偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編 (小学館文庫 ま 4-2)
- 小学館 (2012年5月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094087208
作品紹介・あらすじ
小学四年の春、ようやく自分のキャッチャー・沢登を見つけた新真之介は、リトルリーグ全国ベスト4、中学二年の春季大会では全国準優勝にチームを導いた。順風満帆、将来はメジャーリーガーの未来予想図に向かっていた野球人生は、しかし中二の夏の県大会から暗転する。彼女ができた沢登のせいだった。そこから暗黒時代に突入し、甲子園常連校への野球推薦を逃した真之介は、一般入試で高校へ入学する。ところが、合格したのは野球の名門ならぬ、東京大学合格者数全国1位の超進学校だった。面白さ抜群、史上初の高偏差値野球エンターテイメント、ついに開幕。目指すのは東大?甲子園?-。
感想・レビュー・書評
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まず、一つ突っ込ませてほしい。
何で間違えたんだよ!!
間抜けにもほどがあるだろ。
野球の名門校と勉強の名門校だろ、校風かなり違うでしょ。
インターネットは使わなかったの?画像の違いとか分かんなかったの?まさか読み間違いで…、とかじゃないよね。
学校説明会で気づかなかったの?校風ものすごい違うでしょ。
偏差値70の学校に合格するほどとは、野球に対する愛が重すぎるだろ…。
しかも、成績真ん中ぐらいでD組とかお前怖いよ!!
「恋は盲目」ってこういう時に使うのか…。
野球に対してだけど。
クラスメイトもクラスメイトだよ!!
怖すぎる。
「自習時間」の「自習」が「自由学習」や「自主学習」の略にもなるとは。
その手があったか!
ニーチェと平家物語の間に親和性があるのか?は興味深かった。
「ニーチェはそれでも生きろというけど、平家はそれなら死になさいという」
「ただ、気持ちが落ち込んでいるときに読むなら平家にした方がいいね。生きろと言われると、むしろ、死にたくなってくるから」
↑引用できるようになりたい。
「皇帝の新しい心」ロジャー・ペンローズ著
は、機会があったら読みたい。
全く関係ないのだが、この野球部、弱くても勝てたりするのだろうか?
あまりにも似てたので、つい、気になってしまった。
長文駄文失礼しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなに内部ガタガタでまとまりはなく、
短期間で甲子園行けるのかって本当に思う。
でも楽しい。
セバスチャンのカタコトの日本語も笑える。
映写部を巻き込む斬新な手法。
4巻まで一気に読めます。
野球好きな方、野球に余り興味の無い方、共に
楽しめる一冊です。
皆様も是非! -
いやいや普通は受験校間違えないでしょ・・
しかも普通に受かるとか。
色々ファンタジーだけどなんやかや
最後まで読んでしまった。 -
私実はライトノベルというものがどーも苦手なのですが、これはとてもとてもなんというか読んでて楽しい一冊でした。笑!
えーそんなことある!?あり!?
って思える内容もさることながら、漫画のようなアニメーション的な雰囲気のある小説で、そういう風に読めたらかなり楽しい!笑!!
ありえないこと多数だからこそ、え!?次は一体何やらかしてくれんの!?と、いう期待!!!
この一冊だけじゃなーんにも終わらなくかなり先が期待されます!!!笑!!!!
これは、小説読まない子供や大人、学生にも人気が出そうな雰囲気!
キャラ設定の個性的な加減やおちょくった人物像すらもワンピースに匹敵しますよ!笑!!!
まだまだ序章のような感じですがこれ今後かねり気になる感じです!!!!!! -
『「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー』がアイディア元なんだろうなー、と察しはするが、ここまでアホな設定とは思わなかった。大人が読んでも笑えた。
「おお振り」「ザワさん」「グラゼニ」とか最近の野球ものは変化球で攻めてきますね。書き尽くされたテーマでもまだこの手があったか!と思わせるだけで大成功。タイトル勝ち。
「メジャー」も「バッテリー」も読む気がしない(長すぎるし)私には楽しめた。「侍ジャイアンツ」のハチャメチャさが好きなので。
実写化は高校受験の辺りで絶対突っこまれるのでアニメ化に期待。ラジオドラマやCDドラマでも面白そう。
既刊は4巻までなのかー。続きが早く読みたい! -
ありえない設定かもしれないけど(笑)
勉強一色の学校で野球をするには・・・な話。
名門校は文武両道は目指さないのかな?
さまざまな言葉には説得力がある。
勉強に対するそれぞれの考え方は面白い。
でもまだ色々序章。
この様子でとても野球していくイメージがわかないけど。
勉強とスポーツをうまく絡めて、題名に沿った展開してくれるなら面白そうかな。 -
初刊まるまる使って前振り、ということでいいだろうか⁇
ところどころインテリジェンスを感じる記述はある。文体は標準的。読み難くはない。
ただ、読んでいて特に強く感じることもなかった。 -
この本は、この前本屋に行ったときに気になっていた本で、
そのときは、他に買いたい本があったので、
スルーしたのですが、
そのあと、図書室で全巻おいてあったので、
一気に借りて読みました。
主人公は、傲慢で豪腕なピッチャーで、
主人公のバッテリーで、強くて、かつ”ライバル”という人物も出てきて、
『メジャー』を連想させる(僕だけかもしれませんが)設定でした。
ただ内容は、一巻目なので、少し盛り上がりに欠けていたので、
次巻に期待したいと思います。 -
これはちょっと読むのがしんどい。
巻を重ねれば面白くなるかもしれないが、ちょっとつづけて読む気がおきない… -
なつかしい