タイマ (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 130
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094086782

感想・レビュー・書評

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  • 高校生か大学生の時に読んで、10年後に改めて読んでみた。

    いつも心が揺さぶられたページは端を折っておく。
    昔の自分が折ってたページをあらためて読むと、なんでここが気になったんだ、、と理解できないところもあった。

    唯一昔の自分に共感できたのは、僕が過去の女性を食い物にして、自身の小説の中に女性を投影しているというところ。

    どこまでが実話なのかフィクションなのかわからないけれど、各作品に出てくる痛々しくて病的な女性像は、全てが現実ではないにしろ作者の経験に基づくものだからこそ、リアルで魅力的に感じるのだと何となく納得でした。

  • 大麻所持で逮捕された小説家の主人公と、
    恋人の踊り子の物語。

    the 嶽本野ばら。
    共感できる箇所は一節もないのに夢中になって読んでしまう。
    話がやや単調だったので盛り上がりがなかったのが残念かな。

  • 著者が犯した犯罪とフィクションを組み合わせた恋愛小説でした。

    ファンタジー多め!

    (2012.12.17 読了)

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著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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