希望ヶ丘の人びと 下(小学館文庫 し 5-10)

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著者 : 重松清
  • 小学館 (2011年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086133

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希望ヶ丘の人びと 下(小学館文庫 し 5-10)の感想・レビュー・書評

  • 後書きにも出てきますが本書のテーマは、こんな時代だからこそ読んでいる人が「希望」を持てる本にしたい。

    全くその通りの小説で、読後凄く元気や希望が貰える小説でした。



    小説の始めの方は少し重い話からスタートしますが、本作の途中から登場してくる「えーちゃん」が登場する辺りから話しが明るくなりとても楽しく読めました。


    えーちゃん(キャラ)は現実には絶対にこんな人いない...

    とは思うものの、生き様が恰好良過ぎます。


    しかし、永ちゃんなら同じ発言をしても、同じ行動をしてもおかしくはなく(勝手な想像ですw)しっくりくる感じにも思え違った意味でも流石、矢沢永吉さんだなぁ~っと改めて思えました♩



    小説の中にえーちゃん(キャラ)のこんな言葉が一番印象的でした↓


    「顔を上げろよ、少年。うつむいてると息が苦しくなるだろ…美味い息を吸って、美味い息を吐け。それが人生だ」


    前向いて、希望を持って生きてればみんな幸せだ…と言う言葉。


    ありきたりな言葉ではありますが、読後とても心に沁み渡りました。


    矢沢永吉さんが大好きな私だから、ここまで大絶賛をしているのかもしれません...

    しかし、永ちゃんファンの方ではない方でも読むと、凄く前向きな気持ちになれる小説だと思います。
    まだ読んでみえない方は是非読んでみて下さい。

    オススメです☆

    勿論、永ちゃんファンの方には特にオススメです

  • エーちゃんみたいな大人が近くにいたら、本当の希望がもてるんだろうなって思います。

    大事な思いはもち続けて、大人になりたい。

  • 妻を亡くし、父と子三人での新生活。
    妻・圭子が小5~中学卒業まで暮らした、希望が丘。
    その名前に引き寄せられるように、選んだ街。
    でも、ニュータウンにはどこか馴染みきれない何かがあって…。

    圭子のかつての同級生や、その子どもたち、そして、お習字教室の先生。
    一筋縄ではいかない人々に出会って、「ダメになっていく子に冷たい街」と言われる希望が丘で、再生していく家族たちを描いています。

    重松さんの愛があふれている作品です。
    大人として、子どもたちを守っていく強さを持っていたいと、改めて感じます。

  • 私や妻から見ると、もう少し上の代だろうか、エーチャンとか。漢字は違えど同じ名前の妻と、性別は違えど2人の子供を持つ私にとっては心に突き刺さるシュチュエーション。自分に置き換えて想像するとどうしようと立ちすくんでしまう。

    妻を亡くした家族が、妻の故郷(ニュータウン)に引越し、妻の旧友に出会いながら、塾の教室長という主人公の目、子供等の目線から教育、人を育てると言うことにも一石を投じる一冊。どこか抜けている面々で笑いありながらも、時々心に染み入る一言。
    親父でも未だ持っている「男の子感」や親父の悩みは共感できる。
    最後は雑にまとめた感が無くはないが、一番のところでは、落涙させられ、作家力を感じさせられる。

  • 親ってなんだろう。
    家族ってなんだろう。
    学校ってなんだろう。
    カッコよさってなんだろう。
    そして、希望ってなんだろう。
    そんな「生きる」について考えさせられた。
    最後は少し涙もほろり。心が温かくなる作品だった。

  • とてもいい!笑いあり、涙あり、作者の意図通り、生きていくことに希望が持てる小説だった。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    二年前にガンで亡くなった妻・圭子のふるさと「希望ヶ丘」。この街に引っ越して塾を開いた私“田島”の下に、少しずつ生徒が集まってくる。帰国子女のマリア、高校中退で家を出たショボ、母親の期待に押し潰されそうな泰斗、そして、長女の美嘉…。「ダメになっていく子に冷たい街」―そんな希望ヶ丘の子どもたちを田島とともに救ったのは、圭子の中学時代の初恋相手・エーちゃんだった。「顔を上げろよ、少年。うつむいてると息が苦しくなるだろ…美味い息を吸って、美味い息を吐け。それが人生だ」薄れゆく人と人との絆を見つめ直す“希望の街”の物語。

    【キーワード】
    文庫・家族・感動



    +1

  • 全員が同じ音を奏でていたらただの音。誰かが別の音を出し始めると不協和音になり、みんなで排除しようとする。排除するのではなく、相手とセッションしたらすばらしJazzになる。さまざまな色や音に触れて欲しい。

  • 主人公の性格にイライラしながらも(笑)
    年齢的に近い設定のおかげか
    物語の流れが面白く、一気に読めた

    「希望は世界のどこかに転がっているぜ」
    うんうん、ショボさんいいこと言うねーー♫

  • いろいろな人間ドラマ。
    面白く読んだ。

  • 主人公のウジウジした部分は飛ばして読んでしまったけど、良い話だった!

