僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)

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著者 : 葉田甲太
  • 小学館 (2011年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086263

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 向井理主演で映画化もされたノンフィクション。

    どこにでもいるフツーの大学生が仲間を集め、150万円でカンボジアに学校を建てる…。

    150万円の集め方は六本木や渋谷のクラブイベントだし、
    きっかけも退屈な日常を変えてやりたいという、現代的な、自己チューといえば自己チューな始まり。

    地雷、ゴミ山での生活、売春宿、エイズ…。
    カンボジアの深刻な現実をこの目で見てショックを受けても、
    帰国してからマザー・テレサのような人に生まれ変われるわけでもなく、
    ダメダメな時もあったり…。

    あまりにも嘘が無いです。ホンネです。笑っちゃいます。「何やってんのさ…」と思わず苦笑いしちゃいます。

    でも、そんなフツーの男の子がやり遂げちゃったんです。

    たとえ、それで世界を変えることができなくても。

  • 凄く真正直な作者だ。
    難しく飾った文章じゃなく、思った事を正直に書いてる。
    作者はこれをきっかけに今でも活動を続けてるみたい。
    思っててもなかなか出来ないのが現実。
    あっという間に読める内容だけど、考えさせられる事がいっぱい詰まってた。

  • 本も映画も是非見てほしい。特に映画のポルポト政権の話は、非常に勉強になると思う。今の日本は平和でこれからも、「戦争」のような事態になることはないのだろうけど、だからといって世界のどこかで起きている「事態」に目を開かない理由にはならないと思う。同じ人間である。学校をつくることとその葛藤もありのまま書かれている点もよかった。

  • すごいなーって思った。本当にどこにでもいる大学生なんだろうなって印象を受けたし、資金を集める方法なんてまさに大学生らしいなと思ったけど。でも、だって実際に建てちゃうなんてすごい。カンボジアに学校建てちゃうなんて。この後映画も観ました。少し設定はズレているけど、本とリンクして思わず泣いちゃいました。人ってあったかいですね。

  • 本当にすごい、尊敬する葉田さん。

    海外ボランティアへ行く決心を決めさせてくれた本。大事な本。

    行動に移すことの大切さ。

  • 気になってたけど、映画になっちゃって、ミーハーかな?とか思って読めずにいて…でも、漸く読んでみた。

    1時間もあれば読めちゃうくらい、軽いノリだけど、重たい現実を伝える真摯なマナザシ。
    変な正義感や、理想論を振りかざす訳じゃない。
    乗りかかった舟的な、行きがかり上的な…。
    むしろ、その本音な感じが好感を持てた。
    悲壮感たっぷりの支援より、よほど良いエネルギーが届けられたことと思う。
    読んでよかった。

  • <感想>
    葉田さんの見たまんま、感じたまんまの表現がとても気持ちいい。
    カンボジアに行ったことを思い出した。子供達の笑顔、家族を思う心、勉強熱心さ。今の自分、自分らしく生きていないほとんどの日本人。一体、地球はどうなってて、何をしているのだろうと不思議に思った感覚。
    「今を生きる」感覚はあの経験も大きかったな。生きる間、他の誰かにどれだけのことを残せるか。これに生きる自分を再確認できた。

    本を貸してくれた友人に感謝!



    <心が動いた表現、文章>

    ・人を救うということは、自らが力を持つということなのだろうか。自らを磨くということなのだろうか。

    ・僕らは近い将来、社会人になる。
    いったい、僕たちはどんな大人になって、誰を愛し、どんな人生を送るのだろうか。
    今すぐに答えなんて出さなくたっていい。
    日々を無駄にすることなく、今を思いっきり楽しめばそれだけでもいいような気がした。

    ・本当はいつも目の前にある「普通」に感謝して生きれていけたら最高だろうなと思った。

    ・もうキレイな自分はあきらめよう。欲望にまみれながら僕は生きている。だったら僕は間違ったならそれを正して、人に嫌な思いをさせたなら謝って、何かを考えながら、いい人と悪い人を行ったり来たりしながら素直に生きていけばいい。

    ・僕はこの人生を思いっきり生きてやります。自分が死んだときに「あーいい人生だった」と思えるように、今を、この瞬間を思いっきり生きてやります。

  • 今、自分が感じている普通がいかに幸せなことか。
    幸せ、貧しさ、支援、HIV、いろいろなことについて、作者の素直な感想や、自分への駄目だしが書いてあり、それらが抵抗なく心にすっと入ってきました。
    大学生の今、読めてよかった本です。

  • すごくリアル
    動機なんて問題じゃない。
    やったかどうかだ。

    本ってすごいな。
    一瞬で別世界に連れて行かれる

  • タイトルの出だしからして若者らしく抑圧された閉塞感のある逆説的。 カンボジアに学校を建てよう!というカルイのりでスタートした作者の旅を素直にまっすぐに書き下ろしたノンフィクション。 感情ベタベタのボランティア活動記録にならずさらりと書いているところに、読者により強い印象を与えていると思う。 どこか、こんなこと本当にできるんだろうか、こんなことやっていていいのだろうか、という自虐的とも感じられる第三者的な自己分析が面白い雰囲気を作り出している。 

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僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)の作品紹介

医大生の甲太は受験勉強をして大学に入ったものの平凡な日常に疑問を抱いていた。そんなある日「百五十万円寄付してもらえればカンボジアに小学校が建つ」というパンフレットを偶然見かける。これだ!と感じた甲太は、勢いで仲間を募り、クラブイベントを企画して、寄付金の捻出をはかろうと奔走する。同時に、カンボジアにも出向き、地雷除去、ゴミ山で暮らす家族、売春宿で働く少女やエイズ問題などの過酷な現実に触れ、自分のダメさ加減と正対することになり…。決してきれい事だけではない、一歩踏み出す勇気を与えてくれるノンフィクション。

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