- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094086089
感想・レビュー・書評
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面白かった。
妻に自分の子ではない子供を妊娠されてしまう靖男があまりにも可哀想だった。なんだか自分では上手く立ち回っているつもりなのに結局は空回りしてて挙句自分がわからなくなっちゃう、多かれ少なかれそういう事って人生の中でよくあるよね。
この奥さんも大概変わった人だけど女の人ってだいたいこんな感じだよね。まさに膣で考えてるってかんじで。
でもそんな事よりもみどりのと合わせて読んでみるとなんの関係もないと思えるような人たちも物語の中でも外でも世界の人たちって結局はどこかで繋がっているんだなぁと思うとなんて壮大な物語なんだろって思ったしなんだか世界っておもしろいなぁと思った。
そしてなんとなくハッピーエンド?で良かったと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中からオチは見えてくるものの、それでも楽しめる西ワールド。こうふく みどりのも読んでみたい
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文にイキオイがあるので、ついつい読まされる
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「みどりの」を読んでいないせいか、それとも自分が男だからなのか、いずれにせよここまで理解できない作品も珍しい。
面白いとか、面白くないとか、そんな次元ではなく、ただただこの作品の本題がわからなかったので評価不能です。 -
新しい形のハッピーエンド。
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読み始めは、物語に入っていけるかな〜と思ったけど、読み進めるうちに引き込まれていった。新しいジャンルの本で私的には新鮮だった。2017/3/11完読
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あたたかかったです。さいごがとてもあたたかかったです。ああ、(主人公を、その姿に重なる自分なのか人なのかを)救ってくれてありがとうございますと西加奈子さんに心の中で呟きました。解説にもうひとつのこうふくの本が書かれていてまだ買ってないその本も読みたいと思いました。西加奈子さん読み続けてるから(?)ほっこり。
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男とは。父とは。赤いものとは。繋がりとは。プロレスとは。まっすぐに生きることの何が悪いのか。ひたむきに生きることは間違いか。男心を少し理解でき、男性という存在を愛しく思える、そんな一冊。