逆説の日本史〈15〉近世改革編 (小学館文庫)

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著者 : 井沢元彦
  • 小学館 (2012年6月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087284

逆説の日本史〈15〉近世改革編 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 吉宗から田沼~松平定信まで。このあたりはマンガ「風雲児たち」にも詳しいけど、田沼親子は悪臣ではなく名宰相だったこと、松平定信の改革は幕末の腰抜け幕府への「はじまり」だったこと、など、「風雲児たち」と同じ解釈を取ってる。

  • 儒家的厭商主義,導致重視經濟振興的田沼意次或者德川宗春等人都在歷史上受到抹黑,種農主義的吉宗和松平定信被拱成名君。

    作者認為繪島生島事件可能是冤獄,重點是讓大奧和權力內部本來尾張一面倒的氣氛一下子逆轉,後來竟然變成紀州吉宗空降即位。吉宗的町火消制度、實用主義允許蘭書翻譯、目安箱這種傾聽民意的行為固然相當值得肯定,推廣番薯(作者強調番薯的存在在歷史上相當重要,只要不要太冷都可以亂長,一舉拯救飢荒,只是天明大飢饉是寒冷種不起來的東北因此還是無法避免)。

    吉宗最大的問題就是重農排商,儉約制度讓宗春(鼓勵藝能)失權。民間已經採取金錢本位的制度,幕府還是一樣用米來當貨幣的米本位制,這導致相當大的矛盾,因為米畢竟是商品,如果要用他拉抬稅金或經濟(幕府不屑收商業稅),一旦豐收大量生產反而會導致米價下跌,越增產越窮,但吉宗不改貴穀賤金的制度,無視經濟有自己的邏輯運作,吉宗自己介入堂島米市場來炒米價並且把其他商人弄垮(因為儒教覺得這些人是寄生蟲般的存在)。另外把稅收固定改成定免制(以前是看收成評價),也造成農民叫苦連天。作者認為,在經濟上,完全是經濟白癡。另外他也不像電視那麼颯爽而是記仇型的,把宗春弄垮之後還創立了御三卿制度,並且特別規定這三家是不會因為絕後而消滅的特權,要確保將軍家以後都是自己的血脈。

    田沼採取促進商業,收商業稅,也準備開國,但是在任中就是好死不死遇上火山爆發氣候異常和天明大飢饉,因此評價並不好,以儒家思想來看氣候異常就是為政者沒人德。但是卻被重視出身門閥的松平定信抹黑說賄賂政治云云。定信的名君說也很可疑,到關西去搶米壟斷反而可能造成他藩飢荒更慘,姑且不說這些,他把田沼鬥垮(作者認為田沼意知被暗殺和定信也有關係,這是和一橋治濟攜手的陰謀之一)之後,政策緊縮回非常極端的珠子學,因此連其他儒家學說通通禁止,蘭學也是,因此林子平的海國兵談無法上梓被禁,造成日本之後的黑船SHOCK更嚴重,作者認為要是讓這本書刊行,有識之士應該會比較早察覺,也不至於造成後來無知的災禍。定信還廢除田沼的貨幣統一政策,恢復世襲身分制度。唯一值得讚許的是人足寄場可以舒適領先社會的教育刑,但那主要是長谷川的提倡,定信的著作可以看出他其實根本分かってない,覺得在裡面過苦一點正常的懲罰型思考。

    定信的失腳是尊號問題,光格天皇出身於白石所創的閑院宮,想追贈父親太上天皇,定信堅持不准,但是因為同時也遇到家齊想要封自己父親一橋治濟為大御所,甚為尷尬。一橋此人可謂當時的大黑幕,把兒子和孫子送到各家去御三家御三卿除了水戶極力抵抗之外其他通通都淪陷(連蜂須賀家這種外樣大名都被空降),把定信先弄到白河松平家讓自己的兒子進田安家(定信覺得是田沼主導的,所以終身恨他)讓定信失去繼承將軍家的機會,然後家治在位中因為田沼政權穩固,將軍家嗣子家基被毒殺(之後家齊終身都在鎮魂命日必拜,根據怨靈信仰原理應該是冤死並且和一橋家有關。怨靈信仰主要是朝廷公家,作者認為但是到江戶中末期也開始滲入武家),空缺後來就由家齊取而代之了。

