ドラえもん短歌 (小学館文庫)

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制作 : 枡野 浩一 
  • 小学館 (2011年7月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086331

ドラえもん短歌 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • すごく良かったです。ドラえもんがみんなから愛されてることが良くわかりますね。ジンとしたり、ぷっと笑えたりして、心がほっこりとする短歌集です。学生だった頃を思い出したりして、笑みがこぼれました。だれでも必ずお気に入りが見つかるはず。
    私は
    「自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった」
    「大丈夫 タイムマシンがなくっても あの日のことは忘れないから」
    が好きでした。
    全部目を通してからは、気が向いた時にパッとページを開けて「今日の歌」的な読み方をして楽しんでます。今日はコレか…みたいな。

  • 先日訪れた藤子・F・不二雄ミュージアムで見つけた一冊。
    表紙のソラの青色がとても印象的で、手に取ってしまいました。

    様々な人が様々なドラえもんの想い出を、ウタにこめています。
    決して飾ることはないその言の葉たちが、染み入ってくるようでした。

     ドラえもん
      話を聞いて
       そばにいて

      ひみつ道具は
       出さなくていい

    どれも素敵でしたが、あえて選ぶとすればこの一首。
    ドラえもん、ソラとクモの配色なんだなぁ、、とあらためて。

  • 2011/11/24読了

    ドラえもんがいたらなあ。
    何でも出来るし悩みも苦しみもきっとなくなるんだろうなあ。
    そうでなくても、「うん、うん」と、私の悩みを聞いてくれるんだろうな。
    そしてあの丸い手で握手してくれるんだよ。

    でも…。でも、ドラえもんはいない。
    大人になってからと、子どもの頃の『ドラえもん』は違うことを、最近になって知ってしまった。でもね、夢としていつまでもある「ドラえもんといつか会ってみたい」という気持ちは、消えることは無い。

    そんな詩がたくさんある。みんな、考えることはきっと一緒なんだね。

  • 「ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は 出さなくていい」
    この詩がいちばん心に残った。

    時が経てばまた違ったふうにとらえているだろう、それがいい。

  • 何度も読み返している。
    中でも、この歌が好きだ。
    「ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は 出さなくていい」

  • ジャイアンの 短歌がもっと あったらと 思ったけれど 仕方がないか

  • たなぞう時代からのお友達のレビューがとても良かったので購入。うんうん、これはいいです。

    じゅんさんが言いたいことは書き尽くしてくれているので、良かったなあと思った短歌を重複しないようにあげときます。

    「僕たちが今進んでいる方向の未来にドラえもんはいますか」

    「ドラえもん無しでここまで生きてきた自分をもっと褒めてあげたい」

    「ドラえもんどこから来るの 本当に未来はあるの 確かにあるの」

    「どこにでもいけるドアって本当に必要なのかい ねえドラえもん」

    「あの人の心をみせてドラえもん でもわたしのは隠しておいて」

    「ドラえもん あの人好みの顔にして!そっから先は自力で頑張る」

  • 本屋で少し立ち読みして一目ぼれ。
    この企画がいい!私も参加したかった。
    この本に載っているどれもがいいなあ。
    思わずドラえもんが読みたくなる。
    ちょっとほろりともしてしまうのはなぜ…。

  • 1冊にカウントするとズルしたような気になるほどすぐ読めます。これの前に読んだ『ショートソング』がとても面白くて、枡野浩一の本を数冊購入。これは彼がブログで募ったドラえもんにまつわる短歌集。「自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった」なんて、ええやんか。短歌をつくるのって楽しいのかもしれない。

  • 味わい深いなぁぁ。ドラえもんって未来だったり、希望の象徴なんだな。ドラえもんを通した人間模様。きゅんとするなぁ。
    15/12/28

  • 雑誌で紹介されていたので購入。ドラえもんに関する短歌ばかりなので、昔ドラえもん好きだったなあと懐かしく思いながらすぐに読み終えました。子供向け、というよりは、仕事や恋愛経験のある大人向けな感じ。

  • ふと手に取ってパラパラ読み返したくなる。

    あの頃は どこでもドアがなくたって
    どこでも行ける ぼくだったのに

    ドラえもん無しでここまで生きてきた
    自分をもっと褒めてあげたい

    大丈夫 タイムマシンがなくっても
    あの日のことは忘れないから

  • そろそろ今年最後が見えてきたので、今年最後になっても
    いいかなな本をと思い手に取りました。
    (多分もう1冊は読めそうだが)

