考えない練習 (小学館文庫)

  • 1096人登録
  • 3.61評価
    • (57)
    • (110)
    • (111)
    • (15)
    • (12)
  • 111レビュー
著者 : 小池龍之介
  • 小学館 (2012年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087000

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
デール カーネギ...
村上 春樹
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

考えない練習 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 感覚に集中することによって、思考のノイズをうまくコントロールする、という内容。常に思考に支配され、脳が凝りかたまっている自覚があったので、非常に参考になった。ただ、少し浮世離れしている印象を持った箇所があり、書かれていることを完遂してしまったら私はサラリーマンとしてやっていけるのだろうか、と若干不安に思った。数年後、数十年後読み返したらまた違った感じ方ができそうな本。あと、お笑いだけは脳に悪影響であっても今のところ譲れない。

  • 読書録「考えない練習」4

    著者 小池龍之介
    出版 小学館

    P93より引用
    “それより良いのはもちろん、最初からまったく不愉快にならな
    いですますことです。それには、脳内における情報処理が勝手に
    進んでしまわぬよう、「情報を入り口で止める」訓練が必要にな
    ります。”

     目次から抜粋引用
    “思考という病
     身体と心の操り方
     話す
     聞く
     見る”

     僧侶である著者による、身体と心を穏やかにする為の方法を記
    した一冊。
     考えすぎる事による害についてから脳研究者との対談まで、仏
    道修行の手法をもとに書かれています。

     上記の引用は、心の情報操作について書かれた項での一文。
    色々な雑音が耳から入ってきているにも関わらず、それに心を動
    かされないという境地に至るのは、余程の修行が必要であるのだ
    ろうなと思います。
     とにかく情報が常に流れ込んで来る時代ですので、上手く調整
    するためにもこの本のような手法は役立つのではないかと思いま
    す。

    ーーーーー

  • 一切皆苦についてよくわかる
    ようは考え過ぎないということだろう
    なぜ? 考えすぎても意味がない
    自然に流れることも大切か

  • 仕事上でのまわりの社員との確執。仕事で失敗することへの恐れ。
    自分で勝手に作り上げるその環境。

    見方を変えれば何のこともないことがほとんど。そんなヒントをくれる本だった。
    この本には書いていなかったと思うが、開き直って取り組むことも有効かなと感じることができた。

  • 【経緯】
    おだりーの推薦

    【感想】
    読みやすい文章だし、ぶれない内容。
    めっちゃ興味深いっす。
    仏教の知識深めたいナー。

    五感をフル活用。
    現実を感じ、
    思考・感情を見つめ、動きに気付き、
    コントロールする。ということ。

    話す・聞く・見る・書く/読む・食べる・捨てる
    ・触れる・育てる

    【共感】
    ・むやみやたらに「ありがとう」って言っても、
    本心が伴わなければ、行動と思考が一致せず、
    混乱を与えるだけ。
    ・他人を心配するという事は自分の不安からの逃避。
    ・周りを自覚的に「見る」
    通学路毎日通っていても、毎日新しい発見があって
    面白くて私は好きだった。細部まで思い出せる。
    でも今は通勤で周りを見ていないから、
    景色も何にも覚えていない。
    明日は何もせずに周りを見てみようと思った。

    【発見】
    現実の五感<過去のデータ=ボケのはじまりという考え(!
    仏教の教えに沿って書かれているけど、
    案外すんなり受け入れられた。
    なんだかんだ仏教の国に生まれ育ったんだなぁ。

    【不可解】
    害のあるものから避けることと
    自分の都合の悪いものから避けることの違いは?
    贅沢と娯楽の違いは?
    贅沢品が自分の嗜好の場合は嗜好と捉えられるのかしら?
    私は刺激的な音楽も好き。混乱を含んだ芸術も好き。
    混乱を怒りをそのまま受け入れるとか、
    それらを昇華することに対して仏教の観点ではどう思われてるのかしら。

  •  TVCMを見て、気になって読みました。
     今、私がまさに必要としている教えがいっぱい詰まっていて勉強になりました。心を整理して、常に落ち着いた状態でこの本の教えを実行出来るような人間になりたいです。
     普段読まないタイプの本なのか、書かれている内容を理解するのにいつもよりゆっくりなペースで読みました。
     池谷裕二さんとの対談も面白かったし、心理学や脳科学の奥深さに面白いと感じました。苦みや痛みなどの身体的なものから脳は進化しているって面白いです。

