鍼師おしゃあ―幕末海軍史逸聞 (小学館文庫)

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著者 : 河治和香
  • 小学館 (2012年11月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087697

鍼師おしゃあ―幕末海軍史逸聞 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • なんでこんなに読んでる人少ないんだろう。面白いのにもったいない!鍼師おしゃあのキャラが強烈!江戸っ子でぇい!てやんでぃ!粋だなぁ。笑ったり切なくなったり最後まで面白かった。古川庄八、安田善次郎、成島柳北、と実在するらしい人物が多く出てきて、どんな人かネットで調べながら読みました。

  • 苦労人の鍼師おしゃあの健気さと,素朴な漁師庄八の恋愛模様がどこか噛み合ってないところも含めていじらしい.江戸っ子のきっぷの良さも生き生きと描かれて,成島柳北や安田善次郎の脇役も主人公と言っていい程精彩を放ち,幕末の混乱期を鮮やかに切り取っている,そして,江戸っ子達のたくましさにほれぼれした.

  • ざっくり言うと時代ものの恋愛小説だけど、鍼の治療から幕末の江戸の風俗などてんこ盛りで楽しかった。
    庄八さんは実在してたんだ。こんなカップルいただろうな。
    江戸はさばけてていいな。

  • 腕と気っぷの良い鍼師のおしゃあは喧嘩で担ぎ込まれた水夫の庄八と恋仲になる。幕末から明治までを実在の人物を交えながらおしゃあの視点から描く。実在の男たちの絡み方が「紋ちらしのお玉」みたいな感じもある。庄八が意外と大人物で幕府海軍との関わりが面白く、意地っ張りで変わった男女の絆がなんとも良い。成島や安田も個性的な大人物との絡みもユーモラスで面白い。針治療の描写も興味深く、幕末など時勢にはさらりと触れるだけなのが庶民の人間関係に焦点が絞られて良かった。作者のあとがきに不思議な縁もあるんだなと感心した。

  • おしゃあの一代記というより、おしゃあと庄八二人の記録って感じ。おしゃあの過去の苦労の上にあるきっぷの良さが気持ち良いのですが、二人の人生を追うせいか話が散漫になって、後半は勢いが無くなってしまい残念。

  • 江戸っ子女鍼師のおしゃあの、幕末から明治にかけての物語。
    お相手役には、塩飽島から来た水夫、のちに幕府公式のオランダ留学生に選ばれ箱館戦争にも参加した古川庄八を。

    女流作家さんの歴史作品はクセがあるものが多いような気がしますが、主人公おしゃあの江戸っ子ならではの気質からなのか、はたまた筆者自身の持たれる気質からなのか、サッパリとした文調で気持ちよく読める作品でした。

    これもひとつの、女の生き方。
    ですね。

  • 江戸から明治に生きた粋な女性の話。キップがよいとはこういうことか。
    恋愛というよりは時代の景色が楽しめた気がする。
    鍼灸院に一度いってみたくなるなぁ。肩凝りなおりそう。

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