続・森崎書店の日々 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1057
感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086720

感想・レビュー・書評

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  • 続編は、とても悲しいことが待っていたけれど、うれしいことや素敵なことも詰まっていた。

    私はこっちのほうが好きだなあ。

    人とうまく馴染めない人たちが、たくさんの悲しみや喜びの涙を流して、心をほぐされていく。

    私も、心のままに泣ける日が来るだろうか。

    あ、古本の扱われ方もこちらの方が素敵でした。

    読後感ほっこりでした(^-^)

  • 「森崎書店の日々」の続篇。
    一作目でもった好感をそのままに、といった感じで
    読み進められたのだけど、後半に入って雲行きあやしく…。
    というのも、桃子さんが病床で貴子にするお願いが、
    まんま「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で…。
    奥付を見ると初版発行が2011年12月11日。
    「あの花」がテレビ放送されてたのは2011年の4〜6月期。
    だからなんだというわけではないけれど、
    「あの花」をまず知っていて、この展開なのでやや興ざめ。
    よくある話、なのかもしれないけれど…。
    一作目の雰囲気が好きなので、やや残念だったなって。

  • DVDを観て前作を読んで続編という順番。
    この続篇が一番良かった。
    最後の方は、まあ、よくある展開だったりするんだけど、
    実は泣きそうになってしまった。
    おそらく、言葉遣いとか舞台全体が醸し出す雰囲気が
    いいのだと思う。

    世の中に「ステキな文章」というのが無数にあるんだろうけど、
    自分が実際に読むことができる量には限界があって…。
    でも、少しでも多く触れたいと思って、いろんな本を読もうと
    している。そんな主人公貴子の気持ちがすごくよくわかる。
    まして舞台は古書店。何十年も前の人がその本を手に取って
    何かしらの想いを感じたわけで、その数えきれない様々な想いが
    古書店のカビ臭い空気のなかに漂っているんだと思う。
    その古書店にいるだけで、暖かい気持ちになるんだろうな。

  • これ以上続かないようなのは残念。設定が好きなパターン。

  • 20130904読了
    #本

  • 内容的には前作のほうが好きでした。
    今作もほのぼの感はいいんですが、前作が印象に残りすぎてるのかなぁ。

  • 泣けた。

  • 森崎書店の日々に続き、あいかわらずいい本でした。

  • 割と好きだなあと思ってたら、続編があったのでお買い上げ。前回から3年後のお話。はじめは淡々としていたけど、後半は思わずホロリな場面も。しかし、読後感はよかったので☆4つ。

  • 落ち着きます。

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著者プロフィール

1977年千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。「森崎書店の日々」で第三回ちよだ文学賞大賞受賞。同作品は映画化された。著書に「続・森崎書店の日々」「純喫茶トルンカ」「純喫茶トルンカ しあわせの香り」がある。

「2023年 『きみと暮らせば 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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