    另外作者提到德川家康引進儒教是為了政權持久,在忠臣藏事件獲得更一步的穩固,但是也因此埋下尊王的根。光格天皇是恢復皇權很重要的角色,可能是因為他家入繼梅那麼被看重,因此反而更想要重建天皇權力,恢復很多被簡略化或被遺忘的祭典諸如大嘗祭新嘗祭,然後重新用回天皇稱號。從冷泉天皇起已經九百多年都幾乎稱院,但是在他很堅持一定要用天皇。天明大飢饉時,民眾間開始流行御所千度参り,大家自發性在御所繞圍牆,以前被遺忘的御所政權不會有人去那裏請願,現在大家要開始重視這個權威因此有非常重要的意義,表示民眾又開始對天皇抱著某些期待。在這件事上光格天皇破了規矩,家康創立的家法是天皇不可以和政治牽扯上,只准弄文化相關,但是光格天皇開口要求幕府救濟民眾,而幕府後來也照辦了,造成一個天皇可以插嘴政事的先例;而尊號問題天皇家是慘敗,但是被儒學者宣稱為幕府的慘敗,這也導致一步步走向後來尊皇變成一個常識的時勢。

  • 八代将軍吉宗の政策と実情を解説。ジリ貧になること間違いない徳川幕府の方針とその原因をリアルに説明。吉宗がドラマや小説で扱われるような名君ではないことを検証している。
    単なる暗記科目でしか捉えない日本史が面白いものであることを証明する評論。
    みなもと太郎の漫画「風雲児たち」とセットで日本の学生に読ませたい必読書ですね。

  • 井沢氏の基本的な歴史の見方には同意できる事も多い。なので、ずっと読んでるわけだが。

    ただ、本書は繰り返しが多くくどい。また、近世には入ってから、少し鼻につくのは対中国、韓国に関するくだり。井沢氏は、これを書きたいために、本シリーズを延々書いているのだろうから、仕方ないといえば仕方ないが。

    また、自説を主張するあまり、筆が滑っている部分もあるような気がする。もうちょっと公平な記述もできるのではないかな。

  • 第1章 徳川幕閣の展開と改革1
    第2章 徳川幕閣の展開と改革2
    第3章 徳川幕閣の展開と改革3
    第4章 徳川幕閣の展開と改革4

  • 大筋納得。なお、儒教に対する一方的な批判が少し違う気がするが。

  • 文庫落ちしていたので図書館で借りて再読。電車内の暇つぶしには絶好。著者が攻撃する通説って、何十年前の通説よ⁉という突っ込みはさておき、独断と偏見に満ちた方が本としては面白いですよね。

  • 逆説の日本史シリーズの江戸時代編。
    綱吉以降の6代目家宣から、10代目家治までをまとめている。

    とにかく正しい歴史を理解するうえで重要なのは、「史書というのは勝者=時の権力者が書いてきたもの」という視点だ。
    書いた人自身にとって、都合の悪いことは書かれない、または都合の良いように書き換えられている、という「推測」を歴史解釈に取り入れるべき、という井沢さんの観点に大いに共感する。

    今作では、徳川吉宗およびその孫松平定信がいかに愚かな政治家であり、教科書に載る様な「名君」とは程遠いのか、そもそも性格自体も粘着質で尊敬に足らない人物だったか、はっきりと分かって非常に面白い。

  • 資料の多く残る江戸時代においても、というか多く残るが故にか、事件の本質、人物の評価というものはいかようにも変わってしまう。
    歴史的事実を前後の広く大きな流れの中で検証するこのシリーズは面白い。

  • すべてのシリーズをよんふでいるけど毎回新鮮な視点をくれる良書。星三つ

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