    本の説明には「全国から続々と寄せられた」て書いてるので
    てっきりたくさんの方の短歌が載ってるのかと
    思いきや、同じ名前が多い。
    選者様が偏ってるのなら嫌だな…と思いかけましたが、
    どうもほとんどがセミプロ歌人もしくは歌人として
    デビューされた方みたいですね!
    どうりでレベルが凄いわけだ。

    選者様のコメント(桝野さんなので〼)が
    ホロリとくるような余計なお世話なような(笑)。

    ところで、選ばれてる中に「東貴博さん」とかも
    混じってますが(笑)。

  • 【本の内容】
    ぼくたちみんなの共通語=「ドラえもん」の仲間たちや、ひみつ道具を詠み込んで作る歌、それが、「ドラえもん短歌」。

    若者に圧倒的支持を受ける歌人・枡野浩一の呼びかけに、全国から続々と寄せられた、傑作の数々。

    「ドラえもん」×「短歌」という言葉のひみつ道具を駆使し、みんなの今の想いを詰め込んだ、待望の文庫決定版。

    [ 目次 ]
    第1章 ぼくたちのドラえもん
    第2章 のび太となかまたち
    第3章 ぼくたちのひみつ道具
    第4章 そこにいるドラえもん
    第5章 ねえ、ドラえもん
    第6章 さよなら、ドラえもん

    [ POP ]
    ドラえもん短歌とは、『ドラえもん』のキャラクターやひみつ道具を詠み込んだ短歌のこと。

    世代を超えて愛されている名作漫画がテーマで、言葉づかいも難しくないけれど、「僕たちが今進んでいる方向の未来にドラえもんはいますか(仁尾智)」など、世界の見方が少し変わるような歌が並んでいる。

    ある歌が採用されるまでの推敲(すいこう)の過程も面白い。

    「僕たちが今進んでいる方向の未来にドラえもんはいますか(仁尾智)」など、歌人の呼びかけたお題「ドラえもん」のもとに集まった短歌は、誰もがいちどは夢みた「あんなこといいな」の世界、親しみのあるキャラクター、といった共通言語が、私性と普遍性とを取りもつ。

    単行本未収録作品も増補。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ドラえもんって国民的アニメだなと思った。誰もが知っているってすごいことだ。世代も関係ない。

  • 「大丈夫 タイムマシンが なくっても あの日のことは 忘れないから」加藤千恵

  • 歌人枡野浩一氏選による「ドラえもん」がテーマの短歌作品集。
    作者は全国の短歌を愛する人々。
    「ドラえもん」というだけでワクワクしてしまうこの感じ。
    私たちのDNAにいつの間にか刷り込まれたドラえもん愛。
    「ちょっといい気に
    なってたな
    忘れてた
    私のくせに
    のび太のくせに」
    あ~!いい!とてもいい!!
    本を開いて一番最初にふれる短歌。
    ここで心をがっしりつかまれた。

    いつでも手元に置いておきたい。
    ちょっと元気が出ない時、心疲れた時にページを開けばきっと力がわいてくるはず。

  • ドラえもん。それはわたしたちにとっての未来であり、過去である。ふしぎな存在。ドラえもんが出してくれる道具はそれぞれとっても魅力的だけど、なによりドラえもんがいつもそばにいてくれるのがあの物語のいちばんのポイントだったんだなあと改めて気づかされました。

  • 歌人の枡野浩一がネットで募集し、選句したドラえもんがテーマの短歌集。

    ドラえもんは今もアニメや映画をやっている現役のキャラクターなのだけど、その息の長さゆえに、「かつてドラえもんの読者だった」人たち、あるいは世代がとても多く存在する。

    のび太より幼いころからドラえもんに親しんできて、今ではパパより年上なんて人も少なくないだろう。

    そういう人たちにとって、ドラえもんは望郷の存在で、過ぎ去ってしまった少年時代の形代のようなものなのではないかと思う。

    もちろん今もドラえもんが好きか嫌いかと言えば好きと答える人が多いだろうし、だからこそこんな本ができるわけだ。でも、今の「好き」とあのときの「好き」はどこかが決定的に違うのだ。