  • ショボさんと祖父のエピソードやラストのお墓参りのエピソードでは涙がでそうに…。
    脇のちょい役は別として登場人物が個性的かつ良い人ばかりで嫌味がない。
    希望はどこにでもあり、希望を見いだせるかどうかは自分次第。幸せかどうかも自分で決めるもの。

    他の重松清作品も読みたくなった。

  • 妻の育った土地に移り住む家族の話。

    これぞ重松清な1冊(上下2巻だけど)。

    つくられた町で生まれ育った私は
    外に出て初めて地元が変わった環境だったことを知った。
    希望ヶ丘の中の人の気持ちも
    外から来た人の思いもわからなくない。

    エーちゃんは某偽エーちゃんしか聴いたことないけど
    かっこいかったんだろな。

  • 下巻はエーちゃんのパフォーマンスがちょっとやり過ぎ、でき過ぎ感がある。けれどいい事言わせている。エーちゃん言う「俺は「もしも」の話は考えない事にしているんだ」「おとなが考える「もしも」は残酷なものだと思わないか?」「子供の「もしも」は未来に向いている可能性だ、もしも僕に翼があったら、、、、」「大人の「もしも」は過去にしか向かわない、後悔や愚痴だ、、、、でもな現実はここにあるんだ。「もしも」を考えるって事は今の現実を否定するって事だ、俺は嫌だ。どんな現実であろうと、今ここにあるものは俺は認める、、、」 母を失い迷い道に入った家族は後ろ向きに母の思い出を求めて母が育った希望が丘に引っ越してきたが、ラストは皆が前向きに動き始める。

  • 年代的に、共感できるところは多々あるものの、なんというかあまりにご都合で、ちょっとついていけなかったな。

  • 希望のない希望ヶ丘。奥さんに死なれ、子供2人を抱えて、脱サラして、塾のフランチャイズ店長になったけど、生徒が集まらなくて、若いマネージャーからねちねち嫌味を言われている主人公。転校し、いじめられている長女。母親が亡くなって、寂しさを我慢している長男。中年のエーちゃん。

  • 重松清氏の長編。
    いつもながらの手法なのに、やっぱり泣かされてやっぱり笑わされて。重松さん、すごいなー。
    希望ヶ丘が変化していく様や登場人物の発言や行動には、物語だからこそ…の要素もいっぱいでなんか現実離れしてるよなー。とは思うんですけどね(笑)
    読了した後は、やはりココロが温まっています。

  • そんなうまい話があるのか…
    なんて思ったりもしたけど
    読み終わってみると
    いい話だった。

    読みながら一緒に
    ムカついたり
    感動したりできて
    とても楽しかった。

  • 希望が丘という名のニュータウンで暮らす人々をめぐるお話。

    親が子を思う気持ち、愛情が溢れていた。
    それは自分が親になってみないと分からないこと。
    いつか自分にもこんな気持ちになる日が来るんだろうか。。。

    読み終わって、気持ちの良い気分になれた。
    後ろを振り返るのではなく、前を向いている「希望」を持っていたい。

  • 母を亡くした家族が母の故郷に越してくる話。登場人物の全員にイライラした(笑)でも、それが妙にリアル。隣のバカな学校を蔑むことで自分のプライドを保つ。よくあるよねー。笑。希望は世界のどこかに転がってるらしいよ。ってこと。

  • エーちゃんは間違いなくかっこいいし、吉田先生はムカッと来る。理論的に合っていても、優しさがないと悲しい。
    エーちゃんの、イジメはリンチだって理論に衝撃を受けた。自分が痛みを負う覚悟でケンカするのとはちがって、自分は痛みを負わずに相手を傷つけようとしているから。なるほど。。
    今回もここに書いたら書ききれないほど、いちいちムカついたり喜んだりして小説に夢中になった。

    ただ、何となく違和感がある。なんで、こんなにスルスル話が上手く進むのか?ラスボスっぽい吉田先生ですら、結局少しいいことをしているし。世の中こんなうまくいくもんなの?ストレス解消にはなったけど、違和感の残る話の展開だった。
    最後がハッピーエンドで終る話は嫌いじゃない。この小説は人気があると思うし、私も好き。だけど、違和感の残る小説だった。

  • 希望はそこにある!

    Playing ハナノイロ

  • 読書中に涙がこぼれそうになる、久々の重松節に★五つ。
    『疾走』では見事に期待を裏切られたが、こちらは期待通りのできです。

  • 昔のドラマのようで、でもありきたりの締めくくりでもない。重松さんらしい作品です。
    エーちゃん、ショボ、田島さん・・・ 人間臭くて、同性としてカッコよくて・・・ 最後はやっぱりメイッパイ泣かせてくれました。
     それにしても、重松さんいろんな意味でキャパ広いです。

  • 重松さんの文章は、とても優しくて力強い!
    章ごとに涙が溢れて、人物の言葉ひとつひとつが心に沁みてくるようです。

    でも、ただ優しい気持ちになるだけでなく、読んだ後に「よしっもいっちょ頑張るぞ!」と思える。

    みんなが前向いて歩き出せば、日本ももう少し元気になるんじゃないかなぁと、読みながら思った。

    子育てとか人間関係とか、心が疲れてる大人の皆さん(わたし含め)に読んでもらいたい作品。

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希望ヶ丘の人びと 下(小学館文庫 し 5-10)の作品紹介

二年前にガンで亡くなった妻・圭子のふるさと「希望ヶ丘」。この街に引っ越して塾を開いた私"田島"の下に、少しずつ生徒が集まってくる。帰国子女のマリア、高校中退で家を出たショボ、母親の期待に押し潰されそうな泰斗、そして、長女の美嘉…。「ダメになっていく子に冷たい街」-そんな希望ヶ丘の子どもたちを田島とともに救ったのは、圭子の中学時代の初恋相手・エーちゃんだった。「顔を上げろよ、少年。うつむいてると息が苦しくなるだろ…美味い息を吸って、美味い息を吐け。それが人生だ」薄れゆく人と人との絆を見つめ直す"希望の街"の物語。

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