考えない練習 (小学館文庫)

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著者 : 小池龍之介
  • 小学館 (2012年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087000

考えない練習 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ついつい考え込んでしまう性格。
    いったんギアが入ると、なかなかニュートラルにできない。
    あ~ぁ、疲れる!
    と、自分でも思うことが(笑)

    「考えない」ことが練習でできるの?
    なんて魅力的な!!
    思わず手に取った本です。

    が…
    ”考えない”ためには五感をとぎすませなければならず…
    ”考えない”ために、”考えなければならない”?

    思っていたのと違う。
    これが正直な感想です。

  • 読書録「考えない練習」4

    著者 小池龍之介
    出版 小学館

    P93より引用
    “それより良いのはもちろん、最初からまったく不愉快にならな
    いですますことです。それには、脳内における情報処理が勝手に
    進んでしまわぬよう、「情報を入り口で止める」訓練が必要にな
    ります。”

     目次から抜粋引用
    “思考という病
     身体と心の操り方
     話す
     聞く
     見る”

     僧侶である著者による、身体と心を穏やかにする為の方法を記
    した一冊。
     考えすぎる事による害についてから脳研究者との対談まで、仏
    道修行の手法をもとに書かれています。

     上記の引用は、心の情報操作について書かれた項での一文。
    色々な雑音が耳から入ってきているにも関わらず、それに心を動
    かされないという境地に至るのは、余程の修行が必要であるのだ
    ろうなと思います。
     とにかく情報が常に流れ込んで来る時代ですので、上手く調整
    するためにもこの本のような手法は役立つのではないかと思いま
    す。

    ーーーーー

  • 一切皆苦についてよくわかる
    ようは考え過ぎないということだろう
    なぜ? 考えすぎても意味がない
    自然に流れることも大切か

  • 仕事上でのまわりの社員との確執。仕事で失敗することへの恐れ。
    自分で勝手に作り上げるその環境。

    見方を変えれば何のこともないことがほとんど。そんなヒントをくれる本だった。
    この本には書いていなかったと思うが、開き直って取り組むことも有効かなと感じることができた。

  • 【経緯】
    おだりーの推薦

    【感想】
    読みやすい文章だし、ぶれない内容。
    めっちゃ興味深いっす。
    仏教の知識深めたいナー。

    五感をフル活用。
    現実を感じ、
    思考・感情を見つめ、動きに気付き、
    コントロールする。ということ。

    話す・聞く・見る・書く/読む・食べる・捨てる
    ・触れる・育てる

    【共感】
    ・むやみやたらに「ありがとう」って言っても、
    本心が伴わなければ、行動と思考が一致せず、
    混乱を与えるだけ。
    ・他人を心配するという事は自分の不安からの逃避。
    ・周りを自覚的に「見る」
    通学路毎日通っていても、毎日新しい発見があって
    面白くて私は好きだった。細部まで思い出せる。
    でも今は通勤で周りを見ていないから、
    景色も何にも覚えていない。
    明日は何もせずに周りを見てみようと思った。

    【発見】
    現実の五感<過去のデータ=ボケのはじまりという考え(!
    仏教の教えに沿って書かれているけど、
    案外すんなり受け入れられた。
    なんだかんだ仏教の国に生まれ育ったんだなぁ。

    【不可解】
    害のあるものから避けることと
    自分の都合の悪いものから避けることの違いは?
    贅沢と娯楽の違いは?
    贅沢品が自分の嗜好の場合は嗜好と捉えられるのかしら?
    私は刺激的な音楽も好き。混乱を含んだ芸術も好き。
    混乱を怒りをそのまま受け入れるとか、
    それらを昇華することに対して仏教の観点ではどう思われてるのかしら。

  •  TVCMを見て、気になって読みました。
     今、私がまさに必要としている教えがいっぱい詰まっていて勉強になりました。心を整理して、常に落ち着いた状態でこの本の教えを実行出来るような人間になりたいです。
     普段読まないタイプの本なのか、書かれている内容を理解するのにいつもよりゆっくりなペースで読みました。
     池谷裕二さんとの対談も面白かったし、心理学や脳科学の奥深さに面白いと感じました。苦みや痛みなどの身体的なものから脳は進化しているって面白いです。