    今の私に刺さった部分を引用します。善友の部分は、旦那に教えてあげたいと思ったが、こういう考え方がいけないのだというのも同時に学んだ本でした。

    「・・・ものを増やしてしまうというのは、目の前の視野、現実的な目の前に見えている視界を見えなくさせるきりを作りだしてしまうのです。
     いま自分がなすべきことは何か、自分にとって適切なことは何か、自分はどういう人といたら良いか、どういう話し方をしたら良いか、どう人の話を聞いたら良いかといった瞬間の判断を鈍らせる、霧になるのです。」(p.162)

    「あなたのため」のアドバイス攻撃をしない(p.194)

    「自分の意見を押しつけたい」欲に操られない」(p.197)

    「仏道には、【善友(ぜんゆう)】という言葉があります。お互いの心を成長させていく、かけがえのない関係の友人ということですが、ブッダの教えというのは、必ずしも万人と仲良くしましょうといった博愛的な、偽善的なニュアンスというものはまったくありません。むしろ、ある意味もっと厳しいもので、お互いが堕落するような関係や、お互いの煩悩が増えるような関係、付き合っていて自分のグレードが落ちてしまうような相手からは距離を置くべきだと教えています。」(p.204)

  • 新たな発見がいくつかあった。

     心はひたすら「より強い刺激を求めて暴走する」という特徴を持っている。

     普段は、思考を操れずに多くのことを「考えすぎる」せいで、思考そのも  のが混乱して、鈍ったものになってしまいがちなのです。

    まさに、なんとなく思っていたことだ。

    最近はipodのおかげで隙間時間をpodcastで埋めることが増えてきていた。これも「考えすぎる」一因だ。これからは、podcastを減らそう。

    「大笑い」の考察も、目から鱗だった。笑いの効用が言われているが、個人的に違和感を感じていた。理由がわかり府に落ちた感じだ。

  • 現在のマインドフルネス本とも符号する部分が多数あり。
    お金の使い方が特にお気に入り。物をかうということが投資という概念。いいものにお金をかけて、作ってくれた人に還元する。

  • 「考えること」とは、強い刺激を求めてやまない心の傾向性に支配されることであるという考えから、考えることをやめて五感を通じて得られる経験の諸相を見つめることを読者に勧めている本です。

    巻末には、記憶力に関する著作で知られる池谷裕二との対談が収録されており、脳科学と原始仏教というそれぞれの立場から、私たち人間の心の精妙な働きについて、ときに大胆な推測も織り込みながら、議論が交わされています。

    原始仏教の実践哲学を「心理主義的」と形容するのは適切ではないのかもしれません。また、著者が語っている方法は非常に具体的であり、そこに本書のもっとも大きな魅力があることも十分に理解できるつもりです。しかしながら、それでもやはり本書には、自分自身の心のあり方をコントロールするための技法として読まれてしまうような側面があることは否定できないような気がします。

  • 僧侶である著者が「なぜヒトはやたらと雑念が多くなってしまうのか」について説明しています。また、雑念をうまく振りほどいて安穏な精神状態になるにはどうすればよいかについても説明しています。雑念発生のメカニズムについては概ね僕が普段から思っていることと同じで、しかもそれを明文化してくれているのでよりはっきり自覚的になれました。対処法についても感覚に注意を注ぐことが大事とのことなので、意識していきたいと思います。

  • The title is so catchy! Why should I try to NOT think? What for? The answer is in the book.(kaoriさん
    )

  • 「考えない」練習というよりは、「五感」を大切に、より集中することをメッセージとしている本。

    われわれは「考えすぎる」せいで混乱しているとのこと。

    本書の中で、一番のメッセージは五感を能動的に「感じる」ということ。
    「見えている」と「見る」
    「聞こえている」と「聞く」
    「においかする」と「嗅ぐ」
    「味がする」と「味わう」
    「感じている」と「感じる」
    そういえば、能動的に五感を活用するって最近あんまりないなぁと思うところです。