    あの時のドラえもんはきっと、少なくない人にとってただのキャラクターではなかった。友達や兄弟に近い存在だった。今ではキャラクターの一つとして割り切っているドラえもんは、きっと知らないうちに自分のそばから未来に帰ってしまったのではないか――そんな切ない気持ちが、言葉の端々から伝わってくる短歌があった。


    「のび太くんみたいに泣けば君がきて助けてくれると思ってたんだ」


    この句に出会えただけでも、買ってよかった本だなぁと思う。惜しむらくは、選者の枡野氏が前書きであまりにもドラえもんを子ども扱いしすぎている点である。ドラえもんは小学生にとって先輩であり兄でもあった。いくらなんでも「文庫本」という言葉くらい知っていよう。

  • 僕たちが今進んでいる方向の未来にドラえもんはいますか
      仁尾 智

     藤子・F・不二雄原作の「ドラえもん」。言うまでもなく、1970年代にテレビアニメ化され、長く愛され続けている漫画だ。未来から来たドラえもんは、失敗続きののび太少年を、ポケットの「ひみつ道具」を出して助ける。たとえば、どこにでも行くことができる「どこでもドア」。

      なんとなくどこでもドアに似てたのでこのアパートに住むことにした
         緒川景子

     その「ドラえもん」の題で短歌を募ったのは、NHKのテレビ番組で枡野浩一が短歌塾講師をつとめた折である。ユニークな作品が寄せられ、その後ブログに場を移し、さらに多くの投稿歌が集まった。その中から、傑作選「ドラえもん短歌」が単行本になり、このたび文庫本にもなった。漢字はふりがな付きなので、子どもたちと一緒に読むのも一興だろう。
     それにしても、「ドラえもん」で描かれた子どもの風景は郷愁を感じさせる。

      ジャイアンがもうこの町にいないのは空き地が消えたせいなのだろう
        佐々木あらら

     いわゆるガキ大将的な腕白少年も少なくなり、「空き地」よりも、塾やスイミングスクールなどに子どもたちは集う。
     掲出歌にも、はっとさせられる。ドラえもんという「未来」は、弱い存在ののび太を助けてくれた。「今進んでいる方向」の日本に、はたしてドラえもんはいてくれるのだろうか。幸福な未来像を描きづらい若者たちの、心の声のようでもある。

    (2012年7月8日掲載)

  • ドラえもんを知らない人はいないし、登場人物のキャラクターや物語の設定もかなりの人が知ってる。
    しかも「ちびまるこちゃん」「サザエさん」と違ってSFファンタジーでもあるから想像を刺激される。
    どの短歌もよくできている。
    小学生にもわかるし(恋愛がらみの歌以外)。
    もっとたくさん読みたいという気持ちになった。

  • 読売新聞の編集手帳に取り上げらており、興味を持った。確か「自転車で 君を家まで 送ってた どこでもドアが なくてよかった」が載っていて強く惹かれた。

    中身は短歌が吹き出しの中に書かれている。
    一番気に入った短歌は「」タケコプター 操縦法を 知らなくて ママは空から もどってこない」。


    最後の解説があたたかい。ほっこり。

  • すごくほっこりしました。

    何度も読み返せるすてきな本でした。

  • ああードラえもんに会いたいなぁ・・・
    良い子じゃないドラえもんや大人なドラえもんも出てきます。
    ドラえもんはやっぱり、みんなのドラえもんなんだなぁ・・・

  • 「ドラえもん」って言葉はズルい。
    聞くだけで頭の中にぱあっとイメージが広がるもの。
    一般の方が詠んだ「ドラえもん」をテーマにした短歌を、歌人の枡野浩一さんが選んだ本、『ドラえもん短歌』。
    短いからするする読めて、でも不思議に胸にじんわり沁みて、もう1度読み返してみたくなる。
    ドラちゃん、みんながこんなにもキミのことを想っているよ。

    僕たちが 今進んでいる 方向の 未来にドラえもんはいますか(仁尾 智)

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ドラえもん短歌 (小学館文庫)の作品紹介

ぼくたちみんなの共通語=「ドラえもん」の仲間たちや、ひみつ道具を詠み込んで作る歌、それが、「ドラえもん短歌」。若者に圧倒的支持を受ける歌人・枡野浩一の呼びかけに、全国から続々と寄せられた、傑作の数々。「ドラえもん」×「短歌」という言葉のひみつ道具を駆使し、みんなの今の想いを詰め込んだ、待望の文庫決定版。

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