    今の私に刺さった部分を引用します。善友の部分は、旦那に教えてあげたいと思ったが、こういう考え方がいけないのだというのも同時に学んだ本でした。

    「・・・ものを増やしてしまうというのは、目の前の視野、現実的な目の前に見えている視界を見えなくさせるきりを作りだしてしまうのです。
     いま自分がなすべきことは何か、自分にとって適切なことは何か、自分はどういう人といたら良いか、どういう話し方をしたら良いか、どう人の話を聞いたら良いかといった瞬間の判断を鈍らせる、霧になるのです。」(p.162)

    「あなたのため」のアドバイス攻撃をしない(p.194)

    「自分の意見を押しつけたい」欲に操られない」(p.197)

    「仏道には、【善友(ぜんゆう)】という言葉があります。お互いの心を成長させていく、かけがえのない関係の友人ということですが、ブッダの教えというのは、必ずしも万人と仲良くしましょうといった博愛的な、偽善的なニュアンスというものはまったくありません。むしろ、ある意味もっと厳しいもので、お互いが堕落するような関係や、お互いの煩悩が増えるような関係、付き合っていて自分のグレードが落ちてしまうような相手からは距離を置くべきだと教えています。」(p.204)

  • 新たな発見がいくつかあった。

     心はひたすら「より強い刺激を求めて暴走する」という特徴を持っている。

     普段は、思考を操れずに多くのことを「考えすぎる」せいで、思考そのも  のが混乱して、鈍ったものになってしまいがちなのです。

    まさに、なんとなく思っていたことだ。

    最近はipodのおかげで隙間時間をpodcastで埋めることが増えてきていた。これも「考えすぎる」一因だ。これからは、podcastを減らそう。

    「大笑い」の考察も、目から鱗だった。笑いの効用が言われているが、個人的に違和感を感じていた。理由がわかり府に落ちた感じだ。

  • 感覚に集中することによって、思考のノイズをうまくコントロールする、という内容。常に思考に支配され、脳が凝りかたまっている自覚があったので、非常に参考になった。ただ、少し浮世離れしている印象を持った箇所があり、書かれていることを完遂してしまったら私はサラリーマンとしてやっていけるのだろうか、と若干不安に思った。数年後、数十年後読み返したらまた違った感じ方ができそうな本。あと、お笑いだけは脳に悪影響であっても今のところ譲れない。

  • 現在のマインドフルネス本とも符号する部分が多数あり。
    お金の使い方が特にお気に入り。物をかうということが投資という概念。いいものにお金をかけて、作ってくれた人に還元する。

  • 「考えること」とは、強い刺激を求めてやまない心の傾向性に支配されることであるという考えから、考えることをやめて五感を通じて得られる経験の諸相を見つめることを読者に勧めている本です。

    巻末には、記憶力に関する著作で知られる池谷裕二との対談が収録されており、脳科学と原始仏教というそれぞれの立場から、私たち人間の心の精妙な働きについて、ときに大胆な推測も織り込みながら、議論が交わされています。

    原始仏教の実践哲学を「心理主義的」と形容するのは適切ではないのかもしれません。また、著者が語っている方法は非常に具体的であり、そこに本書のもっとも大きな魅力があることも十分に理解できるつもりです。しかしながら、それでもやはり本書には、自分自身の心のあり方をコントロールするための技法として読まれてしまうような側面があることは否定できないような気がします。

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考えない練習 (小学館文庫)の作品紹介

「イライラ」「不安」は、練習で直せる。考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは、もっと「五感」を大切にする生活。それは決して難しいことではなく、ちょっとしたコツの習得で可能になる。ここではその方法(練習)を気鋭の僧侶が余すことなく語りかける。極めて実践的と評判の心のトレーニングで、不安のない日常を手にしよう。さらに、脳研究者・池谷裕二さんとの「脳と心の不思議な関係」と題した対談も収録。単行本は発売と同時に、新聞、雑誌、テレビなど数々のメディアで絶賛され、累計三十万部を突破する。ついに待望の文庫化で、完全保存版誕生。

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