    また、今回、驚きが
    仏道において、人が幸せに生きてくために育てるべき感情は
    「慈」 人々を含めたほかの生き物が平和で穏やかであることを願う感情
    「悲」 哀れみの感情や悩みや苦しみがなくなることを願う同情心
    「喜」 他者が幸福になって喜んでいるとき、自分もそれを見てともに喜べる感情
    「捨」 怒りや迷いをもつクセをなくし「平常心」を保つ心の状態
    と4つのみで、「感謝」はないとのこと。
    ブッダが弟子たちに感謝している記述はないとのこと。
    これは、びっくりしました。
    まぁ、感謝は努力して持つ感情ではないとのことですが、うーんってな感じでした。

    読み進めると、前回読んだ「反応しない練習」につながるようなところがいくつかあります。
    例えば、観察結果をいちいちフィードバックしない
    といったメッセージ!
    根っこは一緒ということでしょうか。

    ただ、本書は正直、ところどころ「うざいっ!」というような思考や物言いや、ちょっとそれはといった物言いが出てきます(笑)

    正直そこはいまいち(笑)

  • 当然ながら仏教ベースなので、科学的な話より観念的な話が多いのは否めないが、全体として悪くないかなと思った。得に冒頭の「考えすぎるとはどういう状態なのか、なぜよろしくないのか」という説明にとても頷く。

  • 何度も読み直したい本
    かみ砕いて少しづつ、考えない練習を身に付けたい 手元にいつも置いて読みたい本

  • タイトル通りの内容だった。

  • 著者はお坊さん。
    考えないって大切だなぁって
    思える本です。
    気分が楽になる本です。

    でも考えてしまうんですよね。(笑)

  • 禅の説明が興味深い

  • マインドフルネスを学ぼうとしていたので、これはまさに!でした。これを実践して生活に取り入れられたらどんなに心休まるだろうと思いました。
    もう一度読んで、理解を深めたいです。

  • 仏教用語は出てくるが、宗教臭かったりスピリチュアルっぽいところもなく、読みやすい(ただ、著者はあくまで坊主なので、脳関係の話にどこまで信憑性があるのかはよく分からないが)。ただ、基本的に抽象的な話が延々と続くので、なんだかあんまり読んだあと心に残らない。もう少し関連する具体的なエピソードなどを交えてくれれば、具体的にどういうことなのかがわかりやすかったのではないかと思う。

  • 煩悩を絶って心に波を立てないように云々。。。
    逆に考えて悩んで疲れてってのが人生の醍醐味やん!と気付いた1冊でした。笑

  • 自分を客観的に見ることで、「事実と感情を結び付けない」冷静に現状を評価できることの大切さ。
    刺激を受けない生活の大切さ。

  • 答えの出ない問題、かゆいところに手が届いた。それだけでも、実践する前にイライラが減った。

  • いやーとても好きです。
    気分が随分と軽くなったし、周りのいろんなものを愉しめるようになりました。

  • 考えない練習っていう本を書いてるこいつがかなり考えすぎだと思う。

    その一点につきる。

    こんなに物事考えてるやついる?

  • いろいろ考えたくないときに手に取った。
    考えないというか、頭だけでなく他の部分、五感を使おうというか。たしかに頭だけで考えるから考えすぎるのかも。なにか考える場面があるときその都度再読したい。

    気になった部分。
    「気づく力」「念力」
    「相手にとって有意義でないもの、聞かされた側が心にもない相づちやフォローを返さなければならない話は無駄話」
    「定型化していない言葉を選ぶ工夫」
    「音を立てないで動作する練習」
    「相手の感情を浮き彫りにして受け止めてあげる」「「音」を観察する」
    「視界を遮断して、自分の心の動きに集中し直す」
    「手書きで書いてみる」

全111件中 1 - 25件を表示

考えない練習 (小学館文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

考えない練習 (小学館文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

考えない練習 (小学館文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

考えない練習 (小学館文庫)の作品紹介

「イライラ」「不安」は、練習で直せる。考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは、もっと「五感」を大切にする生活。それは決して難しいことではなく、ちょっとしたコツの習得で可能になる。ここではその方法(練習)を気鋭の僧侶が余すことなく語りかける。極めて実践的と評判の心のトレーニングで、不安のない日常を手にしよう。さらに、脳研究者・池谷裕二さんとの「脳と心の不思議な関係」と題した対談も収録。単行本は発売と同時に、新聞、雑誌、テレビなど数々のメディアで絶賛され、累計三十万部を突破する。ついに待望の文庫化で、完全保存版誕生。

考えない練習 (小学館文庫)のKindle版

考えない練習 (小学館文庫)の単行本

ツイートする