RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)

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著者 : 大石直紀
  • 小学館 (2011年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086553

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • ストーリーはなんとなくありそうな感じです。
    映画だと俳優によって感動するんだろうね・

  • 読後感の爽やかな、ほっこりと心が温まる物語。

    …ではあるんだけど、現実の熟年離婚(&再婚?)はこんなに単純で簡単ではないと思うので、☆3つ。


    短気で頑固で仕事一筋、自分の職に対する責任感が強すぎるがゆえにずっと家庭を顧みなかった60男。

    そういう人が、定年を機に妻が出てったくらいでこんなにポロッと素直にかわいくなれるか、っていうと現実そんなに甘くないんじゃないかな。


    私の夫は、こんなに酷くない(むしろ、家事育児などにはとても協力的だしこんなに自分本位ではない)けど、

    それでも、今の「草食系の、おしゃれイクメン」が主流の時代の夫にしては頭がカタかったり、ささいなことにも男の意地が邪魔して最後まで謝れないようなとこがある。


    その程度のかわいい頑固さであっても、もし私が彼の定年後に家を出ていくとか言ったら、男の意地できっと止めないと思う。
    きっと、というより絶対。


    男の人はそれくらい面倒くさい。
    素直に手を焼かれてれば良いものを、格好だけはつけたがるから、赤ちゃんよりも手がかかる。

    こんな簡単に行くもんか。だから、☆3でいいでしょ。

  • 感動的だった。舞台が地元(?)ということもあり買ってみたのだが、同じ理由でとても興味深く読み進んだ。
    富山特有(勝手にそう思ってるだけだが)の実直でやや不器用な夫と真面目で献身的な妻とのやりとりがリアルに描かれていた。登場人物や車輌にも、馴染みのものが少なくなくて、何となく嬉しくなった。主人公の別居とそれに対する葛藤などを通して、自分のエゴを思い返すことができたと思う。
    自分だけじゃないこと、他人がいること、他人を思いやること、他人の気持ちになること、決めつけないこと、一生懸命伝えること、取り組むこと、生きること…。
    終盤では泣きそうになった。良い作品だと思う。

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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)の作品紹介

仕事一筋の鉄道運転士・滝島徹は五十九歳、定年退職を一か月後に控えたある日、五十五歳の妻・佐和子から、看護師の仕事を再開すると宣言される。定年後は妻とゆっくり旅行にでもと考えていた徹は、その突然の申し出に戸惑い厳しい言葉を吐いてしまう。口論の末、家を飛び出した佐和子は、看護師の仕事に就き、ひとり暮らしを始める。仕事には頑固一徹で、職場での信頼も篤かった徹だったが、家庭ではうまくコミュニケーションがとれなかった。妻の考えていることにさえ気づかなかった徹は、誰もいない家に帰り、ひとり自らの人生について考えるのだったが。

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)はこんな本です

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