマにした
    作品が台頭していた背景も面白い。

    自分が自分でなくなっていく恐怖、そして
    今まで自分の記憶だと思っていたものが他人の
    記憶が上書き保存されているという非現実に
    立ち向かう主人公が余りに強過ぎて、その
    タフさにイマイチ感情移入しにくいのが難点...かしら?

    因みにこの作者は「相棒-劇場版」や手塚治虫
    原作映画の「MWムウ」のノベライズを手掛けています。

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